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アンタッチャブル・柴田英嗣が出会ったもうひとつの偶然

 アンタッチャブル・柴田英嗣といえば、“ザキヤマ”こと山崎弘也が相方で、元M-1王者で…というパーソナルデータがぶっ飛ぶほど、歌手・ファンキー加藤とのW不倫は強烈なインパクトを与えた。加藤は、後輩主催の飲み会で柴田の元妻と出会い、不倫関係に発展。昨年5月、元妻と柴田の離婚が成立し、そのわずか4か月後、元妻の妊娠が発覚した。今月、無事に出産し、加藤は今後慰謝料を支払っていく形になった。

 超泥沼となった不倫三角関係で、これまで青春応援歌を歌ってきた加藤は、男としての株を下げた。いっぽう、会見に応じたうえ、別れた妻の妊娠の相談にのり、友人だった加藤が認知をする瞬間の現場にも立ちあった柴田は、懐の深さを見せた。

 すごいミラクルが重なった3人だが、柴田はどうやら、偶然を招き入れる運があるようだ。まったく売れていないお笑い芸人で、「助走」(ドン・クサイ、織田浩義、竹田吉輝、平岡修)という4人組がいる。彼らは柴田とまったく面識がないにもかかわらず、学生時代に縁があったのだ。

 まず、西口プロレスにも上がっているドン・クサイは、柴田と同じ静岡県・東海大学工業高等学校(現・東海大学付属翔洋高等学校)出身。しかも、3年間同じで、同級生だった。ドンは電気科で、柴田は機械科。接点はなかったが、有名な卒業生の大半はプロ野球選手かサッカー選手のため、唯一といっていい人気お笑い芸人の柴田は、在校生の誰もが知る存在だった。

 さらに、同じ助走の竹田も、これまた同級生。偶然、ドンと同じ電気科だった。さらにさかのぼれば、平岡は柴田と同じ、白百合幼稚園の卒業生。残る織田は、東海大学第一高等学校(現・東海大学付属翔洋高等学校)の出身で、こちらは柴田の隣の学校だった。

 みな静岡県出身という共通点はあるものの、ここまで区域が重なることは稀。この事実をテレビ番組『東京オーディション(仮)』の本番中に知った柴田は、困惑しきり。彼は何かと“持っている男”のようだ。

 唯一の問題点は、ピンやコンビなど、さまざまな形で芸人生活を送りながらも、助走がまったく売れていないところ。もしかすると柴田は、ツイていなかったりする!?

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