スポーツ
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スポーツ 2019年09月27日 22時30分
攻める新日本プロレス!1.4&1.5東京ドームに続いて1.6大田区が決定!
来年1月4、5日の『レッスルキングダム14』(WK14)を東京ドーム2連戦で開催する新日本プロレスが、さらに翌6日、東京・大田区総合体育館で『NEW YEAR DASH!!』を開催すると9月26日、発表した。 WK14を東京ドームで2日連続で開催する“ダブルドーム”は、90年代のプロレス黄金時代でもなかったこと。新日本は年間3回、東京ドーム大会を開くことはあったが、同所での2日間連続開催は他団体も含めて、プロレス格闘技界では史上初の快挙だ。新日本は2日間トータルで実数8万人以上の動員を目指している。今年は土日開催とあって、チケット販売の初動も好調だという。 10.14東京・両国国技館大会終了後からドーム大会のカードが出始めると予想されるが、新日本のハロルド・メイ社長は2連戦の開催について「東京ドーム2連戦はファンのみなさんに還元するため」と理由を話している。プロレスが“見に来やすい”環境を提供するのが狙いなのは間違いない。 そんな中、2015年から毎年、東京・後楽園ホールで1月5日に開催されてきた『NEW YEAR DASH!!』が、来年は1月6日に大田区総合体育館で開催されることになったのだから、さらに驚かされる。大田区総合体育館のキャパシティは4,000人強と後楽園の2倍以上はある。『NEW YEAR DASH!!』は、東京ドーム大会で終結した2019年の新日本の闘いから、2020年の新日本の闘いの始まりを目にできる大会。毎年カードは当日発表であるにもかかわらず、チケットは発売とほぼ同時に完売している人気大会だ。 オリンピックイヤーである2020年は会場の確保も難しそうだが、年明けから東京の大会場で3連戦を開催する力が現在の新日本プロレスにある。2020年も我々をさらに驚かせるようなスケジュールを発表してくる可能性は高い。業界のトップとして、この勢いを持続していってもらいたい。(どら増田)
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スポーツ 2019年09月27日 20時05分
大相撲、貴ノ富士の“逆ギレ会見”に批判続々 この1年で3人、続発する旧貴乃花勢の騒動に「意図がありそう」の声
付け人に対する暴力・暴言により、大相撲秋場所を謹慎休場していた十両貴ノ富士(千賀ノ浦部屋)。貴ノ富士が27日に開いた記者会見が物議を醸している。 貴ノ富士が付け人に暴力を振るったのは、1場所の出場停止処分を受けた昨年3月以来これが2度目。“再犯”を重く見た日本相撲協会は、26日の理事会で自主的な引退を促すことを決議していた。 しかし、会見に臨んだ貴ノ富士は暴力・暴言の事実関係については認めたものの、引退については「あまりに重く受け入れられない」と拒否。また、暴言については「もともと千賀ノ浦部屋の兄弟子が使っていた」言葉だと述べた上、会見後半には「(暴力根絶研修の内容は)正直伝わっていない」と協会を批判するような言葉も発していた。 今回の会見を受け、ネット上からは「『悪いのは自分だけじゃない』という言い訳にしか聞こえなかった」、「この期に及んで何逆ギレしてんの?」、「往生際悪すぎ、さっさと引退しろ」、「事の重大さを全く理解していない、協会も情けをかけずに解雇処分にした方がいい」と批判が殺到。 また、これと同時に「旧貴乃花勢は問題児ばっかりだな」、「弟子に対して何を教えていたのか」、「師匠の教えが悪いから弟子がこんな奴らに育つんだ」と、協会と袂を分かった前師匠・元貴乃花親方(花田光司氏)を非難するコメントも噴出している。 会見の中で貴ノ富士は、「『げんこつなら…』という甘い考えがあった」、「生半可な優しさはダメと言われて育てられていた」といった旨の発言をしている。このような考え方が結果として今回の暴力につながった形といえるが、現在所属する千賀ノ浦部屋に移ってからはまだ約1年のため、この考え方を「貴乃花部屋時代に培われた考え方」とみる向きもある。 