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芸能 2008年07月30日 15時00分
お色気まっしぐらの深田恭子
15日から始まった深田恭子(25)主演の連続ドラマ「学校じゃ教えられない」(日本テレビ、火曜午後10時)。視聴率はいまひとつパッとしないが、お色気路線を突っ走る深田恭子が注目されている。 ドラマは、伝統ある女子高が男子生徒5人を入学させるところからスタート。 「深キョンは“なぜ、ひとりエッチするのか?”などの青春の疑問を手ほどきしていく美人英語教師役。顧問を務める社交ダンス部に男子生徒を勧誘する際、『女の子の手を握ったり、体を抱いたりしてもOKだし、入部してくれたら何でも言うことを聞く』などの過激なセリフもあって、まさにお色気満開です」(制作スタッフ) 深田は「“こんなことを人前で言っている”という恥ずかしさを一瞬感じることもある」と照れているようだが、なかなか堂に入っていると評判なのだ。 「来春公開予定の映画『ヤッターマン』(実写版)で、悪のセクシーヒロイン、ドロンジョ役を演じた深キョンには、まさにハマり役。そこそこの数字(視聴率)は取れるものと思われましたが、初回は9.9%、2回目は6.1%とイマイチです」(テレビ局関係者) ドロンジョは、ピチピチのボンデージスーツに身を包んだお色気がセールスポイント。映画「ヤッターマン」では、そんなセクシーキャラを現実でも超ムチムチボディーで知られている深キョンが、演じるのだから、マニアならずとも彼女がどんなコスプレ衣装を身に付けるのか、とても気になるところ。 「宣伝効果を狙ってか、製作サイドから『あまりの衣装の過激さに、監督はスタッフの写真撮影を禁止した』『深キョンが着たら、衣装のホックがはじけ飛んだ』などという情報が流されました。バスト部分は相当な露出で、Gカップはありそうな深い谷間が強調されているようです」(芸能ライター) 当初、心配されていた“肥満”になることもなく、無事撮影終了にこぎ着けたという。 「クランクイン直後に、間食を辞め、ワイン断ちをしたことで太らずに済んだ。同時に夜遊びもやめていたそうですが、撮影が終了したことで、夜遊びを復活させたようです。今、ドラマで共演している男子生徒役の男の子たちと食事デートでもしないかと、写真誌も狙っているとか」(同) 今後の深キョンは、“天然”からお色気へ自信の路線変更となるかもしれない。
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芸能 2008年07月30日 15時00分
ウエンツ瑛士「そこまでの勇気はないよ」
映画「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」(本木克英監督)が公開3週で観客動員70万人を突破し29日、東京・新宿ピカデリーで主演のウエンツ瑛史(22)と北乃きい(17)がヒット記念舞台あいさつを行った。 すでに劇場で5回鑑賞し、毎回、トイレの個室に隠れて観客の感想を聞いているというウエンツは「“きいちゃん”かわいかったという声が多いです」と報告。北乃から「男子トイレだからでしょ?女子にしたら」と言われると「そこまでの勇気はないよ」と慌てていた。配給の松竹によると、今週末で動員70万人に達する見込み。(写真=浴衣で満員御礼あいさつを行ったウエンツ瑛士(右)と北乃きい)
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芸能 2008年07月30日 15時00分
石田純一 女子大生に恋愛論を展開
俳優の石田純一(54=写真左)が29日、都内で行われた大学生向けサイト「LinNo」のPRイベントに出席した。 1日執行役員を務めた現役大学生の椿姫彩菜(24=同右)らとトークショーを行い、「素敵な恋人をつくるには、何事にも関心、感動、感謝を忘れず“3カン王”になることが大事」と恋愛論を展開していた。
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芸能 2008年07月30日 15時00分
