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ピエール瀧から芋づる摘発 コカイン六本木コネクション①

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提供:週刊実話

 今回ばかりは芋づる摘発も免れない――。ピエール瀧(本名・瀧正則=51)の逮捕後、関係者の間では、こんな悲鳴が聞こえてくる。

 「ピエールは芸能界でも交友関係が広く、俳優やミュージシャン、作家など多岐にわたる。もちろん、その全員が疑わしいわけではないが、中には『次はアイツだ』と確定的に噂されている人物もいる。彼は、ふてぶてしいキャラが持ち味だけど、根は小心者。早くも、取り調べで『20代の頃からコカインや大麻を使っていた』なんて、言わなくてもいいことをしゃべり始めている。入手ルートや薬物仲間を洗いざらいゲロってしまうんじゃないか、と心配されているんだ」

 今回の逮捕劇で際立ったのは、通称マトリ(麻取)と呼ばれる「関東信越厚生局麻薬取締部」による執念の捜査だった。実は、これが意味するところも大きいという。全国紙の社会部記者が解説する。

 「東京の薬物犯罪を取り締まる役割は、基本的に警視庁が受け持ちます。組織犯罪対策5課というセクションで、清原和博やASKAなんかは彼らが挙げてきた。この組対5課と唯一張り合えるのがマトリで、こちらは厚労省の管轄。同じ犯罪を取り締まるので、両組織は火花を散らしているのですが、マトリの捜査手法は警視庁とは根本的に異なる。長期間に及ぶ内偵捜査も辞さず、情報提供者のネットワークも広く深い。ときには潜入捜査や泳がせ捜査などのリスクをとることもある。芸能人がたむろする会員制のバーに、常連客として出入りするマトリの捜査官もいますからね」

 挙げた逮捕者から情報を吸い出し、また新たなターゲットに向かうのがマトリの常套手段。ピエールの周囲は、さぞ戦々恐々としているだろう。

 「携帯が数台、押収されているようです。着信履歴やSNSはもちろん、無料通話アプリLINEのグループなども調べ上げるはず。例えば、ピエールがコカインを吸っていたと疑われる日に連絡をとっていただけでも、その人物および周辺者は“次の標的”になりうる」(同)

 真っ先に疑われたのは、ピエールの音楽活動の“相方”で、長年の盟友でもある石野卓球だという。

 「卓球さんは、日本の音楽シーンにテクノというジャンルを浸透させた立役者。そもそもダンスミュージック自体がドラッグと密接に関わるカルチャーで、海外でのプレイ経験も豊富な2人には、ピエールが俳優としてブレイクする前から薬物の噂が絶えなかった」(前出・芸能関係者)

 相方が逮捕されただけで、あらぬ疑いをかけられている石野にしてみればいい迷惑だろうが、それほど今回の逮捕劇のインパクトが強いことの証拠でもある。

 「今やピエールがミュージシャンより個性派俳優として世間に認知されているので大騒ぎになりましたが、薬物と親和性の高いダンスミュージックの第一人者の摘発ととらえれば、さほど驚くことでもない。マトリが、こうした芸能人の摘発に力を入れるのは、一罰百戒的な意味合いが強い。ネームバリューのある芸能人を逮捕することで、自分たちの存在感を誇示するのが彼らの性ですからね」(前出・全国紙記者)
(明日に続く)

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