加えて、今回の一件では貴ノ富士の双子の弟・貴源治も、付け人が理不尽と感じるような行為を行ったとしてけん責処分に。また、それ以前の昨年12月には兄弟の兄弟子である貴ノ岩も付け人に暴力を振るいその後、現役引退に追い込まれている。かつての弟子たちが次々に問題を起こしていることを考えると、「貴乃花の教育が悪かった」という風潮になるのも致し方ないのかもしれない。 ただ、今回の騒動に関しては、「最近の騒動旧貴乃花勢に偏ってんなあ…なんか意図がありそうだが」、「ここまで連続すると逆に不自然な感じもする。何かの力が働いてるんかな」、「暴力認めた力士が普通ここまで現役に固執するか?明らかになっていないことがありそう」といったコメントも。旧貴乃花部屋勢に騒動が続発していることに、違和感を抱いているファンも少なからず存在するようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年09月27日 17時30分
巨人・阿部は「キャッチャー失格」だった? コンバート案も囁かれた“失態”を乗り越えられたワケ
レギュラーシーズンの本拠地最終戦となる9月27日(DeNA戦)、「4番・捕手」で阿部慎之助(40)がスタメン出場することが発表された。通算400本を超える本塁打と打撃センス、人望の厚さから、原辰徳監督(61)も「巨人史上最強のキャッチャー」と評していた。年齢的理由から、近年は一塁や代打での出場が多かったが、「最後の雄姿」を楽しみにしている巨人ナインも少なくなかった。 しかし、阿部の新人時代を知る関係者は、別の見方をしていた。「キャッチャーを全うできるとは思えなかった」と…。 「阿部が新人だった01年、当時ヘッドコーチだった原辰徳監督が長嶋茂雄監督に強く推薦し、開幕マスクを務めたのは有名な話です」(ベテラン記者) 話は中央大・阿部がドラフト1位に指名された2000年11月に遡る。長嶋氏は阿部を指名した直後、東都リーグの要人と会っている。そして、その要人は「捕手・阿部」について“衝撃的な真実”を伝えた。 「阿部はイップスだったんです。プロでは捕手は務まらないだろう、と」(関係者) 大学時代、阿部は投手への返球ミスで大暴投をやらかしてしまった。ボールは外野まで転がり、三塁走者は悠々とホームに帰って来た。その場では“ついうっかりのミス”として許されたが、以後、捕手・阿部は三塁に走者を置くと、この時のミスが脳裏に蘇り、リードも捕球もメチャクチャになっていたそうだ。 要人は「打撃力はバツグンなんだから一塁か、外野にコンバートしてやった方がいい」と進言した。 ルーキーイヤーのキャンプ、オープン戦では、幸いにして、三塁に走者を置いた場面で返球ミスという失態は起きなかった。しかし、当時を知る関係者によれば、阿部はかなり悩み、陰でその克服に努めていたそうだ。 「阿部は失敗した時の映像を何度も見直しています。普通の選手は調子の良い時の映像を見て、不振脱出のヒントにしますが、阿部は違います。悔しいという思いを強く持って、試合に臨むためです」(前出・同) 返球ミスのイップスも、そうして克服したという。考えて、あれこれと理屈を並べるよりも「悔しい」の思いで立ち向かう。それが、捕手・阿部を逞しくさせた。 当時の長嶋監督、原ヘッドコーチがそんな阿部の強い精神力まで見抜いていたかどうかは分からない。しかし、チームの精神的支柱にまで育ったことを思うと、長嶋監督、原ヘッドコーチに「阿部を使ってみたい」と思わせる何かがあったのだろう。 人知れず、イップスに陥っていたこと。それを乗り得た自信が40歳まで現役を続けさせたとも言える。「悔しい」と思う気持ちがイップスの克服法だとすれば、その対照にあるのが阪神・藤浪晋太郎だ。投球フォームを変え、失敗するとまた考える。その繰り返しだ。 優勝決定後の引退表明によって、巨人ナインは「阿部さんのために日本シリーズまで」と口にしている。敵地・甲子園でも阿部に拍手が送られた(24日)。ライバルチームのファンにも好敵手として認められる選手はなかなか現れない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年09月27日 11時30分
オリックス岸田護、29日に引退セレモニー開催!最終登板へ