みうらじゅん原作の映画「色即ぜねれいしょん」製作発表
みうらじゅんの自伝的小説「色即ぜねれいしょん」の製作発表が28日、京都の東山高校で行われた。 みうら自身の出身校である仏教系男子校を舞台にした青春映画。監督は田口トモロヲ。母親役には23年ぶりの映画出演となる堀ちえみ。今回の発表会見の場所は、みうら自身の母校でもあり、本作の舞台でもある。 「文化系でもなく体育会系でもなく『どうこの学校で生きていこうか?』と考えてましたね」とみうら。また、堀ちえみは「23年ぶりの映画出演で、撮影初日の前日は緊張して眠れませんでした。実際に17歳の子供がいるんですけど、大人なのか子供なのかつかみどころがない時期で。楽しそうな時期だなって思います」と語っていた。(写真=映画「色即じぇねれいしょん」の製作発表に出席した(下段左から)みうらじゅん、渡辺大知、田口トモロヲ(上段左から)臼田あさ美、リリー・フランキー、堀ちえみ、岸田繁、峯田和伸)
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芸能 2008年07月30日 15時00分
エドワード・ノートン「まいど!」
米アクション映画「インクレディブル・ハルク」(ルイ・レテリエ監督、8月1日公開)の日本プレミアが29日、都内で行われ、主演の米俳優エドワード・ノートン(38)と米女優リブ・タイラー(31)が出席した。 18年前に約4カ月、大阪に住んでいたことがあるというノートンは「僕の大阪の友達、おおきに。まいど。『ハルク』は素晴らしい作品。宮崎アニメとは違いますが」と特意の日本語であいさつした。 また、ゲストに知花くらら、小池百合子衆院議員らが訪れた。(写真=映画「インクレディブル・ハルク」のプレミア試写会に出席したリブ・タイラー(左)とエドワード・ノートン)
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芸能 2008年07月30日 15時00分
阪本順治(映画監督)インタビュー
ジブリ映画「崖の上のポニョ」で持ちきりの夏休み映画。その中へ深く斬り込むような社会派の問題作が8月2日に公開される。映画「闇の子供たち」。この作品でタイにおける幼児売買春や人身売買を赤裸々に描いた阪本順治監督(49)に話を聞いた。 原作は梁石日(ヤン・ソギル)の同名小説。タイの地下社会で実際に行われている幼児売買春や人身売買の現実をリアルに描写している。 映画化で不可避なのが幼児虐待の描写。原作では凄まじい筆致で描かれているが、これをどう映像化するのか。 「虐待シーンをしっかり描かなければ、映画にすること自体が無意味。でも、超えてはいけない品性ってあるでしょう。現場での子役たちとの関わりとか。そうした不安を乗り越え、自信を持って作りたいと思ってました。しかも自国ではなく他国に行って作るわけだから。タイの恥部を暴くわけではないことを念頭に置かないと」 タイで大がかりなロケも敢行した。 「タイ側スタッフとの意志の疎通が大変でした。タイへはCMやドラマの撮影で行くことも多いし、現地にコーディネートする業者もあるんですが、さすがにこの映画では関わりがなかった。そもそもロケ現場自体が日本人観光客に一度も会わないような、大人でも行きたがらない危険な場所(笑)。そこで、コーディネートを東南アジアのニュースを配信しているプロのジャーナリスト集団に頼んだんです。彼らがタイ側スタッフにシーンの意図などを説明して。じゃないとスタッフが動けないから」 この映画にはタイの俳優も出演している。自国の恥をさらすような作品に出演する心境とは、どのようなものか。 「大人の俳優たちは事実を知っているし、理解もしています。でも、タイでは幼児買売春や人身売買について映画もドラマも触れることは全くない。タイでの映画はあくまでも大衆娯楽。社会的なメディアとしての意味を持たされてないので、ものすごく検閲が厳しい。だから、買う側を演じるタイの役者たちが、出演が決まっているのにどんどん逃げていく。困りました(笑)。そこで、俳優業に無縁だった人に脚本を読んでもらい、納得の上で出てもらったりして。