『噂の!東京マガジン』の名物料理コーナーが趣旨変更 原因は「女性差別」?

社会 2019年03月17日 12時20分

『噂の!東京マガジン』の名物料理コーナーが趣旨変更 原因は「女性差別」?画像はイメージです

 関東の日曜お昼の人気番組『噂の!東京マガジン』(TBS)のワンコーナー、「平成の常識・やってTRY!」の編成に大きな変更があったと視聴者の間で話題になっている。

 「平成の常識・やってTRY!」は1990年から放送開始。街を歩く10代〜20代の若者に対し、番組の用意した課題料理にチャレンジしてもらい、若者の常識をオヤジ目線で確かめるという趣旨のコーナーだ。番組に登場する若者は主に女性であり、料理を黒焦げにしたり、調理器具から火が噴いたりといった常識では考えられない「ハプニング映像」を中心に構成したコーナーであるのだが、平成時代最後の年である2019年から趣旨が変わり、「成功者の映像も紹介される」、「女性だけではなく男性も参加する」といった変化が見られているのだ。

 現に2019年3月3日放送の「チャーハンをつくる」では、一人目の女性がいきなりチャーハン作りに成功。何にもできない子だと思ってた娘が料理への意外な才能を発揮し母親に泣かれるという感動シーンが描かれた。二人目はホテルマンを目指す20歳の男性で、作業工程は丁寧だったものの、味付けは胡椒のみで味が薄く失敗。三人目は料理のできない娘が料理上手の母親のサポートにより無事成功へ導くなどの変則パターンが多く登場。

 続く、3月10日の「春巻きを作る」という放送では、27歳の男性が味付けを忘れ醤油を直接ぶっかけるなどして失敗。しかし、この日の参加者では成功者3人中2人が男性など、男性を中心にしたコーナー作りが行われた。

 「平成の常識・やってTRY!」には、何度か男性チャレンジャーが登場したり(その場合は料理ではなく日曜大工が選ばれることが多かった)、成功者の映像が番組ラストに流れるなどの変化はあったものの、どれも短期間で終わっており、3か月も長きに渡りリニューアルが続いたことはなかった。

 この趣旨変更に関しては、女性の「社会上の立場」が昭和時代より大きく変わったことが大きな原因ではないかと思われる。「やってTRY!」には、以前から「料理を行うのは女性だけなのか」「若い女性を馬鹿にしている」といった批判が続出していたこともあり、今回2019年の平成最後の年をもって、時代の波を汲んだ番組作りを始めたのではないかとされている。

 また、その一方、平成が終わるに従い、「平成の常識」を謳っている「やってTRY!」もタイトルの都合上、「平成」という冠を取るか、新しい元号を付けるか、それともコーナー自体を打ち切るかの選択を迫られているといい、2019年5月の改元以降、どのようなコーナーに変貌するのか業界内で注目を集めているという。

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