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やっぱり視聴率が怖い? 松山ケンイチが悪夢の「平清盛」以来3年ぶりに連ドラ主演も地上波避ける

 12年のNHK大河ドラマ「平清盛」で主演を務めた松山ケンイチが同作以来、3年ぶりに連続ドラマで主演を務めることが分かった。それは、WOWOWの土曜オリジナルドラマ 連続ドラマW「ふたがしら」(土曜日午後10時〜)で、6月放送予定。

 同ドラマの原作は、オノ・ナツメ氏の同名漫画。監督は映画「ジョーカー・ゲーム」などの入江悠氏、脚本は「劇団☆新感線」の座付き作家・中島かずき氏。

 舞台は江戸時代で、「赤目」を名乗る盗賊の一味で、豪放な性格の弁蔵(松山)とクールな色男の宗次(早乙女太一)が、頭(かしら)の死をきっかけに、「赤目」とたもとを分かち、「でっかいこと」を成し遂げるために、旅立つ…というストーリー。

 松山が主演した「平清盛」は低視聴率を連発し、平均視聴率は12.0%(数字は以下、すべて関東地区)で、大河ドラマ史上ワースト記録を更新した。

 傷心の松山はその後、映画に軸足を移し、「清須会議」、「家路」(主演)、「春を背負って」(主演)に出演。舞台にも挑戦し、「遠い夏のゴッホ」「蒼の乱」に出演した。

 ドラマについては、テレビ朝日開局55周年記念番組二夜連続ドラマスペシャル「オリンピックの身代金(13年11月30日&12月1日)、テレビ未来遺産“終戦69年”ドラマ特別企画「遠い約束〜星になったこどもたち〜」(TBS=14年8月25日)と、2本のスペシャルドラマに出たのみ。主演だった「遠い約束〜星になったこどもたち〜」の視聴率は5.3%と厳しいものだった。

 「平清盛」以来、3年ぶりの連ドラ主演となる「ふたがしら」は地上波ではなく、WOWOWとあって、視聴率は出ない。視聴率にナーバスになっている松山にとっては、いいリハビリになるか?

 なお、松山は3月21日午後9時からNHK総合で放送される「NHK放送90年ドラマ第1弾 紅白が生まれた日」でも主演を務める。

(坂本太郎)

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