私が脚本を書いたので現場でセリフも10分の1に減らしたり。このへんも臨機応変(笑)」 一方、自ら売り込んできた俳優もいる。マフィア組織で売春の現場を仕切るチット役のプラパドン・スワンバーン。 「彼はタイの大スターです、主演映画の巨大なポスターが何枚も街頭に張られているような。なのになぜ出たいのかを聞いたら“この映画にはタイ人が言いたかったことがあるから”と言ってました。確かにタイでは映画化できないテーマ。この映画もこのままではタイ国内で上映できません。当局の検閲を受けるし、下手したら上映そのものが禁止になる。タイの映画監督の皆さんが上映に向けて応援に動いているのですが、ハードルは高いですね」 日本人俳優のキャスティングも豪華。主役の江口洋介は同世代の役者でリアリティーを醸し出せる人という条件にマッチした。 「新聞記者として清廉潔白な感じを出せるという設定に最適でした。しかも、今までこうした役で映画に出たことがない点でも新鮮味がありましたし」 宮崎あおいは、こうした世界を分かった上で演技できるかどうかが問題だった。 「彼女の演技力の高さは周知ですから心配ありません。しかも彼女は自ら外国に出向き、子供の実状を見ているんです。この仕事のオファーを受けたときも“子供の人権に興味があるから”と即答でした」 ところで梁石日が原作を書いたのは一昔前のこと。どう現状が変化しているのかを調べる必要もあった。 「コーディネートを頼んだジャーナリスト集団から詳しい現状を聞き、施設にも足を運んで宿の中も取材できた。彼らの案内があったからこそ劇映画ながらドキュメンタリー的にできたと思ってます」 現在ではタイ警察の取り締まりも厳しくなっているが、それだけに人身売買の潜在化が進行している。 「タイで売買される子供は梁さんの原作だとタイの少数民族になってますが、最近ではそうじゃなく、カンボジアやベトナムなど隣国から連れて来られている。この映画で子供たちにセリフはありません。言葉が分からないまま売春宿に放り込まれているから」 例えばプーケットの大津波やミャンマーのサイクロンなどでも、子供を保護するという名目で売買されている。それも売春目的だけではなく、格安の労働力としても。 「ある種の災害の陰で子供が持っていかれる…それが現実なんです。買うヤツがいるから売るヤツがいる。そのあたり本末転倒にならないようにしないと」 それは日本人とも決して無関係ではない。 「幼児買春者は大量の観光客に紛れてタイにやって来る。そうした“特殊な客”の中に日本人が圧倒的に多いのも事実なんです。タイはエステやら何やらで日本人観光客の渡航先として一番人気。でも現地のNGOは“タイに日本人は来ないでくれ”と言ってます。この問題に日本人の側も本気で腰を上げるべきでしょう」〈プロフィール〉 さかもと じゅんじ 1958年10月1日生まれ、大阪府堺市出身。横浜国立大学中退。在学中から自主映画を製作する一方、石井聰互や井筒和幸、川島透の現場に美術助手や助監督として参加。1989年「どついたるねん」で監督デビュー。同作で芸術選奨文部大臣新人賞、日本映画監督協会新人賞、ブルーリボン賞最優秀作品賞などを受賞。2000年には「顔」でキネマ旬報ベストワンや2001年度日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞。今年も藤原竜也主演の映画「カメレオン」が公開され話題を呼んだ。○「闇の子供たち」ストーリー タイ在住の新聞記者、南部浩行(江口洋介)が若いカメラマン与田博明(妻夫木聡)の協力を得て、闇ルートで取引されている臓器の密売に関する取材を開始する。しかし、金のために子供の命が容赦なく奪われる実態のおぞましさは、想像を遙かに超えていた。一方、理想を胸にバンコクのNGO団体へ加入した音羽恵子(宮崎あおい)も、子供たちが晒(さら)されている悲惨な現実を目の当たりにしていく。
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トレンド 2008年07月30日 15時00分
「私、テレビの味方です」テレ東新番組『A×A』に致命的ミス
