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社会 2012年11月22日 11時45分
女子中学生に下半身露出した俳優は何者?
警視庁生活安全総務課などは11月19日までに、東京都足立区の路上で女子中学生に下半身を露出したとして、公然わいせつ容疑で、NHK大河ドラマ「独眼竜正宗」に出演したこともある俳優・松原誠容疑者(52=台東区千束)を逮捕した。 同課によると、松原容疑者は容疑を認め、「家庭でストレスがあった。女の子が嫌な顔をするのを見るとすっきりした」と供述しているという。 逮捕容疑は9月7〜24日の3回にわたり、足立区綾瀬の路上で、通学途中だった中学2年の女子生徒2人(いずれも14歳)に、自分の下半身を露出した疑い。 生徒から相談を受けた中学の教諭が付近を捜したところ、同区内の運送会社の事業所に、特徴がよく似た男がいるのを発見、通報した。 現場付近では9月以降、女子中学生が通学途中に男に下半身を見せられる事件が約10件相次いでおり、同課は関連を調べている。 その松原容疑者、「独眼竜正宗」に出演したことがあると報じられたが、一般的には全く名が知れていない俳優で、仕事がない時は、運送会社でアルバイトをしていたという。 いったい、どんな作品に出ていたのか。テレビでは「独眼竜正宗」の他、「さわやか3組」(NHK)、日本テレビの「あぶない刑事」「もう誰も愛せない」、TBSの「夢のカリフォルニア」、テレビ朝日の「トリック」「はみだし刑事」。映画は「赤と黒の情熱」「天と地と」「戦国自衛隊1549」。舞台「連星の無留寿」、ジョージア、日本経済新聞のCMにも出演している。 著名な作品も多いのだが、印象度はゼロといってよく、いずれも、チョイ役で、重要な役回りではなかったようだ。 「さわやか3組」といえばNHK教育テレビ(現Eテレ)の「学校放送」のひとつであり、小学校道徳の授業で教材として使われる番組だった。そんな番組に出ていた松原容疑者が、女子中学生に下半身を露出したとはなんとも皮肉な話だ。(蔵元英二)
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社会 2012年11月22日 11時00分
デモ被害全額補償する日産の“事情”
日産自動車は、中国で現地生産した自動車が反日デモなどで被害に遭った場合、損害を全額補償する制度を発足させた。日本車の不買運動が中国全土に広まっていることが背景にある。 しかし、トヨタやホンダは、修理費保障には応じるものの、日産だけが全額補償のカードを切った形。同社は「顧客の不安を取り除くことで巻き返したい」とアピールするが、ディーラー関係者は「そこまで踏み込まざるを得ないお家の事情がある」と打ち明ける。 カルロス・ゴーン社長は早くから中国市場に着目、2003年には年間9万4000台にすぎなかった中国での新車販売が、昨年は124万台まで拡大し、GM、フォルクスワーゲンに次ぐ第3位の座にある。トヨタでさえ、中国では過去最高を記録した昨年実績が88万台だった。 何せ日産は、昨年の世界販売484万台を達成したが、うち国内販売は65万台にすぎず、もし最大の“お得意先”である中国市場で手痛いダメージを被れば屋台骨が大揺れする。 「中国で第4位につけている韓国の現代自動車は、去年から低価格車を投入して日産を追い上げている。そこへ反日デモの追い打ちだから、日産が危機感を募らせて当たり前。9月の時点では現代とほぼ並んでおり、抜き去られた可能性も大きい。ゴーン社長が『何とかしろ』とハッパを掛けるのは当然でしょう」(前出の関係者) そんな日産の焦りを見透かしたかのように、中国の邦人社会では「メチャメチャに壊されたと嘘八百を並べて新車をせしめようとする輩が続出するのではないか」との懸念が広まっているという。まだトヨタ、ホンダは追随の動きを見せていないが、これで“日産ルール”が中国に定着するようだと「日本はカモ」の嘲笑が聞こえてきそうだ。
