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元祖“逆輸入俳優”金城武は前より活躍中? ディーン・フジオカは同じ運命をたどるのか

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ディーン・フジオカ

 現在、“逆輸入俳優”と聞いて思い浮かべるのはディーン・フジオカだろう。2016年NHKの朝ドラ『あさが来た』でブレイクして以降は“おディーン様”の愛称で親しまれてきた。年明けにはフジテレビの開局60周年特別ドラマ『レ・ミゼラブル 終わりなき旅路』の主演が決まっており、来年もさらなる活躍に期待がかかる。

 そんな“おディーン様”が注目されたのは、日本のジュノン・スーパーボーイ・コンテストがきっかけになりながらも、台湾で活躍して再度日本でブレイクした逆輸入俳優という点だろう。だが、実はディーンより前に逆輸入俳優の道を切り開いたのは、金城武だ。

 「日本人の父と台湾人の母との間に生まれた金城さんは、高校時代にスカウトされ、清涼飲料水のCMでデビュー。その後は、香港のドラマや映画で活躍をしました。しかし、日本で1998年に出演が決まった『神様、もう少しだけ』(フジテレビ系)で名が知れ渡った後は、日本のドラマやCMに引っ張りだこに。1998年のCM出演契約社数は7社もあり、かなり人気だったことが分かりますね」(芸能記者)

 しかし、ブームはだんだんと下火になり、テレビでの露出も減っていった。今、彼は何をしているのだろうか。

 「逆輸入俳優という点は最初は珍しかったのですが、だんだんと飽きられてしまったようで、2000年代に入ると少しずつ見かけなくなりました。ですが、今は台湾や香港を拠点に俳優として活躍しているんですよ。中国メディアが選ぶ『2016年の世界10大美男ランキング』では8位に選ばれていることからも、その人気の高さは分かるでしょう。さらに、実は今年、アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーが金城さんを新たな会員候補として選定しているんです。会員となればアカデミー賞の投票権を持つことができる。世界的に俳優として影響力が高いことが分かりますね」(前出・同)

 そんな金城の現状を見て心配になるのは、現在ブレイク中のディーンだ。

 「金城さんがすぐに飽きられてしまったように、ディーンさんも今年に入って少しずつその傾向が見られます。CM本数は2016年あたりをピークに激減し、今年単独初主演を果たした『モンテ・クリスト伯−華麗なる復讐−』(フジテレビ系)の視聴率も振るわず。SNSで私服姿をあげれば『ダサい』などと言われ、女性ファンも離れつつあるようです。珍しさがなくなった来年が勝負となるかもしれませんね」(前出・同)

 ディーンも金城のように世界で活躍できる俳優になることができるか…。

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