社会
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社会 2012年08月21日 11時45分
75歳ホームレスが元妻子に会うため、自転車盗んで岡山から奈良まで走る
なんとも切ない事件が起きた。 奈良県警奈良署は8月18日、24年前に別れた妻子に会いに行くため、岡山市内で自転車を盗んだとして、窃盗の疑いで自称住所不定、無職・松原正平容疑者(75)を逮捕した。 松原容疑者は、岡山市から、かつて住んでいた奈良・大和郡山市まで、約210キロもの距離を自転車で移動。「6月で75歳になり、いつ死ぬか分からない。離婚した妻と長男、長女の顔を見たくて自転車を盗み、走ってきたが会えなかった」と供述している。 逮捕容疑は、13日午前7時〜午後7時頃、岡山市北区のマンションに居住する大学3年の男性(20)の無施錠だった自転車(時価4000円相当、26インチ)を、同住宅の駐輪場から盗んだ疑い。 同署によると、松原容疑者は、13日に岡山市を盗んだ自転車で出発。公園などで野宿をしながら、17日に大和郡山市にあるかつての自宅(公営住宅)へたどり着いた。しかし、妻子は既に転居しており、「住んでいたのが別人で、妻子の行方は『知らない』と言われた。妻子に会えなくてガッカリした」と説明。訪ねる前には、近くの公園のトイレで、ボサボサの髪の毛を剃り、身だしなみも整えていた。最近はホームレス生活を続けていたという。 同日午後10時頃、松原容疑者は「悔いはない。自転車を盗んだのは犯罪」として、JR奈良駅前の交番に出頭した。松原容疑者はランニングシャツ姿で、全身真っ黒に日焼けしており、「シャツをちょっと絞っただけで、大量の汗が出る」と話していたという。かばんの中には、所持金120円と清潔なポロシャツ、石けんなどの洗面用具が入っていた。特に持病があるわけではないが、同署の調べに「年を取って死を意識した」と供述しているという。 せめて、元妻子への連絡手段を知っていれば、こんな犯罪に結びつくことはなかっただろう。それを思うと、胸が痛くなる事件である。(蔵元英二)
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社会 2012年08月20日 11時00分
VWとの決裂、インド暴動事件 スズキの前途多難(1)
インド子会社、マルチ・スズキ・インディアで発生した暴動が、スズキ本体の屋台骨を直撃しそうだ。 マルチはスズキの連結経常利益の3割を稼ぎ出す海外最大の収益源。暴動の舞台となったマネサール工場は、小型車『スイフト』などを生産する主力工場で、マルチの生産能力の4割を占める。会社側は「暴動の調査が完了するまでは生産を再開しない」と表明しており、さらに現地からの報道によると、「暴動を引き起こす役割を担った労働組合幹部数人に逮捕状が出ているが、事件の真相解明には相当の時間を要しそう」とのことで、再開の見通しはまったく立っていないのが実情だという。 暴動は7月18日の夜に勃発した。100人以上の従業員が工場の建物に侵入し、事務所に火を放ったことからインド人の人事部長が死亡、日本人2人を含む約100人が負傷した。 舞台が遠く離れたインドであることからテレビの続報はなく、新聞はベタ記事でフォローしたとはいえ、それも最初の2、3日にとどまった。地元警察にしても「管理職の一人が、カーストを理由に従業員を侮辱したことが暴動のきっかけだった」との声明を発表した後、捜査中を理由に対外的なコメントを控えている。 とはいえ、従業員3000人超を抱えるマネサール工場は、実は以前から労使紛争が続いていた。とりわけ昨年の6月から10月にかけては断続的に大規模ストが発生し、一時的に工場閉鎖に追い込まれたことから、当初計画に比べて8万5000台の減産を強いられるという“予兆”があったのだ。 根深い労使紛争の背景に関係者は「正社員と契約社員の大きな給与格差」を指摘する。同社の従業員構成は正社員、準正社員(3年間の実習生)、契約社員からなり、従業員の半数を短期の契約社員が占める。その給料はマネサール工場があるハリヤナ州の最低賃金を「多少は上回るレベル。基本的に地元民で技能労働者だけでなく、清掃など生産ラインに携わらない労働者もいる」(関係者)という。これに対して3年間の実習を経て正社員になった場合の初任給は「州最低賃金の5倍超」(同)。まさに天と地ほどの開きがあり、これまでの労働争議で中心的役割を果たしたのは、給料格差を被っている契約労働者だった。 「今回の暴動でメディアは沈黙を決め込んでいますが、去年の紛争解決に当たってマルチは、組合のリーダーに割り増しの退職金を払っている。いわば厄介払いの手切れ金です。当然、こんな手法は組合員に知れ渡る。中でも急進的な左派勢力と関係が深い面々は『基本給5倍』という破格の条件を突きつけて会社側を揺さぶってきた。しかし、これを丸呑みしたら会社の経営が成り立たない。今回の暴動は、煮え切らない会社の対応に痺れを切らせた彼らが、給料格差に不満を募らせる仲間の契約労働者をあおった結果とされています」(情報筋)
