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坂上忍“引きこもりのワガママも許容すべき?” ジャーナリストに詰め寄り「人間性疑う」と批判の声

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坂上忍

 3日の『バイキング』(フジテレビ系)が、中高年の引きこもり問題を特集した。その中で司会の坂上忍がゲストの専門家と激論を繰り広げるシーンがあり、物議を醸している。

 番組では元農林水産省事務次官の熊澤英昭容疑者が長男の英一郎さんを殺害した事件を紹介。同容疑者は警察に対し「長男はひきこもりがちで家庭内で暴力を振るうこともあった」「川崎市で小学校児童などが死傷した事件が頭に浮かび、第三者に危害が及ぶかもしれない」という趣旨の供述をしているという。先月28日、川崎市登戸で私立小学校の児童や保護者らが刃物で次々と刺され、うち2人が死亡する事件があったばかり。犯人である岩崎隆一容疑者も事件前から引きこもり傾向にあったことが報じられている。

 これを受け『バイキング』では中高年の引きこもり問題を特集。内閣府の調査では40〜64歳の中高年の引きこもりは推計61万3000人に及ぶとされ、80代の親と50代の無職の子どもが同居する「8050問題」も取り沙汰されている。

 ゲスト出演した引きこもり取材歴20年以上のジャーナリスト・池上正樹氏は、我が子が引きこもってしまった場合の親の対応方法について「引きこもること自体もひとつの生き方と家族が認めることが大事」などと引きこもりを責めず受容することが大切と訴えた。

 それに対し坂上は 「それが入り口なの?全てを許容するの?」と納得できない様子。「それぞれ(引きこもりまでの)ストーリーが違うからこそ、『これは何となく納得できるな』『これはちょっとお前ワガママなんじゃないのか』っていうのがある。そういう(ワガママの)パターンも許容しなきゃいけないのって」と、身勝手な理由で引きこもる人も責めてはいけないのかと詰め寄る一幕があった。

 ネットでは「引きこもり=わがままなんですか?苦しんでいる人も見てると思う。人間性疑います」「基本引きこもりってのは好きでなってるわけじゃないって話でしょ?何をわがままと定義してるの?」「引きこもりは誰でもなりうること。坂上さんは他人事すぎる」など坂上への批判が多く見られた。

 川崎事件以来、中高年の引きこもり問題をめぐる議論は多くの著名人が参加する形で白熱している。2日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)ではダウンタウンの松本人志が岩崎容疑者を「不良品」と形容し、「引きこもりを『不良品』にたとえるな」と批判を受けた。のちに松本はTwitterで「ひきこもりが不良品?誰の意見?」(原文ママ)と引きこもりを形容した表現ではないと釈明している。

 一方同日の『サンデー・ジャポン』(TBS系)では爆笑問題・太田光が高校時代に「死んでもいい」と思ったときがあり、ピカソの絵を見て立ち直ったエピソードを告白。「すぐ近くにいると思うのね。彼(岩崎容疑者)のような人が」「きっかけさえあれば、すごい発見ができる」と深刻な悩みを抱える人にエールを送り視聴者から称賛を浴びている。

 情報番組でのコメントが注目される3人だが、今回は明暗が分かれたようだ。

記事内引用ツイート
松本人志の公式Twitterより https://twitter.com/matsu_bouzu

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