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その他 2012年11月19日 12時00分
本好きオヤジの幸せ本棚(30)
◎オヤジ人生にプラス1のこの1冊『カンパニュラの銀翼』(中里友香/早川書房 1890円) 贅沢な小説、というものがある。さまざまなジャンルの要素がぎっしりと詰まっているのに窮屈な感じがなく、むしろそうした要素がスマートに結合し合っているような小説だ。第2回アガサ・クリスティー賞を得た本書『カンパニュラの銀翼』が好例である。 先にこの賞について触れておこう。クリスティーの生誕120年を記念して2010年に創設された。まだ刊行や雑誌掲載がされていない未発表の小説を公募し、その中から最優秀作を選ぶ。クリスティーは世界中で読まれている作家で、ここ日本でもミステリーの女王としてよく知られている。名探偵エルキュール・ポアロが主人公の本格謎解き小説が最も名高いけれど、ほかに冒険小説風味のものなども残しており、得意ジャンルが狭かったわけではない。『カンパニュラの銀翼』は、そういうビッグ・ネームが付いた賞を獲得してしかるべき小説だ。 ストーリーの最初のあたりでは、1920年代の英国が舞台になっている。主人公は資産家の息子の替え玉になって名門大学に通う青年だ。学問全般に対する作者の興味、知性が生かされたペダンチックなムードが漂う。しかし物語が進むに連れ、繊細で深みのある詩情が浮かび上がってくる。そしていつの間にかSFや冒険小説の要素も盛り込まれ、スリリングな夢の世界が展開される。小説を読む喜びに浸れるはずだ。(中辻理夫/文芸評論家)◎気になる新刊『大卒だって無職になる』(工藤啓/エンターブレイン・1365円) 「大学を卒業したら働くものだと思っていたし、まさか“働けない”なんてことは夢にも思いませんでした」−−。知識も能力もあるのに働けない。一体、彼らは何につまずくのか? 若者の“今”を追った驚愕のノンフィクション。◎ゆくりなき雑誌との出会いこそ幸せなり 「原発ゼロ」でいいのか!−−目を引くタイトルにつられ手にした雑誌が、月刊誌『WiLL』の緊急増刊号(ワック株式会社/880円)。 『WiLL』は右派系と評判の雑誌で、中国や韓国など反日的な国に対する批判記事が多いことで知られている。編集長は『週刊文春』元編集長の花田紀凱氏。 この増刊号は、マイクロソフト社の創業者、ビル・ゲイツ氏が原子力の安全性や可能性について語るなど、日本が国を挙げて“脱原発”に傾きつつある風潮に一石を投ずる内容だ。 「日々、あり余る電力をムダに消費しながら、週末になると、物見遊山気分で原発反対デモに参加するため国会周辺に集まってくる」(花田氏による編集後記) テレビでおなじみになったデモの光景に、確かに違和感を覚える人も少なくない。「本当に脱原発でいいのか?」という問題提起も必要だろう。近づく解散総選挙で重要な争点となりそうな原発問題を考える上からも、一読をお薦めする。(小林明/編集プロダクション『ディラナダチ』代表) ※「ゆくりなき」…「思いがけない」の意
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芸能 2012年11月19日 11時45分
ヒット作に恵まれずなりふり構わなくなった小室哲哉
「浜ちゃん、腹をくくってくれえ。HEDMIwithTをやりたい。代弁して唄って欲しい若手の男子への言葉があるんだ。松ちゃんも一言、老後の楽しみにやっとこうやと。3人のおっさんが頑張ったら、日本も元気になるで!」と書き込んだ。 音楽プロデューサーの小室哲哉が14日、自身のツイッターでこうつぶやいた。 フォロワーの「小室さん。H Jungleの新曲、聴きたいです」、「今の時代を輝かせるH Jungleでの楽曲を浜ちゃんと届けてください もちろん、松ちゃんのラップ? も希望です!」の書き込みにこたえてのものだが、「H Jungle」とは小室サウンド全盛期の95年にお笑いコンビ・ダウンタウンの浜田雅功と結成し音楽界に旋風を巻き起こしたユニット「H Jungle with t」を指すことは小室ファンならずともピンと来るはずで、その浜田に再結成を呼びかけ、相方の松本人志の参加も呼びかけている。 