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社会 2012年08月20日 10時47分
酒気帯び運転で懲戒免職の元千葉県職員が逆転勝訴
東京高裁で興味深い判決があった。 酒気帯び運転で接触事故を起こし、懲戒免職処分を受けた元千葉県職員の男性(58)が、県に処分取り消しを求めた訴訟を起こしていたが、その控訴審で、東京高裁は8月16日、県側が勝訴した1審千葉地裁判決(11年1月)を取り消す判決を出した。 三輪和雄裁判長は「処分は社会観念上、著しく妥当を欠き、懲戒権者の裁量権を逸脱し違法」と述べ、請求を棄却した1審・千葉地裁判決を取り消し、男性に対する懲戒免職処分の取り消しを県に命じた。 判決などによると、男性は07年11月29日朝、前夜に飲んだ酒が残った状態で、出勤のため同県習志野市内でバイクを運転。対向車に衝突する物損事故を起こし、道交法違反(酒気帯び運転)で千葉簡裁から罰金30万円の略式命令を受けた。県は08年1月、職員の懲戒処分に関する規定に基づき、男性を懲戒免職処分とした。 県の要綱や指針は飲酒運転で交通事故を起こした職員は一律免職と定める一方、具体的状況で処分を軽減できるとしている。三輪裁判長は「飲酒直後の運転ではなく、軽微な物損事故。事故が飲酒の影響と断定できず、酒気帯びを明確に認識していたとは認められない。勤務成績が良好だったことなど、原告に有利な事情を考慮せず、評価を誤った」として、懲戒免職は重すぎると判断した。 この判決を受け、森田健作知事は「主張が認められず残念。判決の内容をよく検討した上で、今後の対応を決めたい」とのコメントを出した。 公務員の飲酒運転については、06年に福岡市で起きた幼児3人死亡事故以降、全国の自治体で厳罰化が進んだ。これに対し、公務員側が処分取り消しを求めて提訴するケースも相次いでいる。 ただ、これはあくまでもケースバイケース。飲酒直後の運転と、前夜の酒が残っていた状態での運転とでは事情が異なり、一様に処分、判断はできないであろう。(蔵元英二)
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社会 2012年08月19日 16時00分
集団セクハラに非難轟々 神奈川県警美人警察官を辱めた“強制ストリップ”
「騒動が報道されてからは県警本部や所轄の電話が鳴りっぱなし。抗議が300件以上も殺到したという。だが、それも当然の話。うら若き婦人警官を、まるでセクパブ嬢のようにキスしまくったり、ブラウスを脱がせたというのだから、あぜんとするばかりです」 県警詰め記者が呆れ返るのは、7月27日に発覚した神奈川県警の集団セクハラ騒動。そのハレンチぶりは、県警内部でも評判となっているのである。 同騒動が起きたのは今年3月上旬。その日の夜、県警大和署に勤務する30代の男性警官4人が、大和市内のカラオケボックスで酒盛りをしていたが、そこに同じ所轄に勤務する女性警官(23)を呼び寄せたのである。 「酒宴に参加していたのは、刑事2課の警部補と巡査部長(現在は県警暴力団対策課)、刑事1課の巡査長、交通2課の巡査部長の4人。最初はこの面子で飲んでいたが、『男だけではつまらない』と、件の女性警官を呼び出したのです」(神奈川県警関係者) 被害に遭った女性警官は、この直前に「4月からの人事異動」を内示されており、「異動先に知り合いがいる」と言葉巧みに呼び寄せられたという。そして、有り得ないセクハラの洗礼を受けたのだ。 「ボックスでは4人が赤ら顔で取り囲み、まず巡査部長が『服を脱げ!』と命じたという。それに女性警察官が躊躇していると、交通2課の巡査部長が顔を押さえつけて無理矢理何度もキスをした。また、刑事2課の巡査部長は、『オレの服と交換しろ』と半ば強制的にストリップを要求。