ゲーム事業好調の金満DeNA 今度は駅伝に進出へ

スポーツ 2013年01月08日 15時30分

 この不景気のさなか、カネがあるところにはあるものである。

 10年オフにプロ野球・横浜ベイスターズ(親会社はTBS)を買収したソーシャルゲーム大手のDeNA(本社・東京都渋谷区)が、今度は陸上界に進出することが分かった。

 DeNAでは今年3月で廃部となる、かつての名門・エスビー食品陸上部をチーム丸ごと受け入れることになった。1月10日に発表される予定。

 同社陸上部はマラソン界のスーパースターといえる瀬古利彦氏(56)を擁し、80年代には黄金期を築き、84年からは全日本実業団駅伝で4連覇を達成した。しかし、マラソンなど個人の強化を優先したため、チームは弱体化。01年以降は同大会に出場することすらなかった。

 昨年8月、同社の経営合理化により、廃部が決まった陸上部は受け入れ先を模索。この度、DeNAへの移籍が決まった。同社陸上部にはスポーツ推進局長の瀬古氏を始め、スタッフが6人。選手は08年北京五輪・長距離代表の竹沢健介(26)ら6人が在籍するが、12人全員がDeNAに移る。

 個人競技のマラソンと違って、企業名がクローズアップされる実業団駅伝は宣伝効果も高く、DeNA陸上部は駅伝に力を入れることになる。

 野球では1年目の昨季、最下位脱出はならず。CS(クライマックスシリーズ)進出に向け、なりふり構わぬDeNAは、カネにモノを言わせて、中日から4番打者のトニ・ブランコ内野手(32)を始め、ホルヘ・ソーサ投手(35)、エンジェルベルト・ソト投手(30)の即戦力3人を強奪した。

 やる以上は、元日恒例の全日本実業団駅伝日本一を目指す。アマチュア陸上界では、引き抜きは御法度だが、DeNAでは正式に受け入れが発表された後には、新卒選手など新戦力の獲得にも着手する。

 野球に続き、陸上への進出は“カネ”の裏付けがあってこそ。ゲーム業界では昨年5月に課金制のアイテム商品・コンプガチャ問題が発生。業界大手各社はコンプガチャの廃止を決定した。これが影響して、ライバル企業のグリーは減益したが、DeNAは絶好調。

 DeNAはコンプガチャ問題以降もゲーム事業は順調で、昨年11月に発表された12年度第2四半期(6月〜9月)決算によると、売上収益は503億円で前年同期比45%増。営業利益は204億円で前年同期比38%増、四半期利益は201億円で前年同期比48%増と、大幅に増益している。

 アマチュアスポーツ界では、不況により実業団が次々に廃部するケースが相次いでいる。DeNAは右肩上がりの業績を背景に、野球、陸上にとどまらず、スポーツ界を席捲しそうな勢いだ。
(落合一郎)

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