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本屋大賞、大賞以外からの方が映像化ヒット作が生まれやすい?

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 全国の書店員が選んだ一番売りたい本「2019年本屋大賞」が9日に発表され、瀬尾まいこさんの「そして、バトンは渡された」(文芸春秋)が選ばれたことを、各メディアが報じた。

 同作は父親が3人、母親が2人、4回名字が変わった17歳の女子高生・優子と、親たちが織りなす愛にあふれた家族小説。家族とは何か、幸せとは何かを問う作品だ。

 「内容的に映像化したら幅広い世代が見られる作品。さっそく、各テレビ局と映画会社の争奪戦が勃発しそうだ」(出版関係者)

 とはいえ、こんな声も挙がっている。

 「『本屋大賞』をゲットすれば、今や直木賞・芥川賞よりも売り上げアップにつながる。となると、作者と版元には絶大な利益をもたらすが、その一方、大賞受賞作品を映像化して必ず儲かるという保証はない。特に、近年はその傾向が強い」(映画業界関係者)

 04年から発表されている同賞。大賞作品の映像化では、「博士の愛した数式」(04年)、「東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン〜」(06年)、「告白」(09年)、「海賊とよばれた男」(13年)などが映像化されヒットしたが、ここ数年は大賞作が映像化されても話題にならず。

 その一方、大賞受賞作以外の「君の膵臓をたべたい」、「火花」、「怒り」、「コーヒーが冷めないうちに」などが映像化され、ヒットしている。

 「大賞以下、トップ10までが発表されているが、書店員の好みが分かれるので、順位だけでは評価できない。トップ10に入っているぐらいの作品なら、うまく映像化すればおもしろいものに。逆に大賞受賞作でも、製作サイドの腕次第ではコケてしまう」(大手出版社の編集担当)

 今年のトップ10の中で、どの作品が大当たりするかが注目される。

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