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社会 2012年11月21日 16時00分
泡姫640人在籍吉原ソープ激安店 異例の大摘発“ウラ事情”
日本最大の色街、東京・吉原に激震が走ったのは、10月29日。同地でソープランド8店を展開する「オレンジグループ」の運営会社社長(67)と、男性社員ら39名が売春防止法違反(場所提供業)の容疑で摘発されたのだ。 「人気店『11チャンネル』で女性従業員らが男性客に売春行為を行うと知りながら、個室を提供した疑いがかけられ、その後、社長以下21人が送検されています。摘発は今に始まったことではありませんが、ソープ嬢640人を抱える大規模グループの摘発に、吉原ではさまざまな憶測が流れているのです」(風俗誌記者) '09年に同じ吉原の別のグループ店が摘発された際は、「五輪招致のためのソープ潰し」といわれた。今回は石原慎太郎氏が突如の都知事辞職を発表した直後だったため「最後の大仕事なのでは?」とも噂されるが、その背景を全国紙社会部記者が説明する。 「同グループは、'09年5月にそれまで別々の法人が運営していた8店を一括管理し、グループとして運営。売上金を同社の口座に集めていたようです。この一括管理に関し、届け出がなかったことから、警視庁は無届け営業とみて、捜査が進められていたのです」 同グループは、入浴料・サービス料合わせて3〜6万円台の店が多い吉原において、1万円台前半の価格で人気だった新興グループだ。8店舗すべてが激安店で、女性の質も高い。昔ながらのこだわりを持つ店が経営難に苦しむ中、この3年間でおよそ101億円を売り上げていたという。 「それゆえ、客をとられた形の既存店から警察に“チクリ”が入ったのでは、というのが大多数の見方のようです」(巨乳風俗サイトを運営する工藤隆男氏) 今後、吉原の激安店は壊滅なのかとソープファンなら嘆いてしまいそうだが、そこで注目されるのが、同じ吉原に店を構える別の激安グループだ。 「その激安店を経営するのは、オレンジグループ社長の実兄。彼は昔、キャバレーを全国に展開した立志伝中の人物。その後、弟が吉原で名を上げるわけですが、今回の摘発でオレンジの女の子もそちらへ流れているようで、客もそちらに流れるのは必至でしょう」(吉原のソープ経営者) 吉原から激安店の灯が消えなければOK?
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芸能 2012年11月21日 15時30分
お笑い芸人 豪快伝説 其の三十八『オアシズ』
お笑い芸人。コメディアン。エンターテイナー。そんな彼たちがかつて刻んだ偉大なる伝説、爆笑列伝を紹介していく連載の38回目。サーティーエイトバウトは、オアシズだ。 相方の男と寝る−−。そんな昼ドラのような世界をヤッてみせたのが、オアシズの大久保佳代子だ。みずからに「性の解放運動家」と名付けるほどの肉食系。相方の光浦靖子とは学生時代からの親友だが、本人いわく「性欲を抑えられなかった」ころ、相方が惚れた男とワンナイトラブ。驚くのは、それで入った友情の亀裂が、しっかり修復された点である。 振り返れば、オアシズはそんな規格外の常識の繰り返しによって構築されてきた。コンビを結成したのは、ちょうど20年前。大学のお笑いサークルで出会ったのが、運命のはじまりだった。その直後に、現在のレギュラーである『めちゃ2イケてるッ!』(フジテレビ系列)のきっかけとなる、若手発掘番組『新しい波』に出演。早々と、メジャー芸人になれるチャンスを手にした。 お笑い界に出現した“ブスとブス”。この奇跡の組み合わせは、ブス+美人というそれまでのセオリーをぶち壊した。ところが、テレビ関係者が欲したのは、「笑えるブス」の光浦だけ。