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男女平等、日本は最下位 室井佑月「既得権益にしがみついている親父を一掃しないと」

 12月19日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で、この日をもって室井佑月が卒業となった。共演者の遠野なぎこからは「不安定が安定している」と、卒業を惜しむ言葉が聞かれた。

 最後の出演となったためか、この日の放送では室井はいつも以上にトバしており、男女平等ランキングで日本が110位と主要国で最下位になったことを受け、室井は「何年このことについて話し合っているのか。既得権益にしがみついている親父を一掃しないと」と話し、「原発輸出なんかもダメになっている。次世代エネルギーに変えていかないと」といった話を行った。

 これを受け、ネット上では「室井はいつもズバズバとした言葉でいいね。この言葉が聞かれなくなるのはちょっとさみしい」といった一方で、「ここで反原発の話出てくるのって唐突じゃね?」といった声も聞かれた。

 さらに、元衆議院議員の杉村太蔵も出演しており、「どの政党も女性候補者を探しているが、声をかけてもなかなか立とうという声が出てこない」と現状を語った。女性が活躍しようにもなかなかできない社会が日本にはあるのかもしれない。

 この日の放送では続けて、元貴乃花親方と元夫人の河野景子さんの参議院選挙出馬の記事も取り上げられた。「出馬したら100%受かる」と話す杉村に、遠野は「当選して何ができるんですか?」、室井は「当選してからが問題」と問いかけ、ここでも鋭い一言を向けた。杉村は「橋本聖子さんが当選したときもバッシングを受けたし、東京都知事の小池百合子さんや蓮舫さんもキャスター出身で何ができるといわれた」といった経緯を話すも、室井は「ある番組でスポーツ出身の政治家と共演したが、答えられないので政治的な質問は一切ダメと言われた」と裏側を暴露していた。

 ネット上では「室井のこの徹底した反体制っぷりって、ある意味潔いよな」「でも、この人こそ選挙に出そうな気もする」といった声も聞かれた。最後には歴代の出演シーンが流され、室井は「42から48まで出演した」ため、この番組で40代を過ごしたと振り返った。すると唐突に、遠野が「室井さんいなくなっちゃイヤだ」と泣き始めるも、「夜中にいたずら電話するから」と室井節でなぐさめた。彼女は視聴者ばかりでなく、出演者からも愛された人物ではあるだろう。

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