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“コント命”日本エレキテル連合 舞台に情熱注ぐ現在「試したい事がたくさんある」

 2014年、“未亡人・朱美ちゃん3号”のネタで一大ムーブメントを巻き起こし、「ダメよ〜ダメダメ」の決めセリフが「2014ユーキャン新語・流行語大賞」の「年間大賞」を受賞したお笑いコンビ・日本エレキテル連合。今、彼女たちはコントに真摯に向き合い、舞台活動とコント作りに情熱を注いでいる。

 中野聡子と橋本小雪の2人がコンビを組む日本エレキテル連合。誰もが考えつかない斬新すぎるネタを数々生み出し、“コント命”を信条としている。現在、月1回行われる所属事務所の「タイタンライブ」では、毎回新ネタを考案し挑戦、他にも他事務所のライブにも出演。ライブ出演の際には、主催者側からネタに関して様々なオーダーを受けるようだが、中野は「“朱美ちゃんネタ”でも、“新ネタ”でもウケればどっちでもいい」とある意味こだわりを持っておらず、笑いに対してストイックな姿勢だった。

 また、いわゆる「営業」と称されるイベントにも全国津々浦々に行き、鉄板ネタの“朱美ちゃんネタ”を披露している。中野は「やっぱり喜ばれますね。テレビの力はすごいっていうか…。どんなに見飽きても、テレビに出ていた時は、もしかしたら悪口言っていた人たちが、出てきた瞬間に『ウワ〜!!』って喜ばれるんで。お客さんもほとんど何やるかわかっているので、客イジリしていますね」と語った。

 着々とコント芸を追求してきた努力のおかげか、日本エレキテル連合は、7月14日から単独公演「電氣の社」を東京・大阪の2都市で開催する。一部追加公演も決定し、チケットの売れ行きも順調で残りわずか。日本エレキテル連合のコントも見所の一つだが、舞台のセットも大注目だ。名作映画「ゴジラ」作品などの特殊美術を手がけた江久保暢宏氏がセットの一部を担当。橋本は「それを見に来るだけでも、損はないと思うので、気軽に来ていただけたらと思います。セットだけでも見てくれれば」とアピールした。

 そんな2人は対照的な性格で、中野はスベった時には相当落ち込むようだが、一方の橋本は全く気にしないタイプ。橋本は「私は、私らがやっている事をわかってもらえてないだけだなって思っています。私は、こっちが考えてやっているネタが面白いと思っているんで、全く何にもグサッと心に刺さらない。全然関係ない」とあっけらかん。中野は「ある意味心強い。天真爛漫としてくれるんで、スゴい助かりますね。私はスゴい落ち込んじゃうタイプなんで、お客さんの反応が悪いと…」と自身の性格を明かした。コンビというのはバランスが非常に重要だが、まさに日本エレキテル連合は両極端ながらも絶妙なバランスで成り立っているコンビだった。

 ただ、一時期トリオに変更することも考えていた。その理由として、中野は「喋っても回し役がいなくて、落ち着かなくて。二人とも自由奔放なことをやっちゃうんで、だから入れたほうがいいじゃないかと。口達者な方を…」と語った。しかし、最終的に橋本が猛烈に拒否してトリオ話は無くなったという。

 ライブシーンで芸の質を高めている彼女たちだが、気になるのは生活レベル。ブレイク当初、東京都・東村山市の賃貸一軒家に2人で住んでいたが、あまりにもお金がなく、電気、ガス、水道のライフラインが止められ、かなり貧乏な生活を送っていた。しかし、現在の生活は、一般的な水準の生活を送っており、しかも東京23区内にお互い別々に一人暮らししているという。東村山の一軒家は衣装部屋と化しており、中野は「だから、お家が3つあるんです。早く、東村山の家の契約を打ち切らないと…」と悩んでいた。

 今後の活動展開としては当分ライブ活動に注力していく日本エレキテル連合。最後に中野と橋本は「今は舞台が楽しくて、そちらで試したい事がたくさんある。テレビは大好きで恩返ししたい場所なんですけども、今は自分たちのライブを優先して活動して、それでまたテレビの世界に自信を持って出ていけたらと思っています」と力強く宣言した。

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