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プライベートをさらけ出しても出演ドラマがコケた山口智子

 8日にスタートした、俳優の阿部サダヲ主演の連続ドラマ「心がポキッとね」の初回の視聴率は10.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

 同ヒットドラマ「最後から二番目の恋」を手掛けた岡田惠和氏のオリジナル脚本で、過去の失敗や心の傷のせいで不器用にしか生きられず面倒な存在となっている、いわゆる「病んでるオトナ」4人を中心に繰り広げられるラブコメディー。

 主要キャストはオーバーワークから心を病んで会社を辞め、家具再生職人として働くことになった主人公の阿部、家具店のオーナーを藤木直人、ストーカー女を水原希子、阿部の元妻でいまだに自分探しをしているイタイ女を山口智子。その中でも注目されたのは、キムタクことSMAPの木村拓哉と共演して大ヒットした「ロングバケーション」以来19年ぶりのラブストーリー出演となった山口だったのだが…。

 「山口といえば、かつては飾らないキャラの演技が持ち味で女性から高い支持を得ていた。ところが、95年に俳優の唐沢寿明と結婚して以来、仕事をセーブしていたため、今や“過去の人”のような状態。今回のドラマの演技もネット上では『「ロンバケ」の南(山口の役名)にしか見えない』、『昭和の演技』など全体的に評価が低かった。いまさら、山口は演技の“型”を変えることは難しい」(テレビ誌記者)

 そんな山口だが、ドラマの番宣として10年ぶりのバラエティー番組出演となった1日放送の「TOKIOカケル」(フジ)では、これまでほとんどオープンにしてこなかった唐沢寿明との夫婦関係についてのろけまくり。夫婦円満の秘けつは「毎晩、手をつないで寝る」と明かし、「なかなか一緒にいる時間もないから、会うときはなるべくくっついていようと思う。抱っこ、抱っこみたいな」などとぶっちゃけた。

 「もはや唐沢とのネタを解禁するぐらいしか話題性がなくなった。とはいえ、いい年した山口の口があんな話しをしてもイタイ女にしか見られない」(芸能記者)

 かつては“視聴率の女王”と言われた威光もすっかりかすんでしまった山口。おまけに、15日からは同時間帯に日テレで今や“視聴率男”となった俳優の堺雅人主演の「Dr.倫太郎」がスタートするだけに、「心が-」の視聴率2ケタキープは厳しそうだ。

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