女性警官は、目をギラつかせた男たちの前でブラウスを脱ぎ、服を着替えたのです」(前出・県警詰め記者) また、社会部デスクはこう話す。 「この“強制ストリップ”の間中、男たちは女性警官に喝采を浴びせたり、身体に触ったりとやりたい放題だった。しかも、この女性警官は所轄でも美人と評判だったらしく、『最初から送別会代わりに凌辱しようとしたのでは?』との見方も浮上しているのです」 今回の騒動が発覚したのは、この被害に遭った女性警官が異動後上司に報告し、「被害届を提出する!」と息巻いたから。 大慌ての神奈川県警は、当初内部処理しようとしていた方針を改め、立件の可能性もにおわせ始めているが、身内に甘い体質は断罪されるべきである。
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社会 2012年08月18日 19時30分
12万円のために交際男性殺害した62歳の無職女を起訴
京都地検は8月16日、交際中だった男性を絞殺し、男性のキャッシュカードで現金を引き出したとして、殺人や窃盗などの罪で無職・矢野由美子容疑者(62=京都市東山区今熊野宝蔵町)を起訴した。 強盗殺人容疑で逮捕、送検されたが、キャッシュカードを奪う目的が殺害前にあったことを示す証拠がないため、地検は殺人と窃盗の罪を適用した。 容疑は、6月11日夜、無職・梅井清さん(当時70=同区今熊野南日吉町)の自宅マンションで、梅井さんに精神安定剤を飲ませて眠らせ、首を電気コードで絞めて殺害。 キャッシュカード1枚を奪い、衣服を脱がせて遺体を浴室内に移動させて放置した疑い。2人は約2年前に知り合い、交際していた。梅井さんは7月12日に、自宅マンションで死後1カ月が経過したとみられる遺体で見つかった。 矢野容疑者は、殺害の数日前、交際していた梅井さんから、「金銭トラブルで暴力を受けたことが許せなかったなどと供述。生活費をパチンコなどに使い、カネに困っていたという。 殺害後、梅井さんのキャッシュカードを使い、2回にわたり現金約12万円を引き出したとされる。7月14日に窃盗容疑で京都府警に逮捕され、同月27日には、強盗殺人と死体遺棄容疑で再逮捕されていた。 「暴力を受けた」とする矢野容疑者の供述を聞く限りは、必ずしもカネだけが目的の犯行ではないのだろう。だが、額の問題ではないとはいえ、12万円のために人をあやめるとは、なんとも物悲しい事件である。(蔵元英二)
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社会 2012年08月18日 17時59分
甲子園出場校の部員がまた犯罪! それでも当の作新学院は出場辞退せず
開催中の「第94回全国高校野球選手権大会」では、連日、熱戦が繰り広げられているが、それに水を差す事件が起きた。 同大会に出場している作新学院(栃木県宇都宮市)硬式野球部2年生の野球部員の男子生徒(17)が、強盗容疑などで宇都宮中央署に逮捕されたことが8月18日に分かった。生徒は甲子園の登録メンバーには入っていない。 同署が生徒を逮捕したのは17日。逮捕容疑は10日午前6時50分頃、宇都宮市の雑木林で少女(16)のヒザなどに軽傷を負わせた上、現金数千円を奪った疑い。同署によると、生徒は「体は触ったが、現金は奪っていない」と容疑を否認している。生徒は9日の1回戦を甲子園で応援した後、10日に栃木に帰っていた。 生徒の逮捕を受けて、18日に記者会見した同校の長谷川勝比古校長は「非常に重大な事件で強く責任を感じている」としながらも、「高野連の判断を仰ぐが、今のところ辞退は考えていない」と出場辞退はしない考えを示した。 同校は10日の1回戦で佐久長聖(長野)に9-5で勝利し、16日の2回戦では立正大淞南(島根)に19-3で大勝した。19日の3回戦で強豪の仙台育英(宮城)と対戦する予定。 17日に栃木県高野連を通じ、連絡を受けた日本高野連は「過去の事例から、部活動外の個人の不祥事で出場を差し止めたことはない」としており、同校の3回戦以降の出場を認めた。 類似した事件では、広島工(広島市南区)2年生の野球部員が、県大会の最中に強制わいせつ致傷容疑で逮捕された。この部員は県大会メンバーに入っておらず、日本高野連は同校の甲子園出場を認めた。同校は1回戦で、飯塚(福岡)に4-6で敗退した。 また、埼玉では県大会の前に浦和学院(埼玉県さいたま市)の2年生の野球部員が、電車内で女子高生に痴漢をはたらき、県迷惑行為防止条例違反(痴漢)の容疑で逮捕された。男子生徒は春のセンバツでも活躍したレギュラークラスの選手だった。この際も、高野連からはおとがめはなく、同校は県大会を制覇。甲子園では1回戦で高崎商(群馬)に6-0、2回戦では聖光学院(福島)に11-4で勝利し3回戦に進出。19日に天理(奈良)と対戦する。 野球強豪校で相次ぐ部員の不祥事。しかも、今回の作新学院の場合は甲子園開催中とあって、その衝撃度は高い。野球強豪校で犯罪行為が頻発していることを思うと、野球の練習以外に、ちゃんと人間教育が行き届いているのかとの疑問が残る。(落合一郎)
