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社会 2019年03月11日 06時00分
田中角栄「名勝負物語」 第五番 小沢一郎(7)
それまで「門前の小僧」よろしく、田中角栄の「選挙プロ」ぶりを見て育った小沢一郎は、二階堂進幹事長を補佐する立場の総務局長ポストに就くや、選挙でその手腕をいかんなく見せつけた。田中が病魔に倒れる前の、昭和58(1983)年のことである。 この年1月、田中がロッキード裁判一審で、懲役5年(追徴金5億円)を求刑された。ある程度、予想された事態とはいえ、自民党にとっても、改めて“震度5強”に見舞われた感があった。そうした中で、この年は4月の統一地方選、6月の参院選、そして8月には旧中選挙区制のもとでの衆院京都2区の補選が待っていた。どう乗り切るか。小沢の“腕力度”が問われる形になったのだ。 結果、統一地方選では知事選で自民党系候補の取りこぼしがあったりで、まずまずであった。一方、それまでの「全国区」を「比例代表」と改めた公職選挙法改正後、初めての選挙である参院選は、自民党は前々回より5議席増、前回より1議席減と、逆風の中でこちらもまずまずの善戦であった。小沢の「田中角栄の“秘蔵っ子”」はすでに知られており、各地からの応援要請に応じた小沢は、党本部にいる時間はほとんどなかったものだった。 そうしての、衆院京都2区の補選である。この地は伝統的に共産党が強いうえ、折りから自民党には逆風が吹いている。定数2の争いだが、二階堂幹事長ら執行部は「候補を1人に絞り、確実な当選を目指すべき。2人擁立では、共倒れの可能性がある」としたのだが、小沢だけが2人擁立を強く主張、譲らなかった。結局、小沢が押し切った形で、自民党公認は、野中広務、谷垣禎一の2人が出馬した。結果は、見事に2人当選であった。当時を取材した政治部記者の証言がある。「裏では田中もだいぶ動いたが、小沢がやった2人の“票割り”がドンピシャだったのが大きかった。選挙結果が出たあと、中曽根康弘首相が目を丸くして言っていた。『あの小沢君の票割りは、まるで“名手術”を見るようだった』と。逆風の中での補選の完勝、参院選の善戦が、以後、小沢の『選挙プロ』の名を定着させたと言ってよかった」 このとき当選した野中は、やがて自民党幹事長となり、その後、自民党を割って新党へ走ることになる小沢とは、連立などをめぐってたびたび丁々発止を繰り広げることになる。野中はのちに、小沢を評して「あの独断専行の思い上がりが変えられるだろうか」と、小沢の“唯我独尊”ぶりに危惧の念を述べたものだった。 この選挙後、小沢は総務局長のポストを降り、衆院の議院運営委員長となった。この議運委員長は、国会の会期、進行などについて野党と調整していくポストである。国会対策委員長が野党と“裏”折衝をやるのに対し、議運委員長は“表”での調整ということになる。議運、国対の両委員長とも、調整能力と決断力が問われることは言うまでもなく、ここでも田中の小沢に対する「親心」があったと、田中派幹部の次のような声が残っている。「田中は、小沢を“裏技”で揉まれる国対畑はあまり踏ませたくなかったようだ。一方で、時に田中をめぐる議員辞職勧告決議案が衆院に提出されており、これを自民党としてどう取り扱うべきか、小沢議運委員長に託したという側面もあった。結果的には決議案をウヤムヤに持っていったことにより、田中は感に耐えぬように『一郎は大したもんだ。ハラがすわっている』と言っていた」★「ワシをはずす気か」 黙々と汗をかくことの多かった小沢だったが、総務局長、議運委員長のポストを踏む頃にはハッキリ物を言い、自民党内での存在感は一気に高まり、先の野中の「独断専行」が、顔を出し始めたということであった。そうした背景には、ロッキード裁判を抱える田中の政治的影響力に、影が射し始めていたことと無縁ではなかった。 