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不祥事の影響はいかに?大相撲夏場所“チケット争奪戦”を検証する

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画像はイメージです

 近年ほとんどの場所で即日完売という状況が続く大相撲本場所のチケット一般販売。筆者が昨年の夏場所にこの“チケット争奪戦”に参加した際も、ただの1枚もチケットを手にすることは出来なかった。

 しかし、度重なる不祥事の連鎖で大相撲を取り巻く状況は1年前とは様変わりしており、今年の夏場所ではチケット確保の難易度が下がっている可能性も否定できない。チケットは取れるのか、それとも取れないのか、実際に検証してみることにした。

 今回の検証にあたっては、パソコン1台とスマートフォン2台を使用。この中からパソコンを日本相撲協会公式販売サイト「チケット大相撲」、スマホ2台をそれぞれ「チケットぴあ」、「イープラス」の各プレイガイドに割り振り、購入日は順に千秋楽・初日・平日4日目、希望座席は全て「マスC席(2人用)」を想定した。

 昨年の争奪戦と同じ環境を準備し迎えた午前10時、3台同時にアクセスを試みる。すると、パソコンは繋がらなかったがスマホは2台とも各サイトに繋がった。パソコンの方はその後10分後にようやく繋がったが、この時点では既に全ての座席に「×」が表示されていたためチケット確保に失敗している。

 残る2台のスマホだが、「チケットぴあ」の方は席種選択画面に移行する際に更新がストップし、その後約3分後に移行した際には残席は「△」表示のイスC席だけ。ただ、想定からの妥協ありきならチケット自体は取れそうという結果となった。

 一方「イープラス」の方は順調で、購入の最終確認場面までノンストップで進んだ。今回想定した4日目以外の日にちのマスC席にも「○」が多く見受けられたことからも、平日に関してはチケット確保に成功したといっていいだろう。

 以上が今回の夏場所“チケット争奪戦”の検証結果である。もちろん接続面での運もあっただろうが、1年前の“全滅”を考えると、不祥事の影響で若干チケットは取りやすくなっていると言えるのではないだろうか。

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