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バカリズム、向田邦子賞受賞!芸人脚本家、他には懐かしのあの人も

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バカリズム

 お笑い芸人のバカリズムが脚本を務めた『架空OL日記』(読売テレビ・日本テレビ系)で、すぐれた脚本家に贈られる「第36回向田邦子賞」を受賞した。

 バカリズムは作り込んだ世界観のネタに定評があり、2017年放送の『FNS27時間テレビ にほんのれきし』(フジテレビ系)では「にほんのれきし博物館・館長」をつとめ、戦国時代のドラマ『僕の金ヶ崎』や江戸時代の幕末ドラマ『私たちの薩長同盟』の脚本を手がけた。芸人ばかりではなく、脚本、小説など文筆仕事にも才能を発揮している。お笑い芸人出身の脚本家はバカリズムばかりではない。ほかには誰がいるだろうか。

 「2018年の1月から3月にかけて放送された深夜ドラマ『卒業バカメンタリー』(日本テレビ系)の脚本を手がけた、シソンヌのじろうです。2014年のキングオブコントの覇者として知られますね。ネタはじろうが作っており、相方の長谷川忍に演技指導をするほど、こだわりがあるようです。それだけしっかりとした自分の世界があるのでしょう。脚本家向きだといえますね」(放送作家)

 90年代にアイドル的人気をほこった、あのコンビのメンバーも現在は脚本家として活躍している。

 「“グレチキ”ことグレートチキンパワーズの渡辺慶ですね。コンビは『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ系)のお笑い甲子園で注目を浴び、芸能界デビューを果たします。俳優活動やCDデビューなどで活躍しますが、本業のお笑い芸人は鳴かず飛ばずで、2005年に解散しました。渡辺は低迷期の2003年、素性を伏せて応募した脚本が『日本テレビシナリオ登龍門』に入賞し、本名の渡辺啓名義で脚本家として活動をはじめています」(前出・同)

 起承転結で完結した世界を作り上げる作業は、ネタ作りも脚本執筆も同じなのだろう。

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