「95年3月のデビュー曲『WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント』は浜田がボーカル、松本がラップのパートを担当し、オリコンチャートで7週連続1位を獲得し、あっというまにミリオンを突破。同年のオリコン年間シングルランキングでは2位となり同年の紅白にも出場。当初は2曲で活動休止の予定だったが、浜田が紅白の雰囲気に味をしめたため、96年4月に浜田の主演ドラマの主題歌としてシングル『FRIENDSHIP』を発売し以後活動を休止している」(音楽関係者) どうやら、ツイッターに書き込まれた「HEDMIwithT」は小室が考えた新ユニット名のようだが、“過去の栄光”にすがるほど現状は厳しいようだ。 「9月末に自ら率いるユニットglobeの再始動を発表するも、ボーカルで妻・KEIKOが病気療養中。先日、ファッション誌のモデルとして活躍中の壱岐尾彩花をプロデュースすることが発表されたが、ブレークするとは考えにくい。詐欺事件の際に所属レコード会社社長が立て替えてくれた被害者への弁済金など10億以上の借金があるが、このところヒット作に恵まれておらず、返済するためにはなりふり構っていられないようで、レギュラー出演する音楽バラエティー番組『スナック喫茶エデン』では俳優・池田鉄洋とのキスも抵抗なくこなすなど芸人も顔負けの仕事ぶり」(芸能記者) 7月にはGoogle+で「秋元先生に、そろそろ決めうちで、1曲小室曲使ってみません? のようなニュアンス、お伝えしておいてくれる方、いらっしゃったらお伝えしておいてください。直電すりゃいいじゃんと思うかもなんですが、ライブな声があってこそ、意味もあるかなと」とAKB48の総合プロデューサーである秋元康氏にラブコール、秋元氏も「小室哲哉様伝言、聞きました。是非、何かやりましょう。久しぶりに飲みましょう」と快諾したものの、その後の進展は不明。 果たして、今度はツイッターでどんな“ビッグプラン”をぶち上げるのか?
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芸能 2012年11月19日 11時45分
渡辺麻友アニメ「ねらわれた学園」大ヒット御礼舞台挨拶 主人公になりきりまゆゆ
11月21日にソロ3枚目のシングル「ヒカルものたち」をリリースする渡辺麻友が18日、自身初の映画主演声優を務めたアニメーション映画『ねらわれた学園』の大ヒット御礼舞台挨拶に登場した。 この日は、「ねらわれた学園の冬服を作っていただいて、今日はナツキちゃんになりきってきました」と、サプライズで主演・涼浦(すずうら)ナツキ役の髪型や服装を完全コピーして登場したまゆゆ。 「ヒカルものたち」に収録される主題歌「サヨナラの橋」を歌う彼女は、楽曲についても、「すごく懐かしい雰囲気の曲で、ナツキちゃんのケンジくんへの想いを歌った切ない曲です」とコメント。表題曲となる「ヒカルものたち」のことを聞かれると「近未来的なエレクトロサウンドな感じで、新しい私が出せると思います!」とアピールした。 映画についても「私がアニメを観て、声を聞いていた方と共演できてすごく嬉しかったです。まだご覧になってない方がいらっしゃったら足を運んでいただいてみんなで感想など話し合っていただけると嬉しいです」と話した。 眉村卓原作の「ねらわれた学園」は、1981年に薬師丸ひろ子主演で映画化、翌年には原田知世主演でドラマ化され、いずれも大ヒットを収め話題になった作品。現在までに計6回にわたり実写化されてきた話題作を、監督の中村亮介自ら脚本を執筆。(※内藤裕子との共著)時代を現代の中学校に置き換え、新しい解釈によるアニメ映画化が実現された。
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芸能 2012年11月19日 11時45分
ももいろクローバーZが初の『オールナイトニッポン』に挑戦
