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タイガー服部レフェリー引退試合を2.19新日本プロレスが開催!

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タイガー服部

 1990年代に新日本プロレスのメインレフェリーを務め、渉外担当としても貢献したタイガー服部レフェリーが新日本プロレス2.19東京・後楽園ホール大会で引退記念試合を行う。

 服部レフェリーは、レスリング選手として67年世界選手権のバンタム級で優勝。明大卒業後に渡米し、プロレスラーの指導やレフェリーを経験した後、82年に新日本入団。84年に長州力とともにジャパンプロレスを設立した。90年代は新日マットに戻り、数々の名試合を裁いた。昨年9月の新日本ニューヨーク大会では米国最後のレフェリングをし、彼を称えるセレモニーも行われている。

 1970年代後半にはヒロ・マツダ道場で、後のスーパースター、ハルク・ホーガンにもレスリングを指導。明治大学の先輩に当たるマサ斎藤ら、アメリカで活躍する日本人レスラーの悪役マネージャーを務めるなど、選手としての経験はないものの選手やプロモーターからの信頼は厚く、帰国後にそれが役立った。フロリダでNWA加盟地区のレフェリーを務め、そのルートで全日本プロレスでレフェリーデビューしたことはあまり知られていない。

 長州とマサがタッグを組むようになったこともあり、長州とは新日本、ジャパン、新日本、WJ、新日本で行動をともにした。服部レフェリーが新日本のメインレフェリーになったのは長州が現場監督に就任してからで、それまではミスター高橋が務めていた。長州の引退試合、ラストマッチも服部レフェリーが裁いており、両者の信頼関係の深さがうかがえる。

 昨年は長州のラストマッチをはじめ、新日本に限らず、メモリアルの大会にスポット参戦してレフェリングを務め、自身のカウントダウンを進めていたが、2.19後楽園をもってレフェリーから完全に引退することを決めた。74歳となるタイガー服部のラスト3カウントの“相手”は誰になるのか注目だ。

(どら増田 / 写真・萩原孝弘)

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