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社会 2012年08月18日 16時00分
1カ月で300件 警察に突き出されて火がついた 女子校教師のパンチラ盗撮
今年6月、女子高校生のスカート内を盗撮したとして、東京都迷惑防止条例違反の疑いで逮捕された男の公判が、7月20日に東京地裁で開かれた。 「懲戒免職により無職です…」 スーツ姿で弱々しく述べる金子忠義被告(35)は当時、なんと都内の私立女子高教師。調書によれば、「学生の頃から女性の全裸より下着姿のほうが好きだった」という金子被告には、同種の罰金前科や前歴があったのだ。 「金子被告の盗撮行為は、昨年8月頃から始まったといいます。その悪行はしばらく誰の目にもとまらなかったのですが、今年3月13日、出勤前に駅の階段で女子高生を盗撮。気持ちが大きくなって帰りにも盗撮したところ、通行人が目撃して警察に突き出したのです。普通は、これで懲りるはずが、この後の金子被告は全く逆の行動を取りました」(社会部記者) なんと「警察に突き出されてしまい、もうダメだと自暴自棄になり、もっと盗撮してやれ…。ビックカメラでデジタルカメラとソニーのハンディカムを買いました」(金子被告の調書より)と、さらなる盗撮への決意を固めたのだった。 こうして金子被告は、4月14日早朝に家宅捜索に踏み込まれるまでほぼ毎日、都営地下鉄浅草橋駅の構内などで盗撮を繰り返した。自宅パソコンからは、たった1カ月間で撮影したとされる制服姿の女子高生の動画などが、約300件分も発見されたという。 盗撮に及んだ理由を「家庭の中の、金銭トラブルや収入…」などと、家庭の事情によるストレスと述べた金子被告。彼が教師になろうと思った背景には「小学校で出会った担任が非常に熱心で、当時(自分は)暴れる子どもだったんですが、熱心な指導をしてくれて。同じような仕事に就きたいなと…」と、目標となる先生がいたことも明かした。 弁護人「その先生に今の姿を見せられますか?」 被告人「恥ずかしくて見せられませんが…正直に話したい…」 暴走を止められるのは恩師のみか。
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社会 2012年08月17日 15時00分
新妻・福田衣里子がピンチ 宿敵“防衛ゾンビ”久間元防衛相が無所属出馬奔走中
森喜朗元総理(75)が次期衆院選に不出馬を表明し、永田町に世代交代の風が吹き始めた。ところがこの流れに逆らい、怪気炎を上げまくっている人物がいる。 それが3年前の衆院選で小沢ガールズの福田衣里子議員(31)に敗れた久間章生元防衛相(71)なのだ。 もともと、'07年当時に防衛大臣を務めていた久間氏は、「原爆しょうがない発言」で大バッシングを受けて辞任。その後防衛省の備品調達疑惑で“火だるま”となり、福田氏に大敗して永田町を追われたのだ。 その久間氏が、ここにきて「議員復活」に思わぬ意気込みを見せているという。 地元・長崎2区の情勢に詳しい県議がこう語る。 「『消費増税法案』成立の見通しがつき、永田町には解散風が吹き始めると見られるが、これに照準を合わせたように久間氏が、『あんな小娘に負けたまま政治家生命を終わることはできない』などと吹聴しだしている。ここにきて精力的な活動を見せているのです」 実際、同氏は6月にも地元財界関係者50人を集めた会合を開催しており、「地盤づくりに躍起」ともっぱら。さらには、選挙資金作りにも余念がないのだ。 「地元では政治資金パーティーを何度か催しており、一方で在日米軍への物品納入業者や、東日本大震災復興企業の顧問的仕事を引き受けているという。防衛省の備品疑惑が叫ばれた御仁ですから、ここらへんに食い込むのはお手の物なのでしょう。