21日(水)に9枚目のシングル「サラバ、愛しき悲しみたちよ」を発売する、ももいろクローバーZがついに、初の『オールナイトニッポン』に挑戦する。 うれしい報告は、今年4月に“ももいろクローバーZ”として初の冠レギュラーラジオ番組としてスタートしたニッポン放送『ももいろクローバーZ ももクロくらぶXOXO』(毎週日曜 午後10時〜)の11月18日(日)の放送の中で発表された。 レギュラー番組では毎回メンバー5人の中から数名が登場し、リスナーから寄せられたお便りやツィッターに応えながら、メンバーの本音トークを展開。番組でメールが紹介されるか、紹介されなかった場合でも抽選で毎週若干名にメンバーが手作りする「会員証(メンバーズライセンス)」が与えられる「会員制ラジオ番組」とうたっているが、初めての『オールナイトニッポン』となる11月26日(月)深夜1時からの『ももいろクローバーZのオールナイトニッポン』では、スタジオトークだけではなく、“ももクロ”をもっと知ってもらうために街頭ロケを行うなど、彼女たちの元気の良さを全面に打ち出していく企画を予定している。いったいどんな番組なるのだろうか…? また、深夜1時以降の放送ということで、労働基準制限のためメンバー5人全員での出演となるため当日事前収録され放送される。
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芸能 2012年11月19日 11時45分
よしもと芸人 真剣に14歳の悩みについて語る
18日、よしもと芸人が少年、少女時代を赤裸々に語った『みんな十四歳だった!』(新潮社)が出版されたことを記念し吉本興業東京本部でトークイベントが行われ、ニコニコ動画で生配信された。 イベントには、本のなかで自分の実際に14歳時代を明かしているなだぎ武(ザ・プラン9)、品川祐(品川庄司)、板倉俊之(インパルス)、田村裕(麒麟)、藤森慎吾(オリエンタルラジオ)の5名が参加。ゲストに元神奈川県知事の松沢しげふみを迎え、14歳の時の生身の自分を振り返りつつ、視聴者から送られて来た悩み相談のメールに笑いを交えながら真剣に答えた。開始直後には、司会進行の田村がいきなり冒頭の挨拶で噛むなどアクシデントに見舞われ、波乱のスタートとなった。 活躍する5人の芸人。だが、14歳の時も目立つ子だったのかといわれると、そうでもないようで、藤森は「シャイな子供だった。グループでいつ(イジメの)標的にされるんじゃないかとビクビクしていた」とチャラ男といわれる現在では想像できない子供時代を暴露。その藤森を、「そのうち半裸で“(田中)みな実〜!” って叫ぶ芸人にはなるなよ」とツッコんでいた品川は、「不良漫画に憧れて不良やってたけど、口喧嘩ばっかり得意で喧嘩は他の喧嘩が強いヤツに任せてた」と中学時代のヘタレっぷりを語った。板倉はグレることに興味はあったが不良にはならなかったそうで、理由を「バックホーンばっかり気になってしまってダメだった。だって学校でいきがってるヤツも家に帰るとお母さんのご飯食べるんだよ。そう思うとだっせえ気持ちになっていけんかった」と説明した。なだぎの14歳時代はかなり壮絶だったそうで「弁当に砂入れらたり、便器に顔を入れられたりした。イジメのことを話すともっとひどくなるんじゃないかと思ってずっと黙ってた。高校に望みを感じられなくて(進学しないで)引きこもってた」とカミングアウト。話の合間のモニターにタイミング良く「友近」と流れる視聴者の打ち込んだコメントに触れ、「この絶妙なタイミング絶対おかしいよ、友近どっかで絡んでんのちゃう!?」と笑いを誘う場面もあった。 なだぎ武は最後に、今の14歳に投げかける言葉のなかで「今14歳の人は小さな勇気でもいいので一歩出してみて。大人は子供が悩んでそうな時“どうしたんだ”と問い詰めないでもっと軽い感じで、同じ目線で接して欲しい」と自分の体験を交えて視聴者へ言葉を送った。(斎藤雅道)
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芸能 2012年11月19日 11時45分
小林麻央が妊娠6か月
歌舞伎俳優・市川海老蔵(34)の妻でフリーキャスターの小林麻央(30)が、第2子を妊娠していることがわかった。18日、所属事務所が発表。現在、6か月で来春出産予定。 報道によると、子供の性別はまだ不明。海老蔵は現在、2年ぶりの出演となる映画「利休にたずねよ」がクランクイン、撮影に臨んでいる。
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トレンド 2012年11月19日 11時45分
「オスカープロお笑いライブ」年間ランキング決定、1位の『珈琲ブレイクン』がチャンピオンシップを狙う!
