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山田孝之「一歩引いて、映画をものにしてもらいたいんです」、『指輪をはめたい』初日あいさつ

 俳優の山田孝之(28)が19日、東京・新宿区の映画館「新宿バルト9」で、映画『指輪をはめたい』の上映前にステージに登場。出演者の小西真奈美(33)、真木よう子(29)、池脇千鶴(29)、二階堂ふみ(17)、岩田ユキ監督(39)と共に、舞台あいさつを行った。

 『指輪をはめたい』は、山田が演じる記憶喪失の男が、小西、真木、池脇が演じる3人の花嫁候補の間で揺れ動く、一風変わったラブストーリー。二階堂が謎のスケートリンクの少女役で、同日から全国公開。

 記憶を失くした天然ボケ気味の男・輝彦を演じた山田は、マイクを持つと、『指輪をはめたい』を「男性に見てもらいたい」と言い続けてきたことを明かした。男性作家による同名の原作小説を読んだときに「男が結婚するにあたってどういったことを考えているのか」などに興味を覚えて、「共感できる人は男性だったら多いと思った」「一生を共にする女性をどうやって選ぶべきか」「どういう基準で女性を見ているのか」などを見どころとして紹介した。

 「脚本を読ませていただいたときに、才色兼備で何でもパーフェクトにできる女性のような感じがしたのですが、実は内側に、すごく情熱を持っている」と役柄を紹介したのは、小西。「寒い中、たくさんの方に来ていただきうれしく思っています。役者だけをしていますと、こうして皆さんと触れ合う機会がなかなかないので、今日はたくさんの方にお会いできるのを楽しみにして来ました」と、雨の中詰めかけた大勢のファンにあいさつをした。

 「この2人ほど、ストーカーっぽくない」と、笑顔で役柄を紹介した真木。チャーミングでセクシーな花嫁候補というが、「この役を逃したら、もう、こういった役はいただけないのでは」と思ったことを告げた。また、撮影現場で「体当たり」で役作りを行っていたエピソードを語った。

 池脇演じる花嫁候補は、携帯電話機も持っていない古風で奥ゆかしい女性。映画の中に池脇が人形劇を上演する場面もあり、「輝彦さんのことが好きで好きでたまらない」「人形劇と輝彦さん、それだけで彼女の人生は作られている」、そう思いながら演じていたことを紹介した。

 「せりふの一つ一つに重みがあったので難しかった」と撮影を振り返った二階堂は、岩田監督からアドバイスを受けながら演技したことを語った。

 山田は「映像も、音楽も美しい。頭をかき乱されるような作品」と出来栄えに自信をのぞかせ、「見てその場で映画を楽しむことプラス、自分に何かを置き換えて、一歩引いて、映画をものにしてもらいたいんです。ぜひ、そのように、この映画がなったらいいなと思います。今日、もし男女で来ている人たちはこのあとでもいいですし、そうではない人は、帰って誰か異性と、ぜひ、話してもらいたいです。そうすれば、何か、自分も相手も、見えてくるものがあるのではないかと思います」と熱く語った。(竹内みちまろ)

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