テレビ東京でスタートした『A×A』。これは今年度入社の新人女子アナ相内優香(22)と秋元玲奈(23)の2人をメインに据えて、お届けしている深夜の情報番組である。今度、こんなイベントやりますよーとかこんな番組が始まりますよーみたいなアナウンスをすることで自局の宣伝をしているわけだ。まあ、それ自体は悪いことではない。 しかし!!致命的にダメな点がある。それは番組のメインを「女子アナ」にしていないことだ。 のっけから怒りモードなので、ついて行けない読者のためにどういうことか説明しよう。例えばフジテレビの『アナ☆ログ』。フジのアナウンサー(男性含む)が大量に出演し、アナウンサーがメインの話題になるような構成で番組が作られている。アナウンサーが主役になれるのだ。 ところが、『A×A』は情報がメインになっているのだ。案外、指摘されないが、この違いは大きい。 女子アナをフィーチャーした番組は各局にいくつも存在する。日テレの『アナ☆パラ』、TBSの『アナCAN』、テレ東の『東京女子アナクルーズ』…。各局が自局の女子アナを売りだそうと必死である。 特にTBSとテレ東は新人だけに番組を持たせるという大抜擢で一気にブレイクを狙っているようだ。 ところが、どの番組を見ても食い足りない。そう感じている視聴者は少なくないだろう。我々が知りたいのは女子アナに関する情報であって、グルメ情報とか映画情報ではないからだ。そんなものは他の番組やインターネットに任せておけばいいのだ。 その点、素晴らしいのはフジテレビの『アナ☆ログ』だ。アナウンサーをこれでもかとプッシュし、素顔を伝えた上で、「こんな私ですが、良かったらファンになって下さい」という姿勢なのだ。見事に針を振り切っている。もはや「会社員であるアナウンサーがタレント気取りなのは許せん!」という時代でもあるまい。みんな気付いているように、アナウンサーとは会社員であると同時に、局専属のタレントなのだ。でなければ、go!go!ガールズなんてユニットを結成するのは理にかなわない。 ついでに言わせてもらえば、秋元玲奈の姉はフジテレビの秋元優里(24)なのだが、先日の『A×A』でその姉の話題になったのに、アナウンサー云々と触れなかったのはかえって不自然。そんなこと、みんな知ってるんだから!
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その他 2008年07月30日 15時00分
「アキバ探検隊」ちらし寿司の自動販売機発見
自動販売機文化が発達するアキバで、ちらし寿司など米飯専門の自動販売機を発見した。業務用精米機メーカーの「サタケ」(本社=広島県東広島市)が東京本社を置く千代田区外神田4丁目の本社入口にあり、販売機にはお茶漬けや五目ご飯、赤飯、ピラフなどさまざまな米飯がセットされている。 同社によると、自販機は今年3月ごろに設置したもので、商品名は「マジックライス」という。袋の中には乾燥したアルファー化米と乾燥した具材が入っており、熱湯を注げば約15分でほっかほかご飯の出来上がり。水でも代用でき、夏場に冷たいお茶漬けをさらさらかき込んでもOK。スナック代わりにそのまま食べてもいいという。 「製造日から5年もちますので、保存食にも最適です。災害時の定番アイテムとして自治体や各種企業に大量納入するほか、持ち運びに便利なので海外旅行やアウトドアにもぴったりです。アキバという土地柄、自販機に入れたらどうかと思って実験的に設置したところ、予想以上に売れ行きがよかった。ほかの街だったらここまで売れたかどうか」(広報担当者) まとめ買いするお客さんもいたため、全21枠に単品枠のほかお得な3個セットなども設け、売れ行きをみて商品を入れ替える。夏場はちらし寿司やお茶漬けが売れ線だ。「何コレ〜」とおもしろがって買う中学生から、若い女性や年配客まで、客層が幅広いことにも驚いているという。 平日午前8時半〜午後5時20分ごろまでは、本社1階でお湯などを用意しているため、その場で調理できる。 記者のおすすめはちらし寿司をそのままポリポリ食べること。さんざん遠慮しながら、最終的におっかなびっくり食べた後輩記者は「こ、こりゃあ、涙が出るほどうめえっす!」と完食してしまった。
