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追い込まれる斉藤由貴と山尾議員を尻目に「お咎めなし」で高笑いの宮迫博之

 空前絶後の不倫ブームとなっている日本。なかでも現在炎上中なのが、不倫関係を否定していたはずの斉藤由貴だ。

 当初「手つなぎ写真」が流出した際は記者会見で「家族ぐるみの付き合い」「足元がおぼつかなくて繋いでしまった」などと苦しい言い訳で関係を否定していた斉藤だが、ここにきてキス写真や相手の医師が斉藤のものと思われるパンツをかぶる写真が流出。

 動かぬ証拠を突きつけられた斉藤は、ついに観念。事実を認めたうえでマスコミに謝罪FAXを流し、「どんなペナルティでも受ける」と宣言。それを受けたニッポン放送は、レギュラー出演中だった『オールナイトニッポンMUSIC10』を無期限休養とする。

 今後、神奈川手話親善大使や、CM2本についても降板が濃厚で、違約金も発生する模様。不貞行為の代償は、大きなものになってしまった。

 一方、不貞によって掴みかけた大役を逃し、その身を追われることになったのが山尾志桜里衆議院議員だ。離婚・不貞問題が得意というK弁護士と幹事長内定日に不倫し、写真を撮られてしまったのである。

 かつて自民党議員の不倫を厳しく批判していたうえ、安倍政権に「説明責任を果たせ」と主張してきた山尾氏だが、自身の不倫は別問題と言わんばかりに会見で質問を受け付けず、早々に打ち切り。

 ダブルベッドのホテルで「打ち合わせをしただけ」と言い訳しているが、信じている者は皆無。幹事長内定が一転、党を離れ下野したうえ、これまでの政治活動で貫いてきた一貫性も失ってしまった。こちらも、大きな代償となった。

 そんな不倫を笑いに変え、内心高笑いしているのが宮迫博之だ。『ワイドナショー』で松本人志が「文春の第二弾は揉み消した」と冗談交じりに話したが、その通り続報はなし。それどころから「嫁から許しを得た」ことを口実に、相変わらず「一線は越えてない、ダークグレー」と開き直っている。

 14日に放送された『アメトーク』でも、共演の吉本芸人が宮迫の不倫をいじるお馴染みの展開。出演陣は大笑いだったものの、Twitterには「ウザイ」「笑えない」「反省していない」と批判のオンパレード。

 そんな声はどこ吹く風の宮迫は、結局降板したのは『アフラック』CMのみ。斉藤由貴や山尾志桜里議員のような「代償」もほとんど受けず、レギュラー番組に出演し続けている。現在のレギュラー本数ならCM違約金も支払い可能であると思われ、事実上、「お咎めなし」状態と言っていい。

 「ダウンタウンの浜田雅功と同じ手法です。事務所サイドが『嫁が許した』ということにして、冠番組を継続させるために『イジリ』にしているのでしょう。

 斉藤由貴や山尾志桜里がペナルティを受ければ受けるほど、何の痛みも負わず開き直りの宮迫に対する風当たりは強くなる。

 しかし本人にしてみれば、事務所が守ってくれるのですから、『どこ吹く風』で、高笑い状態でしょう。ほとぼりが冷めた頃、とにかく明るい安村のように『本当はヤっていた』なんて白状するかもしれません。もちろん笑えませんが」(芸能ライター)

 不倫で代償を求められる人間と、そうでない人間が生まれる芸能界。実に不思議な業界である。

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