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『インハンド』視聴率持ち直すも「山Pよりあの人の出番増やして!」原作ファンが驚いた設定変更は…

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菜々緒

 山下智久主演のドラマ『インハンド』(TBS系、毎週金曜、夜10;00放送)の第9話が7日に放送され、視聴率が8.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)であることがわかった。過去最低視聴率の前回よりも0.9ポイント上昇したが、初回視聴率の11.3%からは大幅に下がった数字となっている。

 朱戸アオによる同名漫画が原作の本作は、天才科学者の紐倉哲(山下)が仲間の高家春馬(濱田岳)と牧野巴(菜々緒)と共に、数々の難事件を解決していくというストーリーだ。しかし、放送開始当時から、山下智久の滑舌の悪さや、ボソボソとした話し方、福山雅治主演のドラマ『ガリレオ』(フジテレビ)との類似性を非難する声が挙がっていた。

 さらに、視聴者からは原作との相違点に対する不満の声が増えてきている。第7話では、実は牧野には娘がいたというドラマオリジナルの展開が描かれ、原作ファンの視聴者からは「牧野に子供とかありえない。この設定違和感ありすぎ」「ほかのキャラクターでも成り立つ設定を、あえて牧野に付け加えた意味が分からない」と批判の声が挙がった。

 また、第1話の原作となる「インハンド プロローグ1 ネメシスの杖」(講談社)の主人公、阿里玲が登場せず、代わりに牧野を同じポジションに配置したことから、「阿里と紐倉の絡みが好きなのに、登場しないとか悲しすぎる」「紐倉が阿里に義手の理由について語るシーン、見たかったのにな」との声も。

 「漫画原作の本作ですが、ドラマ化するにあたって、変更されている点が多数あります。これは視聴者によりわかりやすく、ストーリーがより完結しやすいようにするためには必要なことなのです。しかし、小さな設定を変えるだけでも、物語の印象が大きく変わってしまうものです。原作ファンは、漫画ならではの世界観が崩れてしまうことに、不安を感じている部分が大きく、それが本作の批判へとつながっているのでしょう」(ドラマライター)

 原作が完結していない中、本日放送の第10話から最終章に突入する本作。「今のところ、紐倉の変人アピールが強すぎるから、“これぞ天才!”っていう描写がほしいな」「高家の出番少なすぎる!山Pの出番減らしていいから、濱田岳の見せ場増やして!」「どうせオリジナル展開盛り込むなら、最終回は原作と全く違う方向でやってくれたほうが清々しいかな」と改善を求める原作ファンも多い。

 本日放送の第10話では、エボラ出血熱疑惑の患者が登場し、さらに本作のカギを握る「裏切り者」の正体が明らかになるようだ。果たして、低迷気味の視聴率を上昇させることができるのだろうか?今後の展開に期待したい。

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