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2回新潟競馬2日目(7月29日・日曜日)予想・橋本 千春

新潟11R「アイビスSD」芝・直線1000㍍
★勢いに乗るレジーナフォルテが、昨年3着の雪辱を果たす★
◎7レジーナフォルテ
○8ラブカンプー
▲15ダイメイプリンセス
△3カラクレナイ、17ペイシャフェリシタ
 競馬の都市伝説ならぬ、ジンクスがある。それは、冠婚葬祭にかかわる関係者の馬は走るというもの。
 「レジーナフォルテの杉原誠人騎手は先週の23日、第一子の男の子が誕生した」
 実におめでたい。人馬は赤い糸で結ばれていた。
 「結婚直後に、さくらんぼ特別を優勝、前走のテレビユー福島賞は結婚1周年の節目の勝利を飾っている」
 二度あることは三度ある。昨年のアイビスSDは3着と長蛇を逸しているだけに、スタッフ一同のモチベーションは、日本一の富士山より高い。
 「唯一、気がかりなのはフケ(発情)が来ていること。2走前の韋駄天S(12着)の敗因がコレ」
 ただ、テレビユー福島賞は注射で治まり、勝利をつかんでいる。今回も注射でクリアできるハズ。
 「見極めは当日のパドック。ぐったり、落ち着いていたら赤信号。逆に、暴れてうるさいぐらいが丁度いい。それなら、青信号だ」

札幌11R「クイーンS」芝1800㍍
★昨年のオークス馬ソウルスターリングが、ついに復権を果たす★
◎2ソウルスターリング
○6リバティハイツ
▲9ディアドラ
△4ツヅミモン、5フロンテアクイーン
 オークス優勝の栄光と、挫折を味わってきたソウルスターリングがここで復権を果たす。
 「歯車が噛み合わなくなったのは、昨秋以降、一流牡馬に挑戦を続けてきたことが始まりだ。オークスの金看板が色あせてきたとはいえ、傷口はまだ浅い」
 今年から牝馬路線にシフトして、着実に上昇カーブを描いている。
 「状態は今がピークに近い。コンビの北村宏司騎手も確かな手ごたえを感じ取っている」

小倉11R「佐世保S」芝1200㍍
★満を持して出走する、オーヴィレールにチャンス到来★
◎オーヴィレール
○オールポッシブル
▲コーディエライト
△ブラッククローバー、レインボーフラッグ
 好走条件の整った、オーヴィレールが混戦に断を下す。
 「小倉は新馬勝ちを飾った、相性の良い舞台。コース替わりはプラス材料」
 過去に準オープンを勝っている(彦根S)ように、実力の裏付けも確か。
 「テレビユー福島賞は位置取りが悪く、5着と不発に終わっているが悲観することはない。むしろ、メンバー最速の上り(33秒9)で0秒3差と迫った内容を評価したい」
 前走はたまたま、ゲートの出が悪かっただけ。ここは本来の、好位差しが決まる」

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