その頃、一方の田中派内は「ポスト中曽根」をうかがう竹下登を軸に、金丸信、小沢一郎のトライアングルが、ジワリ主導権を握る空気が強まっていた。この三者は、先にも記したように縁戚関係にある。絆は強いのだ。 その田中派に、派閥結成以降、最大の激震が走ったのは、昭和59年12月であった。Xマスにあたる25日夜、東京・築地の料亭「桂」に、時に大蔵大臣だった竹下、自民党幹事長だった金丸以下、橋本龍太郎、小渕恵三、梶山静六ら田中派幹部、中堅クラスの14人が密かに参集した。小沢も、また参加していた。 参集の目的は田中派内に、「派中派」と言っていい竹下の「ポスト中曽根」での総裁選擁立を含みとする、グループ「創政会」の旗揚げ協議であった。田中派は田中角栄という強烈なリーダーシップ、個性のもとで一致団結、自民党での主導権を握ってきただけに、その中にもう一つの派閥的なものができるということは、結成以来、初めての“ほころび”を印象づけることであった。もとより、これを聞いた田中の胸中は、穏やかならずであった。「連中は、ワシをはずす気ではないのか」 とくにわが子同然でかわいがった小沢が加わっていたことが、ショックのようであった。田中が再起不能の病に倒れるのは、それからわずか2カ月後となる。(文中敬称略/この項つづく)***********************************************小林吉弥(こばやしきちや)早大卒。永田町取材49年のベテラン政治評論家。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書に『愛蔵版 角栄一代』(セブン&アイ出版)、『高度経済成長に挑んだ男たち』(ビジネス社)、『21世紀リーダー候補の真贋』(読売新聞社)など多数。
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スポーツ 2019年03月11日 06時00分
開幕迫る2019年のプロ野球 現在の日本一オッズは?
キャンプの日々も終わり、現在は各地でオープン戦が行われているプロ野球の世界。24日に全日程が終了すると、いよいよ29日の開幕日を迎えることになる。 各リーグの優勝と共に、日本一についても注目が集まる今シーズン。そんな中、大手ブックメーカー「ピナクル・スポーツ」は、今季の日本一について以下のようなオッズを各球団につけている(3月7日現在)。■1位〜4位 ソフトバンク:「3.430倍」 広島:「5.470倍」 巨人:「8.720倍」 日本ハム:「10.420倍」 昨年日本シリーズで激闘を繰り広げた、ソフトバンクと広島が1位、2位に。それぞれのリーグで優勝候補と目されているこの2チームが、今年も日本一に絡んでくるのではと考えられているようだ。 その2チームに続くのは、共に昨年リーグ3位の巨人と日本ハム。オフに積極的な補強を敢行したことが、予想にポジティブな影響を与えているのかもしれない。■5位〜8位 ヤクルト:「11.990倍」 埼玉西武:「12.750倍」 ロッテ:「12.750倍」 オリックス:「13.740倍」 オフに菊池雄星(現マリナーズ)、浅村栄斗(現楽天)、炭谷銀仁朗(現巨人)といった選手たちを失った埼玉西武は、昨シーズンから一転、今シーズンは苦戦を強いられるとの予想がされている。一方、他の3チームの予想は、昨シーズンのリーグ順位を考えると妥当といったところだろうか。■9位〜12位 DeNA:「13.910倍」 阪神:「13.910倍」 楽天:「19.940倍」 中日:「24.330倍」 昨年セ4位のDeNAと、セ最下位の阪神が同じオッズ。順位のことを考えると、阪神のオッズは意外な健闘を見せているといっていいのかもしれない。 一方、残る2チームであるパ最下位の楽天、セ5位の中日は厳しい見方をされている。特に中日は12球団で唯一20倍以上のオッズがつけられるなど、非常にネガティブな予想となっている。 現時点では、以上のようにつけられている今シーズンの日本一オッズ。これから開幕を迎えるまでに、その数字が大きく変動することは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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ミステリー 2019年03月10日 23時00分
