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あの飛田新地に潜入したことも!NHKで革命を起こし続ける爆笑問題

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太田 光

 NHK総合でオンエアされている爆笑問題の教養エンターテイメント番組『探検バクモン』。爆笑問題の略語である爆問=バクモンが、一般人なら普段は絶対に入ることが許されない場所へ、「NHKの番組である」という印籠をかざしてして潜入・取材。時代の寵児や博識者、時代を築いた関係者ほか、NHKでなければ録ることが許されない貴重なインタビューを実現させている。

 立ち入り禁止エリア。巨大施設の裏側。そこは、“関係者以外は立ち入り禁止”の規制線が張られているからこそ、のぞいてみたくなる“ウラガワ”ンダーランド。最近では、AI(人工知能)を知るために人工知能先端研究センター、年間200万人が訪れる富士急ハイランドのアトラクションの裏側、動画クリエイターの実態を知るために、HIKAKIN、はじめしゃちょーなど、人気ユーチューバーおよそ180組をマネージメントする事務所を訪問した。爆笑問題の2人は齢50過ぎにして、動画制作に初チャレンジした。

 どこでも探求、それがモットー。数ある潜入先のなかでも、歴史の扉をこじ開けたといっても過言ではないのが、大阪・西成区のあいりん地区だ。通称・釜ヶ崎、日本最大の日雇い労働者の街である。炊き出し、超安価宿泊施設、暴動。早朝から地べたに座ってアルコールをたしなむ路上生活者が、あちこちに。その日の仕事にあぶれた日雇い労働者が、困窮とふさがれた未来に震える街でもある。

 およそ6年の歴史のなかで、15年9月にオンエアされた釜ヶ崎は、間違いなく神回だ。なぜなら、久しく撮影禁止を貫いてきた西日本最大の遊郭・飛田新地でカメラを回したからだ。当然、モザイクと規制にまみれた映像だ。しかし、釜ヶ崎育ちのラッパー・SHINGO☆西成、釜ヶ崎の生き字引・水野阿修羅さんを帯同させるという最強布陣で、閉ざされた鉄格子をノックできたことは称賛に値した。メディアでも、爆笑問題とNHKを称える声が多く上がった。

 爆笑問題といえば、誰もが知るテレビタレントにして、漫才師。司会、スタジオ収録だけでやっていける数少ない有名芸人といえる。それでも、ロケを辞めないスタンスを、同番組だけで貫いている。長けた対応力。意外と常識人である太田と、誰に対してもツッコむ田中。爆問ならではを観られるのは、バクモンだけだ。

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