オリックスは今季限りでの引退を表明した岸田護投手の引退セレモニーを、今季最終試合となる29日のソフトバンク戦(京セラドーム大阪)の試合後に開催すると発表した。 既に京セラドーム内や、大阪メトロの駅などには『ファンも、選手も、みんな大好き、ありがとう、マモさん』と書かれたポスターが掲示されており、京セラドーム2階のオフィシャルグッズショップBsSHOPでは、岸田の特設コーナーが設けられ、モニターにはエンドレスで引退する岸田の映像が流されている。岸田のユニフォームやタオルなどを手に取るファンの姿も見られた。20日に行われた引退会見では「すっきりしています。悔いがないわけではないですが、やり切った気持ち。すごく優勝はしたかった。悔いはそこだけですね」と話していた岸田。「誇れるような数字はない」と言っていたが、先に引退した小松聖2軍投手コーチ、佐藤達也広報とともに、ファンにとっては今でも誇れる存在である。 「マモさんにキレイな形で繋ぎたい」 29日の先発は、昨年セットアッパーとして、岸田とともにブルペンに入り、岸田のことをとても尊敬している“神童”山本由伸が予定されている。由伸は規定投球回数をあと6回残しており、最低でも6回を7失点以内に抑えれば防御率のタイトルが舞い込んで来る。「キレイに」というのは最小失点かつ勝ってる場面でということ。岸田は今季1軍の出場がないが、ファームでは最近まで投げており、防御率も悪くない。チームは既に最下位が決定しているだけに、セーブシチュエーションの状態で最終回に登板すれば、今季初登板かつラスト登板でセーブがつく可能性もあるのだ。 球団は当日、25,000枚のボードを観客に配布し、功労者である岸田のラスト登板を後押しするとのこと。相手は強敵のソフトバンクだが、この日は今季最後にして最大の意地をチームに見せてもらいたい。岸田に対する最大の恩返しはこれしかない。(どら増田)
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スポーツ 2019年09月26日 21時30分
石川遼しみじみと…渋野日向子に“自分”を重ね「僕は15歳だった」
先に行われた『デサントレディース東海クラシック』で、“シブコ”こと渋野日向子が8打差をひっくり返す大逆転で優勝した。スコアは自己ベストの「64」、獲得賞金は目標の1億円を突破し、賞金タイトルの獲得も見えてきたとなれば、ブームはさらに加熱するだろう。「シブコが動くとギャラリーまで動き、波ができるみたいな人、人、人です。今回の会場に限ったことではありませんが、警備員を増員し、専属のガードマンをつけないとならない状態です」(スポーツ紙記者) そんな“シブコブーム”について、ゴルフツアー選手会会長でもある石川遼がしみじみ語った。「女子プロっぽくない選手が出てきたなと思って」 石川は会長として、ゴルフの人気離れに歯止めを掛けようと必死に奔走してきた。そんな中、男子プロよりも先に“スター到来”となった女子プロにエールを送っていた。しかし、こんなこともこぼしていた。「(自分が注目されたのは)15歳で、本当に子供なので、『今日は何を食べますか?』とか何を聞かれても全く気にならなかった。でも、ゴルフ界の大人の選手だったり、ファンの大人の人からすると、大会期間中にスポーツの選手にそういう質問するのはどうなのかとか、そういう声もあったのは知っています」 ゴルフ以外の質問は遠慮してくれとメディアにクギをさしたのだが、石川は自身が「ハニカミ王子」と呼ばれていたころと、今のシブコを重ねて見ているそうだ。言いたいことは分かるが、自分とシブコを重ねているとする主旨に、引いてしまったメディアもいた。 また、シブコの技量に関しても、「ソフトボール出身というのを知って、『なるほど』と。最終組での一騎打ちを見て(今年5月)、そのときのパッティングがすごく、それが衝撃でしたね」と褒めていた。分析力はさすがだが、「まだ会ったことはないと思います」とも。 会ったことのない人を評するきは、ゴルフ以外の質問をするのと変わらないと思うのだが…。石川はブームにシットしているのもしれない。
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スポーツ 2019年09月26日 20時06分
