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中学生誘拐容疑で逮捕された埼玉県の不動産会社社長“奇妙な犯行動機”

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提供:週刊実話

 大阪市住吉区の小学6年生の少女が誘拐され、栃木県小山市で保護された事件が世間を騒がせたばかりだが、埼玉県でも同じような未成年者誘拐事件が起こっていた。

 11月27日、埼玉県警浦和署は、未成年者誘拐の疑いで阪上裕明容疑者(37)を再逮捕。そもそも、同容疑者は10月にも誘拐の疑いで逮捕されていたのだ。

「9月中旬に埼玉県警は、さいたま市在住の女子中学生の父親から『娘が帰宅しない』との相談を受けました。捜査を始め、防犯カメラの映像などから居場所を特定。10月29日に、埼玉県本庄市にある容疑者が管理する借家を捜索したところ、この女子中学生を発見し、保護しました」(捜査関係者)

 その場所には、兵庫県の女子中学生もいた。詳しい経緯を調べ、今回の再逮捕に至ったという。

「県警によれば、阪上容疑者が兵庫県に住む女子中学生がツイッターで『家出したい』と投稿したことを知ると自宅から誘い出し、借家に、8月下旬から10月いっぱいまでの約2カ月間にわたって住まわせていた疑いが持たれています」(同・関係者)

 阪上容疑者は容疑事実を全面的に認め、「将来、自分が経営する不動産会社の従業員にしたかった」などと供述している。

「実際、2人に勉強机がある個室を与え、男が用意した参考書を使って不動産取引の基礎を勉強させていたようです。外出も自由で、携帯電話を使うことも可能。誘拐したという意識は、あまりなかったのかもしれません」(全国紙社会部記者)

 阪上容疑者は『圏央アセットマネジメント』という不動産会社の社長だった。父親が資産家で、本庄駅前に2棟の大きなマンションを所有している他、大地主としても知られた存在で、その一部を譲渡されて不動産会社を経営していた。

「今年4月には『限定1名、主婦や子育て中の方歓迎』と銘打ってお手伝いを募集していました。その後、女子中学生を誘拐していることから、他にも何かありそうです」(同・記者)

 県警は動機と余罪を厳しく追及している。

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