東国原氏入閣断念のウラ事情は男真紀子!?

社会 2009年07月02日 15時00分

 宮崎県の東国原英夫知事(51)の入閣情報をめぐり1日、政府与党内はハチの巣をつついたような大騒ぎとなった。自民党内の猛反発を受け、麻生太郎首相は東国原氏の起用を「全くない」と断言。しかし、永田町関係者によると、その裏側ではいまだ東国原氏の起用にこだわっているとされる。それは小泉政権における田中真紀子氏の役割を期待しているからだ。入閣させた上で来る衆院選でツーショット遊説し、東国原氏には“男・真紀子”になってもらいたいのだという。

 東国原氏の入閣はいったん断念したかにみえる。しかし永田町関係者によると、首相の言葉を額面通りに受け取ってはいけないという。日ごとに“麻生降ろし”の風が強まるのを肌で感じている首相は、いかに自分が選挙の顔としてふさわしいかを党内外にアピールすることだけ考えているという。
 「人気ガタ落ちの首相は、次期衆院選の街頭演説ではどうしてもそばにツッコミ役が欲しい。小泉元首相を『変人』などと揶揄(やゆ)しながら持ち上げた真紀子さんみたいなタイプが理想的。残念ながら現閣僚にそんな人材はいないし、党内を見渡しても見当たらない。そこで、芸人出身の東国原さんを閣僚に起用し、二人三脚で遊説したいと考えるようになった」(同関係者)
 確かに東国原氏は空気を読めるし、しゃべくりも天下一品だ。マスコミ相手の“見出しをとらせるパフォーマンス”にとどまらず、トーク番組でのやりとりなどもソツなくこなす。しかし、「次期総裁候補」のイスを要求してきた相手に甘すぎやしないか。そのあたりの首相の心中について、全国紙政治部記者は次のように推測する。
 「麻生さんは“ダメ首相”のレッテルを張られたまま降板するのだけは避けたいはず。まだまだ政界引退など考えていませんから。この際、東国原知事の提案に乗ったフリをしてでも、自分の株を上げておきたい。東国原氏は、街頭演説で首相を軽妙なタッチで責めておいて、最終的にヨイショするのがうまそうじゃないですか。民主党をくそまじめに批判し、首相をいじって『麻生さんが約束を破ったときは僕が責任をもって首相をやります!』なんてね」
 最近の街頭演説で首相は「ナマ麻生をはじめて見たって人」と聴衆に聞くのが定番化している。それなりに話術はあるものの、昨秋の総裁選で支持層だったアキバ系に愛想をつかされ、マンガネタは封印中。「大衆ウケするネタがないのが悩み」(前出の記者)という。
 東国原氏は大森うたえもんとお笑いコンビ「ツーツーレロレロ」を組んでいたことから、是非はともかく聴衆を引きつける掛け合い漫才のようなコンビ演説が実現する可能性はある。
 問題は党内に渦巻く東国原アレルギーだ。すんなり総務相ポストを与えられないでいるのもそこが障壁になっている。なにしろ東国原氏はたたくほどホコリの出る経歴の持ち主のため、閣僚起用を強行すれば反発は簡単に収まりそうもない。

 暴力ざたでは、たけし軍団と写真誌「FRIDAY」編集部を襲撃。暴行罪で現行犯逮捕されたほか、1999年には後輩芸人の頭をけり飛ばして全治1年の重傷を負わせ刑事告訴されている。女グセでは98年、都内の風俗店で16歳少女からエッチなサービスを受けて事情聴取されたことを筆頭に、不倫や浮気で何度もマスコミをにぎわせている。
 自民党内では、そんな過去まで蒸し返し、嫌悪感あらわに「そのまんま東なんて認められるか!」などと吐き捨てる御仁が少なくない。
 まあ、とっくの昔にプライドをズタズタにされた麻生太郎首相にしてみれば、どちらにしてもどうってことのない話なのかもしれないが…。
 東国原氏の時間差入閣はあるのか、ないのか。はたまた、次期総裁のイスを約束してでも、衆院選では自民党の顔に立てるつもりなのか。党内の情勢が注目されるところである。

○自民党内は猛反発
 麻生太郎首相は1日、閣僚補充人事で東国原氏の入閣を検討したのかとの記者団の質問に対し、「全くない。なかった」と明確に否定した。
 河村建夫官房長官も記者会見で「検討の中でもそういうことはなかった。閣僚の補充はこれでおしまいだ」と述べた。
 東国原氏をめぐっては、首相が「選挙の顔」として入閣させる方向で検討しているとの報道が一部であったが、政府筋は「自民党に貢献していないのに閣僚になれるのか。反発が出る」と指摘していた。
 自民党幹部も「首相が東国原氏を起用するとは考えにくい」と否定的な見方を示していた。
 一方、東国原氏の秘書が6月30日に同氏と親交のある伊達忠一副幹事長の仲介で森喜朗元首相に面会。国政への転身に意欲を示している東国原氏の処遇について相談したとみられる。

○東国原氏は石川遼クンを崇拝中!?
 東国原氏がオフィシャルブログ「そのまんま日記」の中で、プロゴルファーの石川遼選手を崇拝し始めている。
 直近の6月30日付「高千穂にて」では、「『急がば、回るな』というのが、あの石川遼選手の座右の銘らしい。チャンスと見たら、それに向かって進み、そのチャンスにトライしようという意味らしい。(中略)『1期務めてからでも国政に行くのは遅くない』と言われる方がおられる。確かに、そうだ。県知事を1期務めてからでも国政には行けるだろう。ただ、国政に行くだけなら。しかし、この国を変えるチャンスがその時にあるかどうかをその方が担保出来るのだろうか? チャンスなんてそうそうはない」などと述べている。

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