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「宝の持ち腐れになりそう」イニエスタの獲得報道に、“先輩”スター選手の現状がちらつく人も?

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画像はイメージです

 スペインメディアの報道により、突如として浮上したアンドレス・イニエスタの“ヴィッセル神戸移籍説”。報道が出て以降、紙・ネットに関わらず多くのメディアがその動向を注視し続けている。

 各社の報道内容は様々で、“獲得は秒読み段階”としている媒体もあれば、“状況は極めて流動的”とする媒体も見受けられる。また、イニエスタに対するオファーの内容について論じているところも多く、その年俸額は1年で32億円とも47億円とも推測されている。

 長年に渡りFCバルセロナ(スペイン)で活躍し、2010年にはスペイン代表の一員として南アフリカワールドカップも制覇したイニエスタ。そんなスター選手の獲得報道について、ネット上では「ぜひとも実現してくれ!」「夢みたいな話だ」といった国内外サッカーファンからの期待の声が多く挙がっている。

 ただ一方で、ヴィッセル神戸のファンからは「神戸に扱えるのか…?」「宝の持ち腐れになりそう」「結果残せずに叩かれるイニエスタは見たくない」という心配の声も。スター選手を生で拝めるかもしれないという状況の中、なぜ、ファンが及び腰になっているのか。それには、現在チームに所属しているルーカス・ポドルスキの存在が関係している。

 遡ること1年前、今回のイニエスタと同じく“世界的名手”として鳴り物入りで神戸に加入したポドルスキ。注目のデビュー戦(2017年7月30日・大宮アルディージャ戦)ではいきなり2得点を挙げ、ファンに大きな期待を抱かせていた。

 しかし、その後はゴール量産とはならず、15試合・5得点・0アシストという寂しい結果でシーズンを終えることに。迎えた2018年シーズンはここまで11試合・3得点・2アシストという成績を残していたが、2日の試合(FC東京戦)で負傷しチームを離脱するという残念な状況となっている。

 異国の地で適応に苦しむポドルスキ。彼の現状を考えると、ファンがイニエスタの獲得に慎重になるのも無理はないのかもしれない。

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