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「母親の犠牲を美化している」「娘に見せられない」 ハローキティと絵本作家・のぶみ氏のコラボが大炎上

 ハローキティ45周年記念として絵本作家・のぶみさんとコラボした『ハローキティのえほん まけずぎらいキティ』(講談社)が炎上している。

 のぶみさんは1999年から活動を始め、『ママがおばけになっちゃった!』『ぼく、仮面ライダーになる!』シリーズ(同)など170冊以上の絵本作品を発表している。

 しかし、一方でこれまでにのぶみさんは、冒頭でママが交通事故に遭って死んでしまう『ママがおばけになっちゃった!』という絵本としてはめずらしい「死」をテーマとした作品についてのインタビューで、「子どものトラウマになったほうがいい」と発言したり、2018年2月には作詞した楽曲『あたしおかあさんだから』について、「母親に自己犠牲を強いている」として実際に子育てをするお母さんたちを中心に批判の嵐となったりと度々、SNSで炎上騒動を巻き起こしている。

 今回のコラボ企画は、キティ45周年を記念した新シリーズの絵本。この絵本に登場するキティは、今までの「優しくて、良い子」というイメージを一新。ママを「おにのようなママ!」と呼ぶシーンもあり、従来のキティでは考えられないワガママで負けず嫌いなキティが、様々なトラブルを引き起こすというストーリーとなっている。

 この作品に、ネット上では様々な意見が飛び交う結果となった。「娘たちがキティちゃんのこと好きですが、とても見せられません。言葉のチョイス、お友達に対する態度、すべて学んでほしくないことばかりです」「自分が男と自覚した上で、絵本という子どもを味方につけた体裁をとって、登場する男児に母親へ悪態をつかせたり、母親が全て犠牲にすることを美化したり。悪質すぎる…」「ママdisから始まりママsageで終わってて最悪だった。ママのことだいきらい、鬼ってキティちゃんに言わせるのマジ最低」「絵本の歪んだ思想と悪意ある発言に嫌悪感を覚えました」と『あたしおかあさんだから』の炎上から何も学んでいないと批判の声が殺到している。

 「子供にいい影響を与えたい」という願いからか、絵本の吟味には厳しくなる親も多いだけに、今回の騒動も根深い原因がありそうだ。

 サンリオの公式ツイッターでは、発売日である2月28日にこの絵本の販売を告知している。しかし、この投稿にも「内容を見て、のぶみさんのいつもの『母子関係蔑視』の絵本だったことでますます嫌悪感が増しました」「キティちゃんへの愛もリスペクトもない絵本がアニバーサリー絵本としてふさわしいとお考えですか」と批判の声が多く寄せられていて、不買運動にも発展しかねない状態となっている。今後の展開に注目が集まるところだ。

引用について
サンリオ公式ツイッターより
https://twitter.com/sanrio_news

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