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持ち味は“空回り”?第一子誕生のパンサー尾形、生き残りの道は

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尾形貴弘

 お笑いトリオ、パンサーの尾形貴弘に第一子が誕生した。公式ツイッターでは、生まれたばかりの女の子を抱く様子もツイートされた。尾形は一般人女性と、2017年の3月9日に持ちギャグ「サンキュー」にかけて入籍していた。おめでたいといえるが、パンサーのポジションは危ういままだといえるだろう。

 「パンサーは、2010年から2011年にかけてブレイクを果たしますが、現在はキー局のレギュラー番組は0本です。最初はそろってイケメンといったことで注目を集めますが、『尾形が空回りしすぎ』『これといった持ちネタがない』といった地味なキャラクターで、徐々にテレビからフェードアウトしていきました。同じよしもとクリエイティブ・エージェンシーの後輩で、3人組のジャングルポケットにポジションを奪われてしまったともいえますね」(放送作家)

 パンサーは、それぞれのメンバーがコンビ解散を経験している。苦労人であるといえるが、その分メンバー間の意思疎通がうまくいっていなかったともいえるだろう。

 「パンサーの中でも、尾形は大学卒業後、会社員を経て東京NSCの8期生に入学したため、今年で41歳をむかえる年長者です。同期の出世頭はスリムクラブのほか、馬鹿よ貴方はの平井“ファラオ”光などがいますね。ただ、吉本のルールとしては、コンビやトリオを解散し再結成した場合には、芸歴が一番下の人間にあわせるため、メンバー最年少の向井慧と同じ11期扱いとなります」(前出・同)

 家族を持ったことで、尾形にとっては芸能界で生き残るためには、今がふんばりどころといえるだろう。スベリギャグばかりではない、新しいキャラクター開発にも期待したいところだ。

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