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織田裕二の評判爆上がり! 『SUITS/スーツ』、原作ギャップや矛盾を指摘されながらも有終の美

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織田裕二

 月9ドラマ『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)の最終回が17日に放送され、平均視聴率が10.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが分かった。第10話から0.4ポイント上昇し、2ケタ視聴率で幕を閉じた。

 アメリカの人気同名ドラマシリーズが原作。敏腕弁護士の甲斐正午(織田裕二)と、驚異的な完全記憶能力を持ち、弁護士になりすます鈴木大輔(中島裕翔)が協力し合ってクライアントの問題を解決していくストーリーとなっている。

 月9枠のドラマとしては、2018年1月期に放送された『海月姫』が平均視聴率6.1%で歴代ワーストに。4月期に放送された『コンフィデンスマンJP』も視聴者人気こそ高かったものの、視聴率は8.9%といまいち伸び悩んだ。しかし、7月期の『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜』で10.6%と1年ぶりに平均視聴率で2ケタを獲得すると、『SUITS/スーツ』でも10.7%と上り調子だ。

 これには、ネットユーザーも「なんだかんだ言って織田裕二はやっぱりすごい」「毎回毎回、織田裕二の演技力に引き込まれてた気がする」「キャストと役のハマり具合が最高だった」などと、主演の織田やキャスティングを評価する声が殺到。織田の月9主演は2008年の『太陽と海の教室』以来約10年ぶりだった。当初は「古臭くなりそう」「90年代の懐古っぽくなりそう」との否定的な声もあったものの、結果的にこのキャスティングは大成功となった。

 一方で、原作ファンからは「原作と違うところが気になって受け付けなかった」「鈴木大輔が他人になり替わるって面倒くさいことしたおかげで最後つじつまが合わなくなった気がする」といった声も散見された。

 「基本的には原作に忠実だった本作ですが、最終回では大貴が2年間ボストンに行き、アメリカで弁護士資格を取得するよう命じられる展開に。これに混乱した視聴者からは、『アメリカで弁護士資格取っても日本で働けなくない?』『他人に入れ替わってるんだから、いまさら弁護士資格取ったところで意味ない』などと疑問視する声が寄せられていました」(ドラマライター)

実は、日本版の『SUITS』では、第1話で、司法試験受験資格を失った鈴木大貴がハーバード卒で弁護士資格を持つ「鈴木大輔」になり替わり、ファームに入所したという経緯が描かれていた。鈴木がその経歴のままアメリカで弁護士資格を取得しても、日本では弁護士資格はない。そのまま偽の経歴を名乗ることになるのは必須となってしまう。

 「一方、本家版では改ざんしたのはハーバード大学のデータベースのみで、司法試験を受けることは可能。日本版では“他人になりすます”という工程を踏んだことが視聴者の印象に強く残り、最後の展開で混乱した視聴者も少なくなかったようです」(同)

 それでもファンからは続編制作を望む声も出ているが、果たして待望の続編・映画化は実現するのだろうか。今後も注目が集まる。

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