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テレビ各局が苦虫を噛み潰す吉本興業の“eスポーツ”本格参入

 お笑い王国として知られるあの吉本興業が、eスポーツに本格参入する。

 eスポーツとは、コンピューターゲームやビデオゲームの対戦をスポーツ競技として捉えたエレクトロニック・スポーツ(electronic sports)の略称。すでに欧米を中心に賞金のかかったイベントが多数開催され、賞金やスポンサーとの契約金で1億円超えのプロゲーマーも現れるほど大きな盛り上がりを見せている。また、プレーヤーの数も世界で1億人を数え、2022年のアジア競技大会では正式種目化が決定。'24年のオリンピック正式種目への格上げも検討されているのだ。
 「昨年アメリカで開催された人気ゲーム『Dota2』の大会では、賞金総額が26億円。優勝賞金は約11億円だった」(ゲーム関係プロデューサー)

 そんな世界の動きに後手後手だったのがこの日本。2月になってようやく一般社団法人『日本eスポーツ連合』が設立されるなど、アジアの中でもeスポーツ後進国というレッテルを張られていた。そこに一石を投じたのが吉本興業。
 「計3億円近くを投資し、プロチームの運営、試合の配信事業、イベント事業の3本柱を軸に参入を発表しました。なんでも3年で黒字化を目論んでいるそうです」(放送作家)

 もっとも吉本興業の動きを苦々しく見守っているのが各テレビ局だ。
 「すでにキー局も水面下では動いているからです。フジと日本テレビが深夜帯で番組を立ち上げる。テレビ朝日はネット放送局アベマTVと組んでeスポーツの中継事業に新たに乗り出すんです。誤解してほしくないんですが、テレビ局は決してeスポーツを蔑ろにしていたわけではない。準備をしている段階で、目立ちたがり屋の吉本が記者会見を開き、主張を展開したんです」(放送作家)

 吉本興業とテレビ局、大爆笑するのはどっち?

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