羽賀容疑者は2017年1月、沖縄県に所有する複数の不動産の名義を元妻に移し、裁判所の差し押さえを免れようとした疑いが持たれている。警察は、元妻との離婚は資産を維持するための偽装で、家賃収入などが羽賀容疑者の元に入っていた可能性があるとみて、2人を厳しく追及する方針だという。
元特捜部主任検事・前田恒彦氏は、「Yahoo!ニュース」 のコメント欄で、「離婚届の提出前のみならず、提出後であっても、元妻が頻繁に面会に訪れたり、手紙のやり取りをしたり、差入れをしていたか否か、また、その際の会話や手紙の内容、出所後の身元引受人が元妻になっていたのか否かといった事実のほか、妻以外の関係者との面会や手紙のやり取りの内容などが、偽装離婚か否かを立証する際の捜査のポイント」と今回の事件を解説している。
この逮捕劇にネット上では、「悪知恵の天才」「根っからの詐欺師なんだろうね〜」「堕ちるところまで堕ちたな〜」と厳しい意見が続出した。
羽賀容疑者といえば、かつて梅宮アンナと交際していたことが有名だ。しかしアンナの父・梅宮辰夫は2人の交際に反対。羽賀容疑者のことを強く批判していたことが当時、ワイドショーなどで話題になった。
結局、羽賀容疑者とアンナは別れたが、アンナは1月4日放送の『中居正広のキンスマスペシャル』(TBS系)で、羽賀容疑者の借金8000万円の保証人になっていたことを明かしていたばかり。今回の逮捕劇はタイムリーなものになった。
アンナは現在、悠々自適なシングルマザーライフを充実させているが、幸せでいられるのは父の交際猛反対があったからこそだろう。