求められなかった「笑えないブス」の大久保は、オアシズという拠り所をキープしたまま、就職した。芸人とOLの、2足のワラジを履いたのだ。 “稼げる顔面”と高い演技力が買われた光浦はここ数年、コンスタントにドラマに出演。現在は、『レジデント〜5人の研修医』(TBS系列)で主任を好演している。いっぽうの大久保は、フリートークやMCで見せる、適材適所な対話力が高く評価。いっさいの手抜きがないエロトークは、何度も番組を救っている。 彼氏いない歴=年齢なのが、光浦。つねに体が枯渇しているのが、大久保。そんな屈辱的な認識をも笑い飛ばすオアシズ。今年41歳。女芸人のなかでは、頼られる姉貴である。(伊藤由華)
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芸能 2012年11月21日 15時30分
「巨乳ちゃんを探せ!」第31回〜女子プロゴルファー・佐伯三貴
リアルライブ読者の皆さま、こんにちは。 各界の巨乳ちゃんをピックアップするこのコーナーですが、今回はまたまた女子プロゴルフ界から佐伯三貴(さいき・みき=28)を取り上げます。 佐伯は84年9月22日生まれ、広島県東広島市西条町出身。アマチュアゴルフ界で名を馳せた父・佐伯行生の影響で5歳からクラブを握り、11歳の時から本格的に父の指導を受け始める。 00年、「全国中学校ゴルフ選手権春季大会」で優勝し、大器の片りんぶりを見せつけた。01、02年には「全国高等学校ゴルフ選手権春季大会」で2連覇を果たし、“天才少女”の異名を不動のものとした。 高校卒業後はゴルフの名門・東北福祉大学に入学。「中国女子アマチュアゴルフ選手権」、「日米大学ゴルフ選手権」、「関東女子学生ゴルフ選手権」、「ネイバーズトロフィー〜日本・韓国・台湾チーム選手権」、「TOPY CUP 日米大学対抗ゴルフ選手権」を制すなど数々のタイトルを獲得。 07年1月からプロとして活動を始め、同年4月のフジサンケイレディスでいきなり優勝を飾る。これは宮里藍の記録を抜き、プロツアー登録後の最速優勝となった。同年は獲得賞金も6263万円で、賞金ランク9位となり、1年目としては上々の成績で、JLPGA(日本女子プロゴルフ協会)の正会員となる。 しかし、08年は5084万円(賞金ランク20位)、09年は4332万円(賞金ランク18位)とやや低迷。 だが、10年は6956万円(賞金ランク8位)、11年は6272万円(賞金ランク8位)と盛り返した。今季は4月の「スタジオアリス女子オープン」(兵庫・花屋敷ゴルフ倶楽部)で1年4カ月ぶりの優勝を果たして、幸先良いスタートを切り、先の「大王製紙エリエールレディスオープン」(11月16日〜18日=福島・五浦庭園カントリークラブ)で今季2勝目(通算5勝目)を挙げた。現在、獲得賞金8197万円(賞金ランク5位)で、自己最高のシーズンとなるのは確実だ。 自称巨乳評論家のA氏によると、「実績の割に、あまり話題にならないのは残念なところですが、E〜Fカップくらいはありそうですね。公式プロフィールでは身長163センチ、体重63キロ。ちょっと、ウエスト周りに肉が付いていて、それが余分ですね。体型的には工藤遙加プロに似ているといえそうです。もう一回りスリムになってくれたら、巨乳界でのブレイクも期待できそうです」と語る。 それにしても、女子ゴルフ界は人材豊富です。ぜひとも、佐伯には賞金女王を獲ってほしいものです。(坂本太郎)画像:佐伯三貴オフィシャルブログ http://ameblo.jp/miki-saiki/
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芸能 2012年11月21日 15時30分
“足が臭い”AKB48グループメンバー