中日・大島、”骨折を隠して強行出場”に驚きと批判の声も? 本人だけでなく与田監督にも苦言が集まったワケ
8月10日DeNA戦(9回裏に途中出場)を除き、今シーズンここまで全試合でスタメンに名を連ねている中日・大島洋平。その33歳が、骨折を抱えながら出場を続けていたと一部メディアが報じている。 報道によると、大島が負傷したのは6月6日ソフトバンク戦の試合中。8回表、フェンス直撃の当たりを放った大島は、打球が転がる間に本塁に突入するも間一髪でタッチアウト。このプレーの際に肋骨を骨折し、その後約1カ月痛みとの戦いが続いたという。 肋骨骨折といえば、今年2月に広島・中村奨成が見舞われ、その後実戦復帰までに約4カ月を要したほどの怪我。しかし、大島は冒頭の通り出場を続け、負傷した6月、そしてそれ以降の月も全て月間打率3割以上をマーク。その上、ここまでにリーグトップの173安打を放ち、自身初の打撃タイトル獲得も濃厚な状況となっている。 今回の一件を受け、ネット上のファンからは「プロとしての意識が高すぎる」、「骨折してこの成績ってすごすぎん?」、「痛みに耐えて頑張ってくれて、本当に頭が下がります」といった驚嘆の声が続出。 しかし、その一方で「強行出場してよかったとは全く思えない」、「大島骨折ならおとなしく休めよ、尾を引いたらどうするつもりだったんだ」、「ストップかけられなかった与田監督は反省してほしい」、「与田監督がビシッと言えば大島も素直に休んだんじゃないの?」などと、本人や首脳陣の判断に疑問を呈するコメントも少なからず寄せられている。 予期せぬアクシデントに見舞われた今シーズンの大島だが、実は2016年(右手薬指)、2017年(右足腓骨)、2018年(左手首)と3年連続でそれぞれ異なる箇所を骨折。ただ、シーズン終了に追い込まれた2017年を除く2年は、怪我直後に一時打率を落としたものの出場自体は継続している。こうした前例もあり、大島が「出場に支障はない」と判断した可能性は否定できない。 また、大島が負傷した6月6日終了時点のチームは首位と10.5ゲーム差の5位と苦戦しており、平田良介、福田永将といった主力打者も怪我で離脱中。台所事情が苦しかっただけに、首脳陣もなかなか大島に「休め」とは言い切れなかったのかもしれない。 負傷後もバットが湿らなかったことから、美談のように捉えるファンも少なくない今回の一件。ただ、大島個人の今後の野球人生、そして来季以降のチーム構想に影響が出るかもしれないリスクを考えると、無理をしない選択肢もあったのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年09月26日 17時30分
念願のライガー戦を発表! 琉球ドラゴンプロレス、ベルト防衛のグルクンマスク「沖縄のみんなでありがとうと言いたい」
<9月25日 東京・新木場1stRing 観衆162人(満員)> “日本最南端プロレス団体”琉球ドラゴンプロレスが本州にやってくる「なんくるないサーキット」の東京大会が、新木場で行われた。今年は3月にも開催されており、年2回の開催は今回が初めてとなる。 今大会の注目はメインのグルクンマスクVSウルトラソーキ。御万人王座「琉王」とHWCのW王者のグルクンマスクが、若手のホープ・ウルトラソーキ相手に2本のベルトを懸けて対戦。しかも沖縄以外でタイトルマッチが行われるのは今回が初の試みで、今大会は“琉ドラ”にとっても重要な大会との心意気を感じさせた。 アンダーカードから本州ではなかなか見られない、琉ドラ生え抜きのポークたま子と真栄田ミサキと2AWが対決する女子タッグマッチや、ハイビスカスみいとリッキー・フジのジェンダーフリーマッチ、琉ドラのヒール軍「MAD DOG CLUB」と、TORU、ヒージャー・キッドマン組の対戦など、どれも白熱したファイトの連続で目の肥えた東京のプロレスファンをうならせた。 そして注目のメインイベント、グルクンマスクVSウルトラソーキは、序盤120キロの体躯を誇るソーキの規格外のパワーでグルクンを押す展開に。エプロンからボディアタックを仕掛けるグルクンをキャッチし、担ぎ上げてから、変形の水車落としのような形で放り投げると、その後は腰に集中攻撃。短期決戦を仕掛けるようなソーキの猛攻を、グルクンマスクは場外へのムーンサルトからスワン式のドロップキックなど、得意の空中殺法で反撃する。 