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巨人 ヤクルト大砲・バレンティン獲得へ「40億円大補強」

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提供:週刊実話

 5年ぶりにセ・リーグ王者の座を奪還したものの、日本シリーズでソフトバンクに屈辱的な4連敗を喫した巨人。これでパ・リーグは今年のソフトバンクの3連覇を含め、7年連続で日本一の座を獲得したことになる。これに苛立ちを隠さなかったのが、読売新聞グループ本社代表取締役主筆の渡邉恒雄氏だ。
「昨日は飲みすぎた」

 シーズン報告に訪れた原辰徳監督を前に、その前夜、東京ドームで敵将の胴上げを見せつけられてのやけ酒を告白した渡邉氏。交流戦も、2005年の開始以来、セが勝ち越したのは’09年の1度だけ。もはやセ・パの実力差は歴然だ。

 打開策について原監督は、「セもDH制を使うべきです。相当、差をつけられている感じがある」と進言。シリーズや交流戦ではホーム側の規則に合わせるシステムになってはいるが、投手の代わりに大砲が入るDH制に慣れたパの投手は「鍛えられ方が違う」と訴えた。

 山口寿一オーナーは「来年に向け、球団として取り組むべきことは色々ある」と支援を約束。野球協約改訂の際、継続協議となっているセの「DH制採用問題」を一気に進める考えだ。

 さらに、毎年恒例の「巨大補強」も怠らない。最優先補強策として、ヤクルトの主砲ウラディミール・バレンティン(35)獲得に方向転換したのだ。

 今季が33本、日本で通算288本塁打を放ったバレンティンは、言わずと知れた国内屈指の大砲。狭い東京ドームなら40本も期待でき、守備面には課題を残すものの、DH制が導入されればこの問題も解消する。

 スポーツ紙デスクが言う。
「今年8月に国内FA権を獲得したバレンティンは、来季から日本人扱いとなり、外国人枠とは関係なくなる。今季、国内FA権を取得した広島の菊池涼介二塁手は来季の海外FAへ舵を切り、會澤翼捕手も残留が決定した。昨年の丸佳浩や浅村栄斗のような大物がFA市場にいないことから、打撃面ではバレンティンを一本釣りする作戦。課題の中継ぎ陣には、1年契約だった中日のロドリゲス、今季FA権を取得したロッテのクローザー、益田直也を狙う」

 今季の年俸が4億4000万円のバレンティンに対し、すでにソフトバンクが2年10億円程度の条件で獲得に名乗りを挙げている。しかし、昨年は40億円超を投じて巨大補強を敢行した巨人。“赤っ恥”をかかされた恨みも絡み、マネーゲームも受けて立つ構えだ。

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