アイドルはトイレに行かない! なんてことは今は昔。国民的アイドルグループと呼ばれるまでに成長したアイドルグループには、「足が臭い」ことをネタにされるアイドルも存在する。それも一人じゃなく何人もいるのだ。 AKB48では、「フレッシュレモンになりたいの〜」で話題となった市川美織が足が臭いことをテレビで暴露された。暴露したのは山内鈴蘭。どうやら、足の裏はまったくフレッシュではないらしい。また、次世代エースとして絶賛売り出し中の川栄李奈も公演中に足が臭いことをネタにされた。ファンからは、脱臭の靴下を、HKT48の指原莉乃からは、足の臭いをとるクリームとシートをプレセントされている。 じゃんけん大会に水着で登場、世のお父さんの視線を一人占めにしたSKE48、チームKIIの佐藤聖羅は、斉藤真木子に「足が臭い」と暴露される。ただ、その後、google+で「足の匂いがいい人なんておらん。Sメン(チームSのメンバー)よりマシや」と聖羅も反論。さらに、「名前言ってフォロー出来んレベルやから名前は無理!!(笑)」とコメント。いったい誰のことなのか、ちょっと気になる。 NMB48では、テレビ番組で、白間美瑠と木下春奈がお互いの足の臭さを暴露し合った。白間は「木下の足が臭い」と話すが、その木下は白間の方が臭いと反論。スタッフに木下と白間はどっちが足が臭いのかと比べてもらったところ、白間の方が臭かったという。2人の足が臭くなった理由は、公演中靴下を履かない時があるからで、靴下を履かない理由は、早着替えで面倒くさいからだとか。ちなみに、番組MCであったピース綾部は、「俺の知り合いの熟女はしっかりスプレーでケアをしている」と話すが、木下は、「スプレーではもう効果がなくなっている」と語った。 「会いにいけるアイドル」という身近な女の子がコンセプトのAKB48グループだが、足の臭さまで話題になると…ファンはどう思うのだろうか。
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スポーツ 2012年11月21日 15時30分
NPBの読み甘かった! 散々だった日本対キューバの親善試合
11月16日(福岡ヤフードーム)と18日(札幌ドーム)に開催された「侍ジャパンマッチ2012 日本代表対キューバ代表」は、日本代表が2連勝を飾ったが、観客席には閑古鳥が鳴いた。 観客動員は第1戦が1万7468人、第2戦は2万1236人で、満員にはほど遠い入りだった。 今回の親善試合は日本人メジャーリーガーの出場もなく、シーズン終了直後とあって、若手選手主体のメンバー構成となったのが響いたもよう。ただ、テレビ視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は第1戦が15.2%(TBS系列)、第2戦が14.2%(テレビ朝日系列)とまずまずで、決して関心が低かったわけではなかった。 やはり、最大の問題点は入場料金の高さにあったようだ。キューバ戦の入場料金は、第1戦が一番高い席が1万2000円(最低3500円)、第2戦は最も高い席が1万円(最低3300円)と、野球の料金設定としては、かなり高額だった。 NPB(日本野球機構)は日本代表の試合で、しかも対戦相手は強豪キューバとあって、「入場料金が高くても客が入る」と読んだようだが、その目算は見事に外れてしまった。 今回の不入りは19日の実行委員会でも、「料金設定は適切だったか?」と議論され、次回の侍ジャパンマッチから料金値下げをすることが検討されるもよう。 そもそも、侍ジャパンの親善試合はWBC本戦での収益配分が少ないため、それを補うために実施されているものだ。せっかく、開催しても客が入らないのであれば、NPBもプロ野球選手会も何の得もない。NPBの読みが甘かったといえば、それまでだが、今後に向けて大きな課題となったのは事実だ。(落合一郎)
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芸能 2012年11月21日 14時00分