その後、ソーキも重いセントーン、対角線に振っての圧殺プレス、パウンスからWARスペシャルを繰り出し、グルクンもジャーマンスープレックス、ムーンサルトプレスで一進一退の攻防を見せ、観客も固唾をのんで見守る好試合となった。 勝負を分けたのはトップロープからのボディプレスを1回成功させたソーキが、2回目を狙ったところ。ここでグルクンに捕らえられ、変形のパイルドライバーからラリアット、ハイキック、垂直落下式ブレインバスターで畳み掛けられた。最後はグルクンが渾身のファイヤーバードスプラッシュで勝負を決めた。2冠を守り抜いたグルクンはソーキに対し「沖縄以外での初めてのタイトルマッチの相手がお前で心底良かった。よくここまで上がってきた」と称え、ソーキも「くじけずに頑張る。世界に通用する男になって、みんなを元気にする」と宣言。観客からも多くのエールが送られていた。 その後、グルクンから11月24日のビッグマッチ「琉球ドラゴンチャンプルー2019」(沖縄・ミュージックタウン音市場)のカード「ヒージャー・キッドマン&グルクンマスクVSウルトラソーキ&獣神サンダーライガー」が発表され、会場は歓喜に包まれた。 3月の東京興行でも、来年1月に引退する獣神サンダー・ライガーと「沖縄で対戦させる」と公言していたグルクンは見事、実現にこぎ着けた。「ライガーとウチナンチュが対等に戦って、これが琉球ドラゴンだというものをお見せしましょう」とファンに向け高らかに宣言した。 報道陣の前でグルクンはライガーと戦った2014年8月に「まだデビューしてなかった選手のソーキらが対等に試合できるように」と今回のカードの意義を説いた上で「沖縄の選手、ファンのみんなでありがとうと言いたい」と、沖縄ラストマッチとなるライガーに感謝の意を表せることに喜びを感じているようだった。 「いつかは後楽園ホールで単独でやりたい」グルクンマスクは今後の夢を語った。ジュニアヘビーの垣根を越えて躍動した「世界の獣神」の魂を受け継ぎ、琉球ドラゴンプロレスは夢を追い続ける。取材・文・写真/萩原孝弘
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スポーツ 2019年09月26日 11時30分
日本ハム・栗山監督「全部僕が悪い」斎藤佑樹の一軍登録は“花道”? 残り2試合出番あるか
“崖っぷち”の斎藤佑樹(31)が一軍試合登録された(9月24日)。この時期の一軍登録と抹消には「ウラ」がある。チーム功労者に最後の花道で一軍昇格させるケースもあれば、若手にチャンスを与える場合もある。今回の斎藤の昇格は、「花道」なのか、それとも…。 「昇格した24日は出場機会がありませんでしたね。僅差のゲーム展開となったので、投げさせたくても、そういう場面を作れなかったのでしょう」(プロ野球解説者) 「ブルペンで肩を作っていた」との情報はある。先のプロ野球解説者の「僅差なので登板させられなかったのでは?」なる読み通りだとすれば、斎藤は首脳陣から信頼されていないことになる。 栗山英樹監督(58)の斎藤に対する「あるコメント」が思い出される。2016年11月15日、栗山監督は日本シリーズを征した指揮官として、日本外国特派員協会に招かれ、海外メディアから、こんな質問を受けた。 「斎藤投手は高校時代、あんなに活躍したのに、なぜ勝てないのですか?」 同年、チームの開幕投手は大谷翔平が務めた。そして、2度目の「同一シーズン2ケタ勝利&2ケタ本塁打」と、NPB史上初となる「10勝、100安打、20本塁打」を達成し、2日前の11月13日の侍ジャパン強化試合では、東京ドームの天井に直撃する大飛球を放っている。質問は大谷に集中していたが、頃合いを見計らったように、一人の男性記者が挙手したのだ。 栗山監督は「全部、僕が悪いんです」とすぐ返し、こう続けた。 「勝ち方を知っているピッチャーで、特別な能力があるところは、僕がいちばん信頼しているんですが」 記者がもうひと言聞こうとしたのを遮って、 「(斎藤は)自分で思うような内容ができる時と、できない時があるんでね、彼の中で。こっちはなんとかしたいの一心で。何とかしたいと思っています。もうちょっと時間を下さい」 と力説した。同年の斎藤の成績だが、登板は僅か11試合。