メタリカ、S・ワンダー、ガンズ、ボン・ジョヴィなど、無数の名盤を手掛けたマスタリング・エンジニア死去

メタリカ、S・ワンダー、ガンズ、ボン・ジョヴィなど、無数の名盤を手掛けたマスタリング・エンジニア死去

40年に渡り無数の名盤を世に送り出してきたマスタリング・エンジニア、ジョージ・マリノ氏が肺癌のため亡くなった。

常駐していたニューヨークの名門<スターリング・サウンド・スタジオ>でマリノが手掛けた仕事は、メタリカの『メタリカ』、スティーヴィー・ワンダー『インナーヴィジョン』、AC/DC『バック・イン・ブラック』、ガンズ『アペタイト・フォー・デストラクション』、ボン・ジョヴィ『スリッパリー・ウェン・ウェット』、ジャーニー『フロンティアズ』、モトリー・クルー『Dr. フィールグッド』など、ザッと挙げただけでも超名盤ばかり。グラミー賞も3度受賞しており、そのうちの1枚は昨年2011年に発表されたアーケイド・ファイア『サバーブス』である。しかしその受賞直後に癌の宣告を受け1年間の闘病生活を送っていたが、残念なことに力尽きてしまったのである。<スターリング・サウンド・スタジオ>はマリノの死を受けて、「この哀しみを言葉にすることなど到底できません。彼は私たちの家族でした。いつまでも忘れることは無いでしょう」と声明文を発表している。

CDやレコードがレコーディングされこの世に出る時、まさに最後の行程として必要なのがマスタリングという作業だ。音の細かい調整をするミキシングを経た後、最後にトータルな音をこのマスタリングという作業で決めるのだが、このマスタリング作業1つで音の締まりや音圧などが全く変わってしまう。いくら曲や演奏がよくてもマスタリングの所為で非常に残念なことになりかねない、という最後の最後で本当に責任重大な行程なのだ。そのためマスタリング・エンジニアには正確な耳と、この盤の為にどういう音が良いのか判断する力が必要になってくるのである。

ジョージ・マリノはマスタリング・エンジニア界でも最も力の有る人物だった。その耳と感性は残念なことにもうこの世には無いが、きっと彼に学んだ多くのエンジニア達がその技を受け継ぎ、次の世代へと引き継いでくれているはずだ。これからも生み出されてゆくはずの、数の名盤達のためにも、それは間違いなく必要なのだから。

Photo:(C) KEN BABOLCSAY/ IPOL / Globe Photos / Zeta Image

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