iPS細胞疑惑の森口尚文氏にさんまがラブコールで『ホンマでっか!?TV』のレギュラーへ
iPS細胞(人口多能性幹細胞)にからむ虚偽発言で世間を騒がせた前東大付属病院特任研究員の森口尚文氏。その彼にいまバラエティー番組が熱い視線を投げかけている。 もっとも興味をもっているのが明石家さんまである。 視聴率が8〜9%台と低迷している『ホンマでっか!?TV』のレギュラーに、というわけだ。スタッフが打診したところ、森口氏本人は条件その他で具体的に何も提示せず、出演には意欲的。問題は預かる事務所がないだけだ。 たしかにタイミングも悪くない。森口氏は10月19日に東大病院をクビになり、目下無職の状態が続いている。貯金もそれほど残っていないという。東大病院時代は総支給額46万円、手取りで36万円あったが、いまはゼロ円。苦しいのは当たり前だ。 一部スポーツ紙でも森口氏は「落ちついたら就職活動をしたいと思う。しかし、この状況だと就職しにくいけど。できればこれまでの経験を生かし、本を出版したり、雑誌や新聞のコラムを書きたい」と話す。 さんまが注目するのもわかる。よくも悪くも“知名度は抜群”だし、キャラも十二分に立っているからだ。 「やや気持ち悪いところがあるが、ボーッとしてなにを考えているかわからないところがいい。森口氏をみていると、人生があまり暗くならないのです」(スポーツ紙記者) 出演するにあたってのネックは、大学教授がいるレギュラー出演者の反対。一部には「あんな男と一緒に出たくない」と眉をひそめるレギュラーもいるという。 ただ、さんまとしては視聴率を上げることが先決問題。森口氏をいじりまくれば視聴率が絶対に上がる…そう確信しているようだ。 年内か来年にかけて、森口氏が『ホンマでっか!?TV』のレギュラーの椅子に座っている可能性は高い。
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その他 2012年11月21日 12時00分
スポットCMが大幅ダウンのフジテレビ 視聴率3位となった3つの“問題点”
最近、大手広告代理店営業関係者の間で、フジの営業的落ち込みを心配する声が広がっている。 具体的には上半期('12年4〜6月)のスポットCM。それまで毎月平均110億円前後の売り上げがあったが、2割前後も落ちていた。10月も前年同期比で81.9%。下半期('12年10月〜'13年3月)が始まって、いきなりこの低い数字だ。そして11月はやや持ち直しているが87%である。 額では、10月は約90億円、11月が95億円程度と2カ月で35億円の落ち込みである。 「1カ月平均で約18億円減。これを1年通しだと、ざっと見積もって200億円の減になる。フジの年間経常利益分が吹っ飛ぶ計算になります」(テレビ事情通) こうした結果になったのも、フジの視聴率が3位に転落したからだ。 その原因は3つほどある。まずは体質に“奢り”が感じられる点だ。昨夏、『電凸デモ隊』に包囲され抗議文を突きつられた時の対応がそれ。けんもほろろといった態度にはあきれてしまう。デモ隊も視聴者であることを忘れている。 フジ製作のヒット映画『海猿』の作者・佐藤秀峰氏もフジの傲慢さには激怒している。映画の宣伝と称し、アポ無しで事務所まで突撃取材を受けた。フジの傍若無人な振る舞いには抗議したそうだ。 最近では、映画『海猿』関連書籍が契約書なしに販売されていたこともあったという。佐藤氏は「フジテレビさんは信頼に値しない企業であると判断したため、今後は一切新規の取り引きはしないことにした」と絶縁状を叩きつけたといわれる。 ソフト制作面でも問題がある。番組面で吉本興業との軋轢が続いていたのだ。フジはフジ・メディア・ホールディングス名義で12.13%の吉本株を所有している筆頭株主。それを背景に7月期クールで、ダウンタウンのようにギャラが高くて低視聴率の『HEY!HEY!HEY』など一連の吉本銘柄番組を切ろうとしたが、吉本の抵抗などで延び延びとした。