正体は工作員か、それとも宇宙人か?アメリカに出没した怪人「マッドガッサー」
20世紀初頭のアメリカで恐れられた「怪人」がいる。高身長に黒尽くめの服装で麻酔薬を噴霧(ふんむ)する怪人・マッドガッサーである。 最初に事件が報告されたのは1930年代。この時は噴霧した犯人が逃げ去った現場に女物の靴が残されており、犯人は女性ではないかと言われた。 次に出現したのは1944年9月。イリノイ州のマトゥーンという小さな町をパニックに陥れた。アーリーン・カーニーという主婦は甘いにおいをベッドで嗅いだ。自分の娘が病気にでもかかったのかと思い、立ち上がりベッドから下りようとしたが、なぜか体の自由がきかなくなった。 家にいたアーリーンの姉妹がこの状況を証言しており、事実であることは確認されている。自宅に帰ってきたタクシー運転手の夫は、ベッドルームの窓の外で不審者を発見し、逃走するところを追跡したが、不審者は逃げ切ったと言われている。 この事件後、ナチス工作員が”一般大衆への毒ガス攻撃”を計画しているという情報も入ってパニックが広がっていき、恐れた市民たちは自警団を結成し警戒体制に入った。 10人のイリノイ州警官が動員され、FBIも2人のエージェントを派遣。犯人の割り出しにあたった。ファーリー・ルウェリンという名の男性が容疑者として浮上、彼の自宅の周辺で事件が起こっており、科学の知識がある上、同性愛者の仲間グループから追放されるなど、社会を恨む状況は多々あることが分かった。 しかし、この容疑者を管理下に置いた後も事件は置き続け、真犯人は別にいることが分かった。その後事件は迷宮入りし、真犯人はわからずじまいである。一説には、米軍の特殊部隊の実験であったとか、カルト教団のイニシエーション(儀式)であったという説も唱えられているが、真相はいまだ霧の中、いやガスの中である。(山口敏太郎)
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芸能 2019年03月10日 22時20分
目標は「売れたい」 霜降り明星・粗品、『M-1』と『R-1』のW優勝でコンビ愛を再確認
“ひとり芸日本一”を決める「R−1ぐらんぷり」。参加資格をプロ限定にした17回目となる今回は、エントリー数2542人の挑戦者たちが戦いを繰り広げてきたが、その決勝戦が、10日に開催され、カンテレ・フジテレビ系全国ネットで生放送された。 決勝に進出したチョコレートプラネット・松尾駿、クロスバー直撃・前野悠介、こがけん、セルライトスパ・大須賀健剛、おいでやす小田、霜降り明星・粗品、ルシファー吉岡、マツモトクラブ、だーりんず・松本りんす、河邑ミク、三浦マイルド、岡野陽一の12名が熱戦を繰り広げた。 決勝戦は、3つのブロックによるトーナメント方式で行われた。ストレートで決勝進出を決めた10人に同日午後2:30から開催していた「復活ステージ」から勝ち抜いてきた2人も加わり、計12人が4人ずつ、A、B、Cの3ブロックに分かれてファーストステージを戦った。そして、各ブロックの勝者である3人が最終決戦に挑み、優勝者が決定した。 Aブロックからはセルライトスパ・大須賀、Bブロックからは霜降り明星・粗品、Cブロックからはだーりんず・松本が最終決戦へと進んだ。セルライトスパ・大須賀は、虎に囲まれ息をひそめているという状況での、ファーステージ同様のウィスパーボイス“あるある”漫談を披露。