毎月第3金曜日の夜に開かれる「オスカープロお笑いライブ」が16日に東京・新宿区の関交協ハーモニックホールで開催。オスカープロモーションの45組の芸人と、ゲストのお笑いコンビ『デニス』がネタを披露し、同ライブの年間ランキングが決定した。終了後の楽屋を直撃し、最多ポイントで今年のランキング1位に輝いた結成1年半の『珈琲ブレイクン』の2人(いけだのひーくん・コテ)に、ランキング決定直後の実感を聞いた。 −−年間ランキング1位、おめでとうございます。 ひーくん「ありがとうございます。僕らががんばった当然の結果です!」 コテ「僕らががんばったか、周りが悪かったか(笑)」 −−自信はあった? コテ「途中で1位に躍り出たときから、夜な夜な、ライバルをどう蹴落とすか、考えていました(笑)」 ひーくん「2位から8位を行ったり来たりしているうちに、みんなが落ちていって、ランキング1位になりました」 毒舌をかましながら、一方で謙遜するという2人。しかし、ステージに立てば、「珈〜琲〜、ブレイク〜ン」とリズムを口にしながら踊るネタで、爆笑を巻き起こしている。 −−あのネタを身に付けてから、調子がいいように見えますが。 コテ「そうですね。あれを思いついたときに、“あっ、これは売れるな!”と思ったので、“これぜったい、いける! これでテレビ出ようよ!”と2人で抱き合って喜びました」 ひーくん「ほんと、ネタを思いついてから、調子がいいです」 −−どうやって生み出した? コテ「実は、僕のおじいちゃんの遺言で、『珈〜琲〜、ブレイクン』(しわがれ声)って言われて、踊る手振りを見せてくれました。これ使えるな、おじいちゃん、ありがとうって」 ひーくん「おじいちゃん、踊ってくれたの? それに、その声、文章じゃ出ないよ」 コテ「いや(笑)。実は、即興から生まれました。お芝居の中で、2人で1分間くらいの出し物をやる場面がありまして、その時にやってみたら、うけました」 ひーくん「今では、ライブの時に、子どもがいっしょに踊ってくれます」 コテ「やっぱり、子どもが喜んでくれるとうれしいです。俺…、子どもいないから…、子どもほしいな…」 コテがいきなり涙声になり、感無量の様子。何か事情があるのか。 ひーくん「まあ、それはいないでしょうね。結婚してないから」 コテ「いや、まあ(笑)。あっ、ここに(涙声)って入れておいて下さいね」 どうやら、ネタだったようだ。 −−即興でネタを思いついたり、やったりすることは多い? ひーくん「ありますよ。お酒を飲んでいるときに、ネタが浮かんだりします」 「『コ』テ」と、「『ひ』ーくん」でブレイクするためにコンビ名を『珈琲ブレイクン』にしたという2人。来月の「オスカープロお笑いライブ」では、オスカーで一番面白い芸人を決める「オスカーチャンピオンシップ2012」が開催されるが、優勝の意気込みを聞いた。 ひーくん「1位を取るぞ!(絶叫)」 年間ランキングとチャンピオンシップを完全制覇し、『珈琲ブレイクン』がブレイクを狙う。(インタビュー・竹内みちまろ)【今月のトップ】B-YOSE第1位:安達区立OKO第2位:緑橋トップチーム第3位:オージースリーA-YOSE第1位:かんがるー第2位:とりゅふ第3位:珈琲ブレイクン【年間ランキング】第1位:珈琲ブレイクン第2位:シロハタ第3位:ヴェートーベン第4位:とりゅふ第5位:反抗期フレイバー第6位:かんがるー第7位:勝又第8位:プラスワン第9位:マリッジブルーこうもと【次回のオスカープロお笑いライブ】『オスカーチャンピオンシップ2012』年間ランキング1位から9位の芸人と、当日の予選を勝ち抜いた1組の合計10組がネタを披露し、2012年のチャンピオンが決定。日時:2012年12月21日(金)場所:関交協ハーモニックホール住所:東京都新宿区西新宿7-21-20関交協ビル開場:18:00開演:18:15チケット:前売り1300円、当日1500円
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トレンド 2012年11月19日 11時45分
葉加瀬マイちゃん 撮影でバスケに大苦戦