勝ち星はゼロだ。質問した記者も栗山監督の熱意に納得したのか、それ以上は質問しなかった。 同年オフの契約更改で、斎藤はエースナンバーである背番号18の返上を申し出た。球団が新しく提示したのが「1」。「なんとかしてやりたい」の思いは球団も同じだったが、一軍と二軍を行き来する現状は今も変わっていない。 「一生懸命やっているのは本当です。でも、いつも一人で考え込んでいます。自身で現状打破の課題を決めて取り組んでいるんですが」(球界関係者) 現状打破の課題を見誤っているとしたら…。思い切って、誰かに相談してみたらどうだろうか。斎藤のファームでの成績は、18試合(38回3分の2)に登板して4勝2敗、防御率3・49。日本ハムの残り試合は、あと2。チャンスが回ってきたら、今季で辞任の意向が伝えられている栗山監督とファンに強いインパクトを残してもらいたい。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年09月26日 06時30分
ザ・デストロイヤーメモリアルに、鈴木軍が参戦!太陽ケアとGURENTAI復活!
『ザ・デストロイヤー メモリアル・ナイト〜白覆面の魔王よ永遠に〜』(11月15日、東京・大田区総合体育館)の追加カードが発表された。・諏訪魔(全日本プロレス)&近藤修司(W-1)対鈴木みのる(鈴木軍)&太陽ケア(フリー) 現在は新日本プロレスを主戦場にしている鈴木みのるだが、2006年ごろは全日本で活動。2008年には太陽ケア、NOSAWA論外、MAZADA、TAKEMURAとともにGURENTAIを結成。2009年にはここに高山善廣も合流し、武藤敬司社長時代の全日本を苦しめた。今回は、かつて中邑真輔&オカダ・カズチカを相手に一歩も引かなかった諏訪魔&近藤が相手を務める。 ケアは「スズキミノルとのGURENTAIは久しぶりでワクワクする。もう待ちきれないね。スズキとオレはベストチームだけど、スワマとコンドウも素晴らしいチームだね。スズキとのGURENTAI復活で、盟友タカヤマに勝利を捧げたい!」とコメントした。 和田京平大会プロデューサーは「諏訪魔が鈴木みのるを指名して決まったんだけど、オレも久しぶりに『風になれ』を聴くのが楽しみだよ。諏訪魔、近藤組対GURENTAIの鈴木、ケア組は絶対面白くなるよ。これは絶対いい試合になるよ!!オレは裁いてみたいな。本当に楽しみだ。ちょっと前の全日本プロレスだよな、これは!!」と、みのると全日本系の選手の再会を楽しみにしている様子だ。・青柳優馬(全日本プロレス)&青柳亮生(同) 対 タイチ(鈴木軍)&金丸義信(同) 青柳優馬とタイチは『ジャイアント馬場没20年追善興行』(2月19日、両国国技館)以来の対戦となる。タイチも金丸も鈴木軍として新日本で暴れているが、もともとは全日本出身のレスラー。後輩相手に格の違いを見せつけるか? 和田プロデューサーはこう語った。 「青柳からするとタイチという存在は、団体が違えど超えなきゃいけない相手だよね。なんかあの2人には因縁があるんだよ。2月の馬場さんの大会の時もそうだけど、いろんな団体が集まる大会では必ず当たってるんだよね。2月の時は僕が裁いたんだけど、タイチって憎たらしいよね。鈴木軍ということで、金丸も出てもらうことになったんだけど、そこで青柳弟(亮生)が器用でね、金丸と当たったら勉強になるんじゃないかと直感的に思ったんだよ」 「そういうことより、因縁の対決だから青柳家とタイチの仁義なき抗争だね。とにかく憎たらしいタイチをやっつけてほしい。関係ない話なんだけど、タイチは女マネージャー連れてくるんだろうな。タイチには会いたくないけど、女マネージャーには会いたいな!!とにかく期待してください!!(京平さんはこの試合を裁きたい気持ちは?)いやー、俺はもういいよ(笑)」 和田プロデューサーは現在、全日本マットで頑張っている後輩チームの奮起を期待した。 令和初のプロレスオールスター戦は4試合が決定。ほかに誰が出場するのか。発表が待たれる。(どら増田)
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スポーツ 2019年09月25日 22時30分
新日本、ボストン大会でオカダ&飯伏&棚橋の豪華トリオが実現!