当選は別にしても、潤沢な選挙資金を持っていると噂になっているのです」(地元自民党関係者) また、前出の県議はその鼻息の荒さをこう話す。 「久間氏は無所属出馬を狙っているが、一方で『オレは石原都知事とも旧知の間柄』『新党結成の暁には、同党の公認を受ける』と周囲に漏らしている。とにかく、議員に返り咲きたい思惑がミエミエなのです」 もっとも、その久間氏の野望は、そう簡単には成就しそうもない。地元では依然、福田議員人気が圧倒的だからだ。 「福田氏は今年5月に法務官僚と電撃結婚。政治活動も一段とパワーアップしたと評判で、地元選挙区をこまめに歩き回っている。また、6月の『消費増税法案』の衆院採択で反対票を投じながらも民主党に残ったのも地元では好評価で、久間氏の狙う“クマのエリ退治”とはいきそうもないのです」(地元政治部記者) 老人パワーは不発か?
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社会 2012年08月17日 11時45分
塾講師が女子高生の裸を撮影 インターネットで公開か?
静岡中央署は8月15日、女子高生の裸を携帯電話のカメラで撮影し、児童ポルノを製造したなどとして、塾講師・吉田雅信容疑者(47=静岡県藤枝市内瀬戸)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで逮捕した。 逮捕容疑は、今年2月初旬、静岡市駿河区のホテルで、インターネットの出会い系サイトで知り合った当時17歳の女子高生の裸を、18歳未満と知りながら、携帯電話のカメラで撮影した疑い。吉田容疑者は「かわいい女の子と出会いたかった」と供述しているという。 被害少女が7月に、同署に相談して発覚したもので、吉田容疑者は11年7月から1回につき2万円を渡し、今年2月まで複数回撮影していた。 同署によると、自宅で押収した数台の携帯電話には、18歳未満とみられる約10人の女性の画像が残されていた。吉田容疑者は3年ほど前から、裸の女性の画像を載せたサイトを開設しており、同署は有料会員に公開して利益を得ていたとみて調べている。 吉田容疑者はかつて、同県藤枝市立高洲中学校の教諭だったが、06年3月にも児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で、同県富士宮署に逮捕された前歴がある。その際の容疑は、出会い系サイトで知り合った女子高生と、18歳未満と知りながら、みだらな行為をした上、デジカメなどで写真や動画を撮影して知人に渡したというもの。 類似した事件で教職から追われながらも、また同じような容疑で逮捕されてしまった吉田容疑者。教諭から塾講師に立場を変えても、教育者であることに変わりはない。吉田容疑者が起こしたことは、教育者にあるまじき行為であろう。(蔵元英二)
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社会 2012年08月16日 16時00分
[静岡]被害女性を3度凌辱! 「懲役50年」を食らった“ハイパー強姦魔”
いったい半世紀に及ぶ懲役刑とは、どんな卑劣な犯行なのか−−強姦致傷など9件の事件を起こしたレイプ魔に断罪が下った。 6月27日に開かれた判決公判で、東京高裁は被告の控訴を棄却し、1審判決の「懲役50年」を支持。7月11日に被告が最高裁への上告を断念したため、刑が確定したのだ。 この控訴審に臨んだのが、静岡県駿東郡に在住していた小沢貴司受刑者(35)。 司法記者が言う。 「なぜ懲役50年になったかを理解するには、多少の説明がいる。というのも、我が国の有期刑の最高は30年だからです。実は小沢は'01年〜'10年に9件の強姦事件を起こしているのですが、その間に窃盗罪で一度有罪判決を受けている。これが原因でそれ以前とそれ以後の事件が分離裁判となり、合算で半世紀もの懲役刑が言い渡されたのです」 静岡地裁沼津支部で行われた一審裁判では、'01年〜'08年までの5件が懲役24年。さらに'09年〜'10年間の4件が懲役26年との判決が下されていたのだ。 ただ、司法がここまで重刑を背負わせたのには理由がある。同受刑者のレイプ手口が、それだけ残忍さを極めていたからなのだ。 「最初の犯行は'01年10月。ヤツがまだ24歳の時で、静岡県富士市の路上で、20代女性の首を絞めて顔面を殴打。草むらに押し倒してレイプしたのです。だが酷いのはこの後。コトが終わって女性がスカートを身に着けようとすると、小沢は再び欲情。押さえつけて全裸にし、2度目の凌辱を行った。女性は全治10日の傷を負ったのです」(同) また'08年8月には、清水町の路上を歩行中の20代女性を道路脇の会社の敷地に引きずり込み、顔を殴りながら「お前、殺されたいの」などと脅迫。フェンスに押し付けながら強姦した。 同受刑者の手口は有無を言わせぬ力ずくで、女性が抵抗を諦めたら2度、3度と本能のままにレイプするものばかりだったのだ。 要は、「懲役50年」は身から出たサビ。卑劣なレイプ魔は断罪の末、塀の中に落ちたのである。