17日にグラビアアイドルの葉加瀬マイちゃんが秋葉原・ソフマップアミューズメント館で新作DVD発売記念イベントを行った。 10月20日に発売された3枚目のDVDとなる『メルティデイズ』は、8月に沖縄で撮影。撮影当日にマイちゃんは沖縄料理を食べ過ぎたとのことで、「もしかしたら少しお腹が出ているかもしれません(笑)」と答えた。オススメのシーンについては、「花の水着を着ているところです。露出は高いんですけど芸術的です」とアピール。DVDの自己採点は96点ということで、満足そうな表情をみせた。ちなみにセクシーショット以外にもオススメシーンがあるという。それはバスケのシーンとのことで、「球技が大の苦手で高校以降やったことがないんです。ハアハアいいながらシュートしててスタッフさんにも笑われてしまいました(笑)」と苦労を語った。 秋からテレビ東京系列の釣り番組にも準レギュラーとして出演し、活躍の場を広げているマイちゃん。来年は「自分の時代を築きたい!」と大胆な夢を語り。さらなる意欲をみせた。(雅楽次郎)葉加瀬マイ(はかせ まい)1987年3月25日生まれ身長170センチB93/W60/H90
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トレンド 2012年11月19日 11時45分
紗綾「19歳の私は死ぬ気で頑張ります!」と決意
女優でグラビアアイドルの紗綾が17日、福家書店新宿店で『紗彩2013年カレンダー』の発売記念イベントを行った。 今回のカレンダーはタイのバンコクで撮影。「ロックっぽい写真の月があって、いかつい感じが私のお気に入りです」と自身イチオシの写真について答えた。どこに飾ってほしいかを聞かれると「私が好きなカレンダーを寝室に飾っているので、自分の部屋や寝室に飾って欲しい」と語り、カレンダーの内容については、「大人っぽい感じのもありますけど、チャーミングで子供っぽい感じの月もありますので、楽しみにして欲しい」とアピールした。 今月15日に19歳の誕生日を迎えた紗綾。10代最後の年の抱負を聞かれると「今は女優業もグラビアアイドルの仕事もすごく充実しているので、これからも女優もグラビアも全力で両方頑張って、合わせて200%くらいの力で死ぬ気で頑張ります!」と力強く答えた。すでに12月24日に発売される写真集を「死ぬ気で撮影しました!(笑)」とのことなので、これらかの紗綾の活躍に期待したい。(雅楽次郎)
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レジャー 2012年11月19日 11時45分
【ドラマティックレビュー】ユタカも魅せたが川田も魅せた! シルポート惜しくも4着
サダムパテックに騎乗した武豊騎手の2年振りの中央GI勝利で幕を閉じたマイルチャンピオンシップ。直線に向いたところでエイシンアポロンとリアルインパクトの間に生まれた狭いスペースに入り込み馬群を突き抜け快勝。ベテランの腕が導いた勝利であった。 そんななか、4着だったシルポートの鞍上、川田騎手のレース運びも興味深かった。シルポートと言えば、何がなんでもハナに立つ馬でおなじみ。毎日王冠、天皇賞と大逃げを打ったためにシルポートは逃げ馬というよりは大逃げの馬というイメージが強くなっていたところだ。ならば、当然今回も…と思いきや、後続馬を大きく離さずタメ逃げに打って出た。意外かもしれないが、シルポートが結果を出ているときはタメ逃げの時であり、このパターンこそがシルポートの真骨頂である。 シルポートにとって京都は重賞2勝をしている相性の良いコース。そして、キャプテントゥーレでも逃げて勝ったこともある川田騎手となると、これは何かありそうだとは思ったが、まさかのタメ逃げ戦法。虚をつかれたのはファンだけではくジョッキーも同様だったのではないだろうか。久々の乗り替わりでありながら、この大一番で大方の予想を裏切り、最もシルポートらしいレース運びをした川田騎手の手腕と度胸が光ったレースだった。 最近はエリザベス女王杯では柴田善臣騎手、東スポ杯2歳Sでは横山典弘騎手が勝利するなどベテランジョッキーの調子も上向き。またこの時期は来日してくる外国人ジョッキーにも目がいきがちだが、そんな時だからこそ、若手の騎手に馬券を委ねてみるのも面白いかもしれない。〈プロフィール〉近藤雄亮:キャリア3年目の若手放送作家。売れっ子作家ではないため安定した生活をするには競馬の成績がカギ。今年度のおこづかい馬券の成績は現時点で回収率145%、プラス収支をキープ。Twitterのアカウントは「@minoru1202」。