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長谷川京子主演『ミストレス』が不評? オリジナルの過激さを期待も「まるで昼ドラ」の声

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長谷川京子

 『ミストレス〜女たちの秘密〜』(NHK)の第4話が10日に放送され、平均視聴率が自己最高の4.6%(ビデオリサーチ調べ、関東区、同)であることが分かった。しかし、同じ時間帯に放送されている山下智久主演の金曜ドラマ『インハンド』第5話の視聴率は9.0%であり、かなり差のついた結果となった。

 長谷川京子主演の本作は、2008年から放送されたイギリス・BBCのドラマ『ミストレス〜愛人たちの秘密〜』のリメイク版である。過去にアメリカや韓国でもリメイクされた人気のドラマだ。

 4人の女性の秘密や悩みを描いた本作。主人公の柴崎香織(長谷川)は、死んだ不倫相手の息子・木戸貴志(杉野遥亮)から告白される。シングルマザーの野口友美(水野美紀)は、夫亡き後の久しぶりの恋に胸を躍らせ、キャリアウーマンの原田冴子(玄理)は、夫の悟史(佐藤隆太)とのセックスレスに悩んでいた。ジムトレーナーで恋に奔放な水島樹里(大政絢)は、レズビアンのスタイリスト、須藤玲(篠田麻里子)に恋心を抱くようになる――というストーリーだ。

 第4話で、友美は娘のいない間に、意中の相手を家に誘い、勝負下着を見られて恥ずかしい思いをしたものの相手と打ち解けて両想いに。そして香織は貴志の誘いを一度は拒んだが、キスを受け入れてしまうという展開となった。

 視聴者からは「不倫相手の息子に手を出すとかありえない!しかも相手大学生だし」「友美の勝負下着のくだりが痛すぎる」「大政絢の相手役が篠田麻里子とか無理がある。もっと実力ある女優さんを起用してほしい」「イギリス版は見やすいんだけど、日本人がやると重いし、ただの昼ドラに見えてしまう」など、不評の声が挙がっている。

 「本作では、あまりに現実離れした展開が話題となっています。設定はほとんどオリジナル版と同じですが、キャストを日本人にしたことで、生々しさが前面に出てしまったのでしょう。また、韓国版ではR指定が出るほどの過激な内容となっています。オリジナル版や、過去のリメイク版を知るファンは、物足りなさも感じているようです」(ドラマライター)

 第4話の終盤は、年下の同僚と不倫関係を持ってしまった冴子が、トイレで妊娠検査薬の陽性反応を見て愕然とするシーンで終わった。今後の展開にも注目したい。

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