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都知事選 ラストサンデーで石原氏を袋叩き
2007年04月02日 15時00分
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都知事選特集 占い師対決
2007年04月02日 15時00分
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谷隼人が都知事選候補者を応援
2007年04月02日 15時00分
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都知事候補 黒川氏がメイドさんと“合体”
2007年03月31日 15時00分
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都知事選 ドクター中松、夜の渋谷交差点で新発明「回転舞台」披露
2007年03月30日 15時00分
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都知事選 石原氏「厳戒歌舞伎町演説」で語った手柄話
2007年03月29日 15時00分
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石原陣営に焦りアリアリ!? 今朝の政見放送でまさかの慎太“老”ぶし炸裂!!
2007年03月28日 15時00分
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都知事選政見放送で仰天マニフェスト
2007年03月27日 15時00分
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都知事選「浅草雷門で時間差対決、石原VSドクター中松」
2007年03月26日 15時00分
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都知事選 浅野スニーカー街頭演説でセクシーポーズ
2007年03月24日 15時00分
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都知事選 石原氏満員電車でGO!
2007年03月23日 15時00分
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都知事選きょう告示、石原氏ら第一声
2007年03月22日 15時00分
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桜金造都知事選正式表明
2007年03月20日 15時00分
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都知事選 黒川氏が石原知事をホリエモン呼ばわり
2007年03月19日 15時00分
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ホリエモン実刑
2007年03月16日 15時00分
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丸山弁護士東京都知事選出馬へ
2007年03月09日 15時00分
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石原カジノ構想消滅!?浅野氏に“追い風”吹く
2007年03月07日 15時00分
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上層部スタッフが告発 NOVA 怪文書
2007年02月21日 15時00分