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第2話で風向きが変わってきた問題ドラマ

 15日の初回終了後、「児童養護施設の子供たちへの差別を助長する」などと、親が育てられない子供を匿名で受け入れる「赤ちゃんポスト(こうのとりのゆりかご)」を設置している熊本市の慈恵病院から放送中止を求められ、同病院が22日に放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会に審議を求める申立書を送付するなど賛否要論が巻き起こっていた芦田愛菜主演のドラマ「明日、ママがいない」の第2話が22日に予定通り放送された。

 日テレは20日、放送中止や謝罪には応じない考えを同病院側に伝え予定通り放送。

 15日の初回は、番組名などに続いて提供スポンサーとして8社の社名が紹介されたが、第2話では1社も紹介されず。

 各スポーツ紙によると、8社のうち、「エバラ食品工業」、「エネオス(JXホールディングス)」は2話目からCM放送をとりやめ、エバラは、自社CM分をACジャパンの公共広告に差し替えて対応。「キユーピー」はCMを放送せず、「三菱地所」「小林製薬」は、CMは流れたが、社名の提供表示をせず。残りの3社は現状維持だったという。

 「各社は同ドラマの枠で年間契約しているため、対応をした5社がスポンサーから撤退するというわけではないが、こうなってしまったからには日テレ内でもかなり深刻に協議されることになりそう。次の同枠のドラマにも少なからず影響を与えてしまう」(テレビ関係者)

 第2話でも三上博史演じる、「魔王」と呼ばれる児童養護施設の代表者が芦田らが演じる子供たちに「元の飼い主を忘れられないペットがかわいがられるはずはない」、「お前はかわいいトイプードルだ」など辛辣な言葉を吐き捨てる場面があった。

 23日以降の病院側、日テレ双方のリアクションが注目される。

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