終わる番組にはあまり金をかけないのがテレビ局。そのためいい加減な出来になり、視聴者離れが加速したとみることができよう。 そして3番目は、日枝久会長の長期政権である。 「オーナーでもない人間が24年間も社長・会長として君臨している企業がありますか。日枝会長はほとんど株を持っていない。自分の嫌いな幹部を追い出してワンマン体制を築いてきた。早く辞めて50代前半の大多亮常務あたりに禅譲すべき」(テレビ専門誌記者) フジがTBSとともに視聴率4位争いをするのは時間の問題か。(編集長・黒川誠一)
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その他 2012年11月21日 12時00分
うつ病とも連鎖 偏食が引き起こす「新型栄養失調」(2)
また経済不況の折、リストラや人間関係の複雑化に悩み「うつ病」を発症する人が、最近、増え続けているといわれる。 東京都内で内科・神経科クリニックを開業する白井一文院長の話で気になるのが、「うつの原因が、栄養不足によるケースもある」という話だ。 栄養素と“心”の関係は本当にあるのだろうか。前出の林氏に聞くと、こんな答えが返ってきた。 「うつ症状を解消するために、サプリメント療法を取り入れている医療施設などはあります。しかし、栄養不足と憂鬱な気持ちなどが、直接関係するとは考えにくいですね。ただ、無理なダイエットで栄養不足になり、自分を追い込んでしまうことで精神的に参ってしまい、ストレスが溜まり“うつ”になることは考えられますね」 ただ、栄養補給によって心の問題が解決することはないとしても、普段から栄養素の必要性を心掛けるだけでも予防になるという。 「心が疲れていると、消化器も疲れてしまうため、消化しやすい物を食べることは望ましいし、ストレスに強くなる栄養素や精神の興奮状態を和らげる栄養素はあります。タンパク質やビタミンB群にビタミンC、カルシウム、マグネシウムなどです。逆な言い方をすれば、これらの栄養素が不足したままだと、精神的な疲れが“うつ状態”に繋がるといえるかもしれません」(同) 前出の白井院長もこんな見解を示す。 「うつ病にしても、しっかりとした栄養補給で健康体を維持できるように、周囲の人がサポートしていけば、心も体も、改善の兆しが表れます。とにかく食事はきちっと摂りましょう。通常の食事では過剰摂取の心配はありません。一つの成分がそのまま反映されるほど人の体は単純ではありません。効果にこだわりすぎた“健康のための偏食”、好みに偏った食事にならないように注意することが大切です」 冒頭で、新型栄養不足が「脳梗塞」「脳出血」などの引き金になることに触れた。一般的に、これらの病気の原因は「脂肪の摂り過ぎから血液がドロドロになり、血管を詰まらせるため」といわれているが、ある医療関係者によれば、日本人の場合、それは少数派といえるという。 「むしろ、栄養不足によって血管がもろくなり、その結果、脳の中を走っている細い動脈にコブ(動脈瘤)が出来やすくなり、やがてそこが詰まるタイプの脳梗塞(=ラクナ梗塞)が約半数に達するのです」(同関係者) となると、肉料理は脂っこくて重たいからと避けず、積極的に食べるべしで、40歳を超えたら、「粗食」から「たっぷりと栄養を取る」にギアチェンジした方が良いのかもしれない。 また、加齢とともに体内の酵素が減ってくる。つまり中高年になると、タンパク質が必要とされても一度に大量なタンパク質を吸収できなくなる。そのため一日3回、均等に摂ることが理想的で、朝は卵と牛乳、昼は魚、夜は肉など、バラけさせたタンパク質の摂取を心がけたいところだ。 飽食の時代と言われて久しいが、新型栄養失調者が増えているというデータを聞かされると、「食事は一汁一菜」「もっぱら玄米食」「肉より魚」などの“粗食の信仰”を改める必要があるといえるかもしれない