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レジャー 2008年07月30日 15時00分
地方競馬スペシャル 新鋭トレーナー・山中尊徳調教師に迫る
デビュー戦で初勝利。最高のスタートを切った。 先月、6月19日付けで厩舎を開業した山中尊徳調教師(船橋)が、21日の船橋競馬3R・新馬戦で管理馬(アランフェスロマン)を初出走させ、見事初勝利を挙げた。「おめでとう!やったな!」祝福の声に囲まれ、少し照れたように安堵の微笑みを浮かべ、喜びをかみ締めた。 コンビを組んだ石崎隆騎手がレース後に話したひと言が印象深い。「山中がきっちり(調教で)乗っているから」。ジョッキーのデビュー戦勝利に比べ、調教師のそれとなるとグッと数は減るだろう。さらには同馬のオーナーも、初めて持った馬で初勝利というおまけ付きだ。地道に積み重ねた努力がこの幸運を引き寄せた。 「今の地方競馬の状況で調教師をやるのは大変だと思うけど、競馬場に入った時から『ここに骨を埋めよう』と思っていたからね」 調教師の免許試験に合格したころ、そう話していた。まじめで優しい人柄、その中に一本真っすぐに太い芯が通っている。 騎手時代で最も印象に残っている馬はダイタクリムジン。新馬戦から重賞まで、4年間に渡り全39戦をともに戦った。「デビュー前から調教をつけて、一緒にレースを学び、一緒に強くなっていった。本当に一からともに歩んだ馬だった」 思い出の馬と積み重ねた経験は、調教師としての心意気にもつながる。「ひとつひとつ、万全な状態でレースに出られるように管理したい」 現在、山中厩舎は厩務員1人と4馬房。今はまだ小さなチームが、大きな一歩を踏み出した。
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レジャー 2008年07月30日 15時00分
小倉記念追い切り速報 ミヤビランベリ 攻めのケイコで重賞V2だ
再度、気持ちはひとつ。「第44回小倉記念」(JpnIII 芝2000m 8月3日)の追い切りが30日、栗東トレセンで行われ、ミヤビランベリがさらに上昇を思わせる走りを披露した。前走の七夕賞は7番人気で鮮やかに逃げ切ったが、人気薄の甘いマークだけが勝因ではない。きっかけをつかんだ今、成長力のある血統からは目が離せない。 あの激走がフロックではなかったことを証明する。七夕賞の覇者ミヤビランベリがさらに調子を上げてきた。 「確かに前走はマイペースで逃げられたし、すべてがうまく運んでくれた。でも、勝因はそれだけじゃないですよ。もともと期待の大きかった馬で、骨折で出世が遅れなければもっと早くに重賞で活躍できたはずだから」と牧田助手は強調した。 父オペラハウスはメイショウサムソン、テイエムオペラオーの父として知られる。成長力に富み、もうひとつの大きな特徴は夏場に強いことだ。母系にはホリスキー、マルゼンスキー、テスコボーイと古くから日本に根付いている種牡馬の名前が見られる。もちろんこちらも、高温多湿の日本の気候にフィットしたからこそ、生き残ってきた血統だ。 血の背景を裏付けるように、この中間、ランべリの動きはいい。 「最近は精神面でも成長してきて、どっしりした風格というか、重戦車のような雰囲気が漂ってきた。いい感じになってきましたね」 ただ、そんな充実一途の馬にも、不安点はひとつある。テンから競られると持ち前の粘りを発揮できないことだ。しかし、今回はどうしても逃げたいという存在はない。 「メンバーを見渡してホッとした。他に行きそうな馬がいないのは何より。それでも、前走よりはマークがきつくなるでしょうが、自分の競馬さえできれば結果は期待できる」 ハンデも陣営の見込み通り55kgで落ち着いた。「この馬自身、まだまだ底を見せていない。このハンデなら十分楽しみを持って臨める」 サマー2000王者へ、重賞連覇も十分ありそうだ。 【最終追いVTR】角馬場で体をほぐし、CWコースへ。ラストは鞍上の大きなアクションの割に反応がひと息だったが、攻め馬は動かないタイプ。中2週でこれだけのケイコができれば、態勢は整ったといえる。