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政治以上に難しい『韓国からの輸入品』との付き合い方

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提供:週刊実話

 1960年代の日本では、小学生までもが「アンポ(安保)」と呼べば、一方が「ハンタイ(反対)」と応えたように、現在の韓国の小学生も「イルボン(日本)」と呼べば、「パンデ(反対)」と応えている…。

 文在寅韓国大統領は、こうした民心を沈静化させるどころか先頭に立ってあおっている。日韓外交をこれからどうしようということは全く考えていないようだ。

 「とはいえ若い世代の日本好きは多いです。職場でいやなことがあると上司に反発する仲間同士で、『日本に亡命してやる』が合言葉になっているほどですからね」(韓国在日本人会社員)

 だが、日本を旅行する韓国人の心理は複雑だという。褒めるより、貶めなくてはならないという義務感に常につきまとわれるからだ。結果的に日本はつまらなかったと言うことになるが、腹の内はそうではなく、リピートを繰り返す不思議な韓国人は多い。

 韓国人が日本に旅して感じる致命的で衝撃的な差は、韓国コンビニでは「レジ袋に弁当を縦に入れる店員がいる」ということだ。客の立場から言えば、弁当の縦入れなどという蛮行は許さない。ところが韓国ではたまにいるのだ。

 財務省の調査(17年度)によると、日本の製品輸入先として中国、米国、豪州に続く4位が韓国で、その輸入額は年間3兆円を超えている。

 「日本と韓国の“見えない差”のトップは『ご飯』です。日本の飲食店で出てくるご飯は韓国のご飯よりおいしいと誰もが感じています。化学調味料に依存する強い味を提供し、ご飯の味などどうでもいいというのが韓国の店です。味にうるさい日本の消費者を相手にしている日本の店との差は出て当然です。ご飯の元は『米』ですが、韓国で国産米の批判はできません。特に賛美の相手が日本の場合、それは反社会的行為だからです。韓国の米やご飯と日本のそれとの違いは、①韓国の稲作は質より量を重視、②保管方法の違い、③韓国料理の『変質』(前述した化学調味料を多用)、④韓国「接待文化」の副作用があります」(韓国ウオッチャー)

 韓国の輸入品との付き合いは政治・外交以上に難しい。17年度に韓国産海産物を輸入したものの基準値を超える残留薬剤が検出され、食品衛生法違反で回収に至ったある国内の食品輸入業者が言う。

 「韓国の検査で“異常なし”と証明書が出ていたのに、日本で検査をしたら食品衛生法違反ですからね。衛生管理は現地の会社に委ねられており、こちらは信用するしかありません。一度問題を起こした食品会社からは輸入できなくなるので、新しい取引先を見つけなければなりませんから大変ですよ」

 18年だけでも、大腸菌群や基準値超の細菌数が検出されたり、微生物が検出されるなどの食品衛生法違反事例がいくつも報告されている。寄生虫による食中毒事案も複数繰り返されている。これらの食品を“水際”で食い止められない日本の検査体制にも課題がある。

 「日本の検疫所における輸入食品の検査率はわずか8.4%(16年度)ですから、国内に9割以上の食品が無検査で入っていることになります。16年度には約234万件にも及ぶ輸入食品の届出件数が提出されているのに、衛生監視員が400人弱しかいません。検査員を増員しない限り、十分な検査態勢とはいえないでしょう」(食品ライター)

 どこもかしこも人手不足だが、口に入る物には早急な対策が必要だ。

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