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千葉県警の巡査部長が女子中学生にみだらな行為をして逮捕

 あろうことか、千葉県警の現職警察官が少女にわいせつな行為をして、御用になってしまった。

 県警は8月12日、女子中学生にみだらな行為をしたとして、県青少年健全育成条例違反容疑で、県警浦安署地域課の男性巡査部長(42=同県印西市原)を逮捕した。

 同日朝から、県警は巡査部長を任意同行し、取り調べたところ、「間違いありません」と容疑を認めたという。

 逮捕容疑は、6月14日午後6時過ぎ、県内の路上に停めた車の中で、18歳未満と知りながら、県内に住む女子中学生(14)に体を触るなどのみだらな行為をしたとしている。事件当日、巡査部長は非番で休みだった。

 県警によると、2人は6月にスマートフォン(多機能携帯電話)のアプリを通じて知り合い、無料通信アプリ「LINE(ライン)」で連絡を取り合っていた。会うのは、この日が初めてだった。巡査部長は女子中学生に、警察官の身分は明かしておらず、事件後も、「LINE」で連絡を取り続けていた。

 女子中学生が保護者に話し、県警に相談して発覚。携帯電話の通信記録から、巡査部長の関与が浮上していた。

 巡査部長は90年に県警に採用され、10年9月から浦安署で勤務していた。

 県警本部の監察室は「職員が逮捕されたことは誠に遺憾であり、今後の捜査の経過を踏まえて厳正に対処したい」とコメント。浦安署の山田和幸署長は「関係者や県民の皆さまに、深くお詫びします」と謝罪している。
(蔵元英二)

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