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10.5長嶋茂雄氏危篤騒動 マスコミ各社が裏取り取材に走り“予定稿”まで

 10月5日夕刻、巨人軍終身名誉監督・長嶋茂雄氏(82)の“危篤情報”がマスコミ間に流れ、裏取り取材等で一時大騒ぎとなった。

「発信源は通信社、テレビ局だったようです。確度の高い情報として、スポーツ紙などは来るべき時に備え“予定稿”を用意しているという噂まで飛び交った。確認作業などで現場は大混乱に陥りました」(スポーツ紙記者)

 長嶋氏が胆のうの不調で都内の病院に緊急入院したのは7月上旬だった。8月上旬には回復へ向かう長嶋氏のコメントが球団から発表されたが、あれから3カ月が経ったのに、退院報道は出ていない。
「その間、なかなか胆石が取れない、肺炎を発症したなど重病説は絶えなかった」(球界関係者)

 長嶋氏の公式的な病状が一切報じられない中で、突然“危篤情報”が流れたわけだ。入院先の病院前には、多くの報道関係者が詰めかけた。

「相変わらず、次女の三奈さんサイドは“順調に回復しています”とコメントしています。しかし、ミスターが緊急入院して1カ月くらいまでは一進一退の危険な状態だった。そんな時でさえ“元気にしています”と言ったくらいですからね。本当は、危険な状態だから姿を見せられないと思われても仕方がありません」(長嶋氏に近い放送関係者)

 実は、8月上旬、長嶋氏の入院が報じられた直後にも危篤説が持ち上がっている。“何か重大発表があるのでは”とスポーツ紙記者らは読売新聞東京本社前に集まったが、「長嶋さんは元気です。命にも別状はない」と関係者から伝えられ、現場から引き揚げている。

 5日夜も長嶋氏の危篤情報は、同様に否定された。

 最近の長嶋氏の病状について知らされたという近親者の話によると、
「3カ月にも及ぶ点滴での栄養補給と流動食だから、長嶋さんはかなり痩せてしまっている。運動不足による体力減退も否めない。しかし、長嶋さんは“歩きたい!”と話しており、会話もできる状態です。医師側も“車椅子だから回復には時間がかかる”と長期入院を告げているそうです。危篤ではありません」

 スポーツジャーナリストの吉見健明氏が語る。
「今回の危篤説騒ぎもキャッチしたが、慌てず、騒がず長嶋さんの回復を信じている。14年間も続けてきたリハビリの精神力からして、再起は近いとみます」

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