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電車内で男3人が女子高生に集団で痴漢

 兵庫県警生活安全特捜隊と宝塚署は7月17日、電車内で女子高校生に集団で痴漢したとして、強制わいせつの疑いで、3人の男を逮捕した。

 逮捕されたのは、いずれも会社員で、村井良寛(36=同県西宮市北六甲台)、舟越洋平(28=同市北六甲台)、木村康之(38=同市名塩東久保)の各容疑者。村井、舟越両容疑者は容疑を認めているが、木村容疑者は否認しているという。

 3人は面識がなかったとみられ、県警は3人がどのような経緯で、同じ女子生徒を狙ったか詳しく調べる。

 3人の逮捕容疑は、6月12日朝、同県内を走行中だったJR福知山線・西宮名塩〜宝塚間の車内で、通学途中の高校2年の女子生徒(17)の前後を取り囲み、下半身を触るなどのわいせつな行為をした疑い。

 女子高生は宝塚駅で下車し、痴漢行為を目撃していた別の乗客に勧められて、駅員に相談。県警では、女子高生から「3人から触られた」と申告を受け、防犯カメラの映像を解析するなどして捜査を進めていた。

 1人が痴漢行為をはたらいていたのを見て、他の2人も興奮して便乗ししまったのか…。なんとも理解しがたい。なんの面識もないのに、同じ女子高生を3人で狙い撃ちにするとは、とんだ連係プレーだ。

 被害を受けた女子高生にとっては、1人の痴漢に触れただけでも、ショックは大きいのに、3人の男の手が同時に伸びてきて、体を触れたのでは、たまらなかったに違いない。
(坂本太郎)

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