新日本プロレスは、アメリカ東海岸での3連戦『FIGHTING SPIRIT UNLEASHED』(現地時間27日ボストン大会、28日ニューヨーク大会、29日フィラデルフィア大会)の全対戦カードを発表した。 27日(マサチューセッツ州ボストン、Lowell Memorial Auditorium大会)のメインイベントでは、オカダ・カズチカ&飯伏幸太&棚橋弘至という、日本でも実現していないドリームトリオが初結成される。SANADA&EVIL&内藤哲也のロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンと6人タッグで対戦する。 まさにニュージャパン・ザ・ベストと言っても過言ではないこのカード。10.14東京・両国国技館でIWGPヘビー級王座を懸けて対戦するオカダとSANADA、同大会でIWGPヘビー級王座挑戦権利証を懸けて対戦する飯伏とEVILの2組にとっては、ダブル前哨戦。来年1月のドーム大会に向けて巻き返しを図る棚橋と内藤にとっては、何とか割り込みたいところだ。 セミファイナルでは、“G.o.D”タマ・トンガ&タンガ・ロアの持つIWGPタッグ王座に“ロッポンギ3K”SHO&YOHが初挑戦する。16日の鹿児島アリーナ大会では、YOHがタッグマッチながらタマを丸め込み3カウントを奪取。さらに、22日の神戸ワールド記念ホール大会では同じくYOHがタンガから丸め込みで連続勝利を収め、IWGPタッグ挑戦を表明していた。 過去にジュニアのタッグチームがIWGPタッグ王座に挑戦した例はない。3Kが王座を奪取するようなことになれば歴史的な快挙となる。 28日(ニューヨーク、Manhattan Center Hammerstein Ballroom大会)は、タイガー服部レフェリーのアメリカで最後のレフェリング大会となる。 メインイベントでは、オカダ&飯伏が、SANADA&EVILと10.14両国大会の前哨戦に臨む。オカダと飯伏は来年1月のドーム大会で対戦する可能性もあり、チームワークには疑問符が付く。逆にSANADA&EVILは長らくタッグチームとして、IWGPタッグ戦線で共闘しているだけに優位と言えるだろう。セミファイナルではKENTAのNEVER無差別級王座にYOSHI-HASHIが挑戦。激化するバレットクラブとCHAOSの総力戦になるかもしれない。 29日(ペンシルバニア州フィラデルフィアの2300 Arena=元ECWアリーナ)のメインでは棚橋、後藤洋央紀、石井智宏、YOSHI-HASHIにロックンロール・エクスプレスのリック・モートン&ロバート・ギブソンが加わり、ジェイ・ホワイト、KENTA、タマ・トンガ、タンガ・ロア、チェーズ・オーエンズのバレットクラブとスペシャルイリミネーションマッチで激突する。 オカダはフィラデルフィア大会は欠場。ロックンロール・エクスプレスは連日バレットクラブと対戦することが決定しており、悪の軍団を成敗してくれるはずだ。 10.14両国大会に向けて見逃せない闘いが海の向こうで繰り広げられる。(どら増田)
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西田隆維のマラソン見聞録 第8話「走るための意義・目的」
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2011年08月08日 15時30分
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