粗品も高速フリップ芸、だーりんず・松本もイリュージョンといっても過言ではないカツラ芸と、3者共にファーストステージを踏襲した芸を見せ、爆笑を誘った。 この熾烈な戦いを制したのは、粗品。昨年末の「M-1グランプリ 2018」でも、コンビの霜降り明星としても優勝しており、今回のR-1ぐらんぷり優勝で、史上初のW受賞となる。 放送の後、記者会見に登場した粗品は、優勝の心境を時に淡々と、時に興奮気味に語った。今回、「M-1」の最年少優勝に続き、「R-1」でも最年少優勝となった粗品は、「史上初が2回。やったったぞ、て感じはあるけど、後ろの(バックステージにいた)芸人は引いてました(笑)。記録を作らしてもらったのは嬉しいです。もっと若い世代が僕を抜いてほしい」と、後輩芸人を奮起させる一言。 今回、相方のせいやは「復活ステージ」から勝ち上がることができず、コンビ対決とはならなかった。優勝決定後、粗品はせいやと電話で話したといい、「めちゃくちゃおもろかったわ」と言われたことと、何よりも「M-1優勝した時より嬉しかったわ」と言われたことが嬉しかったと語った。「そんな(良い)相方います?」と、コンビ愛を再確認したようだ。 良いネタができたら来年も「R-1」に出場するかもしれないという粗品。これからの目標を問われると、「霜降り明星としていろんな方におもしろいと思ってもらえるよう努力したい」と語り、とにかく「売れたい」というのが今の目標だという。そして、「今は漫才をやりたい気持ちが強い」とも断言。「M-1」「R-1」とW優勝したが、「ギャラは今までと同じで大丈夫です」と謙虚な姿勢で、これからも芸に邁進していく決意を見せた。 これからの粗品、そして霜降り明星の活躍に期待したい。
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社会 2019年03月10日 22時00分
爆買い規制”で中国人観光客が風俗産業に殺到
中華圏の旧正月「春節」を祝う大型連休が終了した。期間中、例年を上回る約700万人の中国人が海外ですごしたという。 今年1月に中国人への訪日ビザの発給要件を緩和した日本では、観光客の爆買いが期待されたが、予想外にモノが売れなかった。「米中の貿易摩擦の影響で、昨年から中国経済は急速に悪化。さらに中国では電子商取引(以下、EC法)の規制で買い物金額の上限が設定されたため、インバウンド消費が減退しているのです」(中国経済に詳しいエコノミスト) EC法は、中国人が海外で購入できる限度額が5000元(日本円で約8万円)以下に制限され、それを超えた場合は課税対象となる。これまでは、中国の代理購入業者が日本製品を爆買いして転売するビジネスモデルも横行していたが、今後は税関検査で引っかかると高額の罰金も科せられる。 中国人の代理購入業者が嘆息する。「ネット転売を主体とする個人であっても、ネット通販業者としての登録と納税が義務付けられた。渡航費を考えれば、買い物の上限が8万円では赤字です。今までのような商売はできなくなりました」 モノが売れなくなった代わりに、EC法の恩恵を受けているのがサービス業だ。「観光や宿泊、飲食にお金が落とされている。東京五輪に向けて、観光ツアーやレストラン事業などサービス面の拡充を急いでいます」(ホテルチェーン幹部) 和食の料理教室や忍者修業などマニアックな体験ツアーも商機だが、中国人に一番人気があるのは日本の風俗ツアーだという。「新宿歌舞伎町や六本木のセクキャバからヘルス、吉原の高級ソープを堪能し、大阪の飛田新地まで遠征するものまでありますよ」(旅行代理店関係者) 東京五輪を目前に、エロ本のコンビニ締め出しなどが始まったが、今こそ日本のエロ文化を海外にアピールし、風俗産業に観光客の金を落としてもらうべきだ。
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レジャー 2019年03月10日 22時00分
