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ヨットもBIGだった永ちゃん

 還暦を過ぎても日本の音楽界のトップランナーとして君臨する永ちゃんこと矢沢永吉。
 「音楽でBIGになる!」と広島から上京し、見事に夢を叶えたが趣味のスケールもBIGだった。

 発売中の「週刊新潮」(新潮社)によると、趣味がクルージングの永ちゃんは3年ほど前にアメリカから完成品のヨットを購入。所有するヨットの全長は61フィート(約18.6メートル)で値段は約3億円だが、昨年6月から都内の造船所で新たなヨットを建造中。
 
 来年の夏ごろに完成するというが、全長は約70フィート(約21メートル)で最大速力40ノット(時速74キロ)が出せるエンジンは1億8000万円。中にはベッドルームとトイレが4つずつ、リビングの一角にはレストラン並のキッチンが完備し、照明から調度品にいたるまで欧米から取り寄せ、総建造費は約4億円だという。

 「永ちゃんは自ら社長をつとめる個人事務所に所属。コンサートのチケットはいまだに完売し、グッズも相変わらず飛ぶように売れている。ほかに印税も入るから年収は少なく見積もっても8億円以上はあるだろう」(レコード会社関係者)

 永ちゃんといえば、98年に元側近がオーストラリアでの土地取引をめぐり34億円を横領していた事件が発覚したが、05年までに全額返済し、都内の一等地に5階建てのスタジオを建設。趣味も含めて何から何までスケールがBIGだが、細かい心づかいも忘れないようだ。

 「かなり前に永ちゃんのコンサートスタッフのアルバイトをした。公演前、バイトにはパック入りの焼きそばが配られてそれを食べていたら、永ちゃんが『そんなの食べてんの?』とポツリ。コンサートが終わると、バイトが待機する部屋には『永ちゃんからです』と皿に盛られたアツアツの焼きそばが大量に届けられていた」(音楽関係者)

 永ちゃんが多くのファンから支持を受けるのも納得だ。

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