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25歳・海上自衛官の男、カラオケ店で別室の未成年に「まぜてくれ」 拒否され暴行

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画像はイメージです

 広島県呉市内のカラオケ店で少年を殴ったなどとして、9月28日未明、25歳の海上自衛官の男が現行犯逮捕された。

 報道によると、男は同日午前3時半頃、カラオケ店にいた別の利用客の部屋に「まぜてくれ」と言って強引に入り、それを拒否した17歳の少年の顔を殴った模様。男と少年に面識はなく、少年は口の中を切るケガを負っているという。

 事件当時、男は泥酔していたそう。警察の調べに対して「記憶はないが手をケガしているので殴ってケガをさせたかもしれない」などと供述しているという。男の所属していた呉基地の練習艦「せとゆき」の艦長は、「事実関係をもとに厳正かつ適切に対応して参ります」とコメントしている。

 この事件にネット上では逮捕された自衛官を批判する声が寄せられている。「酒ごときに負ける人間が国や人を守れるのか!? 酔ってたからって理由にならない」「17歳にまぜてくれって…結局、公務員になるのに人格は関係ないってことだよね」「税金もらって言うこと聞かない市民には暴力って最悪じゃん」といった意見もあった。

 その一方で、「未成年だと知りながら入店させる店も悪いよ。この事件で褒められる人は誰もいません」「未成年側に保護者はいたの? 詳しく明かしてないけど女子高生もいたんじゃないかな」などと、暴行を働いた自衛官以外の人物を批判する声も見られた。

 酔った自衛官が醜態をさらした事件は過去にもある。今年3月、長崎県では19歳・警察官の少年を路上で殴るなどの暴行を働いたとして、同じく19歳・海上自衛官の少年が逮捕された。2人は幼なじみで、その他数人と事件現場付近の飲食店にいた模様。自衛官の少年は、未成年にもかかわらず酔っていた可能性が高く「態度が気に食わなかった」と供述、容疑を認めたという。

 被害者となった未成年の行動に疑問を呈する声もあるが、いずれにせよ未成年を相手にした恥ずべき行為。加害者の自衛隊員には厳しい目が向けられている。よく立場を理解し、責任ある行動を心がけてほしいものだ。

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