本当にあった怖い彼氏〜雑誌の切り抜きを顔に貼り付けてくる男〜
武藤奈々(仮名・26歳) 数年前、タレントのざわちんの芸能人そっくりメイクが流行った時がありましたよね。彼女が出ている番組を当時の彼氏と見ていた際、「お前もアレできないの? 佐々木希とかやってよ」とお願いされたことがありました。でも、彼女はメイクに関してはプロ級ですし、普通のメイクしかやったことのない私がそんな簡単にできるわけがありません。なので、「無理だよー」と返事すると、彼は納得したようでした。 しかし、彼の疑似芸能人プレイへの願望は消えていなかったのです。ある日、彼とのベッドでの営みの際、いきなり紙のようなものを顔に貼られ、視界が塞がれました。私が騒ぐと、彼は「頼む! 少しだけでいいから、ちょっとだけこれ貼りながらさせて!」とお願いしてきたんです。なんとその紙は、芸能人の顔が掲載された雑誌のページを切ったもののようで、内側には両面テープが貼ってありました。それで、あまりにしつこくお願いされたため、受け入れてしまったんです。 でも、行為の途中、自分の体なのに、芸能人を想像してされていることが悲しくなってきて「やっぱ、もうやだ!」と言って、貼り紙を取ろうとした時です。彼は「もうちょっとだからおとなしくしてろ!」と、私の首を絞めてきたんです。片手でしたし、殺されるほどの力ではなかったですけど、今まで1度として暴力を振るうことがない人だったので、その行動には恐怖を感じました。 もう別れましたが、私みたいなことを、その後の恋人にしてないことを祈るばかりです……。写真・Dave Dugdale
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芸能 2019年03月10日 21時30分
近々大きな決断を迫られそうな南野陽子
女優の南野陽子(51)が、一般男性の夫(47)との離婚を決意したことを、発売中の「女性自身」(光文社)が報じた。 同誌によると、南野が離婚を決意した原因は、これまでたびたび報じられてきた夫の金銭トラブルだとか。 先月発売の「週刊文春」では、南野の夫が事務長を務め、お金の管理を任されている東京・銀座のクリニックで、1億8000万円にのぼる使途不明金が発覚したことが報じられた。そんな中、「女性自身」によると、夫は南野の実父が入居している有料老人ホームの費用専用の口座を管理していたが、その費用を着服。施設への支払いが滞っており、督促状で知った南野は、100万円以上の未払金を急きょ振り込んだというのだ。 記事を受け、南野は所属事務所を通じ、「記事や質問を受けて、本当に驚き、胸が押しつぶされる思い」と心境を吐露。「妻でありながら、分からないことだらけで現在、真相を確認している最中です。本当に申し訳ございません」とコメントした。 「事務所はなんとしても別れさせたいので、一部のメディアに積極的に情報提供しいるといううわさもある。今の南野は夫のおかげで、すっかり女優として崖っぷちに立たされてしまった」(テレビ局関係者) それに対し、夫は先日放送のテレビ朝日系「グッドモーニング」の取材に応じ反論。「私の横領だとか、そういうのって全く本当デタラメの記事なんですね。そんな事実まったくないですし、別に私、お金に困っているわけではないので」と全面的に否定。さらには、離婚報道の発端となった横領疑惑を報じた週刊誌と、その情報提供者を訴えることを検討していることも明かした。 「南野の気持ちは夫寄りだが、このまま夫を選ぶようであれば、事務所からの契約解除される可能性もありそうだ」(芸能記者) 夫か仕事か、究極の二択を迫られそうだ。
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芸能 2019年03月10日 21時30分
【有名人マジギレ事件簿】浜田雅功や千鳥が怒らせた大御所芸人とは!?
3月1日、吉本新喜劇の60周年記念イヤーの開幕イベント「60周年だよ! 吉本新喜劇!」が、大阪なんばグランド花月で開催された。舞台には、桑原和男、チャーリー浜、池乃めだかなどの大ベテラン芸人も登場し、伝説のギャグを披露したという。 そんな大御所芸人の中でも、特に気難しい性格として知られているのが、チャーリー浜である。彼は「師匠」と呼ばれることが大嫌いらしく、芸人からそう呼ばれると、「師匠言うな! 馬鹿野郎!」と激怒するそう。また、楽屋の入り口から自分の椅子までの動線に、何か物があることが許せないようで、もし何か置いてあれば、他人の靴やカバンだろうと片っ端からぶん投げていくと言われている。 過去、ダウンタウン・浜田雅功がMCを務めるバラエティ番組『ケンゴロー』(毎日放送)では、そんな様子を吉本新喜劇のアキが隠し撮りしオンエア。しかし、本人の許可を取らずに流してしまったことで後日、アキは事後報告をしにチャーリー浜の楽屋に出向いた。そして彼は、番組のDVDを持参し、一緒に見ることを提案したのだが、チャーリー浜は「いやもういいって!」「俺、NHKしか見やへん」と拒絶。そのため、アキは強引にDVDを再生したのだが、途中で「これ自分の番組か?」とチャーリー浜が質問。すると、アキは「いえいえ、浜田さんの番組です」と説明すると、チャーリー浜は楽屋を出て行き、そこでVTRは終了した。 スタジオのアキによると、チャーリー浜は浜田が担当する番組だと知ると、顔が紅潮していき、「浜田はどこに住んどるんや?」と住所を聞いてきたそう。しかし、その後もアキは、しつこく番組のDVDを見せようとすると、チャーリー浜は「もうええて! 浜田の住んでるところどこやって!」と激怒していたと話し、浜田やスタジオ出演者を驚かせている。 そんなチャーリー浜は過去、千鳥・大悟にもブチギレたことがある。大悟がラジオで明かしたところによると、チャーリーはいつも「カルネ」という京都で有名な店のパンを大量に買ってくるという。そして楽屋の芸人に、「おい、並べ!」と声を掛け、1人ずつ「はい、カルネ」「カルネ、カルネ…」と渡していくそう。なので、その列に大悟も並び、「ください」とカルネをねだったそうだが、なぜか「お前にはやらん!」と彼だけマジギレされたとのこと。本人はなぜそこまで怒っているか、いまだにわからないらしく、「わし、何かしたかなぁ」「何もしてないはずやけど、ブチギレられて。よっぽどのことしてないと、あんな怒られん(笑)」と当時を振り返っていた。そのため、大悟はこれまでカルネを1度も口にしたことがないそうだ。 とはいえ、多くの芸人から様々なエピソードが語られており、チャーリー浜は後輩たちから愛されているのかもしれない。
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芸能 2019年03月10日 21時00分
「あんた何言ってるの?」デヴィ夫人がキレた元経理担当の呆れた言い分
東京地裁は元経理担当の男に懲役4年の判決を言い渡した。 「デヴィ夫人がむかつくから困らせてやりたかった。困る顔が見たかった」 タレントのデヴィ夫人(79)が代表を務める芸能事務所の運営費約2200万円を59回にわたって横領したとして、業務上横領の罪に問われている元経理担当の無職・辻村秀一郎被告(61)の公判が2月21日、東京地裁で開かれた。 この日、ジャージ姿に白髪混じりのロン毛で法廷に現れた辻村被告は、冒頭のように動機を説明した後も、デヴィ夫人批判を続けた。 「前任者が辞めたのも、夫人に叱責されて嫌気がさしたと聞いていた。夫人はいつも自分本位。勝手な思い込みが激しい。スタッフの忠告に耳を貸さない。まさにひんしゅくのマト」 さらに、給与をもらっていなかったとも主張。 「前職の月給は40万円だったので、その金額でデヴィ事務所でも働くと合意していた。テレビに出てる人だから、まさか金を払わないなんてことはないだろうと思ってた」 辻村被告は、前の職場を2013年11月に退社し、デヴィ夫人の事務所に移籍。'16年8月まで勤務していたが、デヴィ夫人は「月16万円を毎月払っていた」と反論している。 「ネットなどでは、『還暦近い被告の月給が16万円では安すぎる』との声もありましたが、辻村被告は週に数日しか出勤していなかったそうです。横領した金も、恋仲だった中国人女性の口座に送金していたようですから、被告の主張が認められる可能性は低いでしょうね」(全国紙記者) 横領の事実はすべて認めている辻村被告。検察官から「賠償するつもりはあるのか?」と問われると、「ありません」と即答した。 傍聴席最前列で傍聴していたデヴィ夫人は、辻村被告の発言に我慢がならなかったのか、「はぁ〜」「全然違う!」「何言ってんの」と独り言を連発。裁判官に「お静かに」と、たしなめられる場面も。 意見陳述ではデヴィ夫人自ら証言台の前に立ち、「彼の言うことで、真実は一つもありません」とキッパリ。横領した回数と金額についても280回以上、総額1億7000万円以上であると指摘した。今後、民事裁判でも責任を追及する構えだ。 3月5日、辻村被告の判決公判が東京地裁で開かれ、裁判官は「背信的で継続的な犯行」として懲役4年(求刑4年6月)を言い渡した。これが事実なら、デヴィ夫人が「あんた何言ってるの?」と言うのも頷ける。
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芸能 2019年03月10日 21時00分
加藤浩次に怒号を浴びせた千原ジュニアの“若気の至り”<共演NG?【犬猿の仲】の有名人>
今やテレビで見ない日はないほど多忙を極める、タレントの極楽とんぼ・加藤浩次。“話術の天才”とも呼ばれている加藤は、情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)の司会を務め、この春に14年目を迎えようとしている。加藤は同番組のオファー当時、「正直やりたくない」と気乗りしなかったというが、すっかり板についたようだ。 容赦なく斬り込む加藤の独自のスタイルは、視聴者にも受け入れられ、すっかり“朝の顔”として定着しつつある。そんな“狂犬スタイル”を貫く加藤だが、西の“狂犬”で知られるタレントの千原兄弟・千原ジュニアと過去に大きな確執を抱え、業界内でも屈指の“不仲”の関係だったようだ。 「2012年早々に放送された『人志松本の○○な話』(フジテレビ系)の中で、ジュニアが「加藤さんに会ったら謝りたい」との発言がきっかけとなり、同年6月放送の『めちゃ×2イケてるッ!』(同系)の番組企画で共演を果たしたようだ」(芸能ライター) さらに、2015年1月、『エニシバナシ〜芸人縁旅〜』(フジテレビ系)にジュニアが出演。これまで語り継がれてきた加藤との“不仲の真相”について打ち明けた。両者は業界内でも有名な“共演NG”タレントで、同じ事務所に所属しながらも、20年近く共演していなかったという。 さかのぼること、ジュニアが10代だった頃の話。東西の勢いのある芸人が名古屋に集まってネタ対決をするという企画があった。兄であるタレントの千原兄弟・千原せいじと、やるじゃねぇかーず・浦井崇(現在は解散)は当時、“犬猿の仲”で知られていた。両者は、名古屋に向かう際に同乗していたのだが、道中から会場まで口論となっていたようだ。 やがて両者は、本番が始まる5分前に舞台袖でヒートアップし、浦井がせいじにヘッドロックをかましたのだ。さすがに、ジュニアも兄貴がやられたとケンカに割って入り、騒動はさらに拡大したという。そこへ、「お前ら、本番前に何してる!」と仲裁に入ったのが加藤だったのだ。当時、両者はほぼ面識がなかったようだ。 だが、ジュニアは相手が誰か認識しないまま、「やかましいわ、コラッ!」と怒号を浴びせたのだ。この件以降、ジュニアと加藤の不仲説が業界内に浸透し、ジュニアは謝る機会がないまま時が過ぎて行ったという。 ジュニアは、同番組内で「加藤さんは100(%)正しいねん。オレ、相手認識してなくて多分言ったと思うねん」と当時を振り返り猛省。加藤VSジュニアという構図で語られるようになったこの騒動だが、「悪いのはコイツやねん」と発端となったせいじに矛先を向け苦笑し、真相を語った。さらに、「本当にもう、申し訳ない」と画面を通じて改めて加藤に謝罪したのだ。だが、その後に共演した情報はないようだ。 若手時代の加藤は“狂犬キャラ”で人気を博し、一方のジュニアも“ジャックナイフ”の異名で周囲を威圧していた。常に火花を散らし、ライバル視してきた東西のお笑い界。若さゆえ血の気がみなぎっていたあの頃から打って変わり、今では情報番組の司会とコメンテーターとして活躍する両者。いつしか番組で熱い討論を繰り広げる姿を見てみたいものだ。
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