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本当にあった怖い彼氏〜余命1年の男が隠していたコト〜

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画像はイメージです

武田舞子(仮名・27歳)

 私は夜の店で働いているのですが、数年前によく指名してくれる常連客の人がいました。その人とアフターで飲みに行った時のこと。突然、深刻そうな顔をして、「実はもうすぐ死ぬんだよね」と告白されたんです。彼によると、末期の胃がんらしく、もう手術ではどうにもならない状況で、医者からは持ってあと1年ぐらいだと言われたそうです。さらに、胃がんと書かれた診断書も見せられて、そこには悪性と書かれていました。

 そこで私は、思いもよらないお願いをされたんです。彼から「俺と付き合ってほしい。最後に思い出を作りたい」と。でも、さすがに荷が重いですし、彼のことはそこまで異性として好きではないのでお断りしました。すると、彼は「死ぬまでじゃなくていい。わずかな期間でもいいから付き合ってくれたら、財産をすべて君にあげたい」と言うのです。彼はこれまで仕事で貯めた貯金が数千万円あり、使う予定はないとのこと。それを私にすべてくれるというのですから、考えた末、交際することにしました。

 でも、付き合って3か月ぐらいたった頃だと思うのですが、彼は余命わずかだというのに、全く体調の悪い様子が見られない。体型も同じですし、胃がんなのに食欲旺盛。さらに、病院に通っている様子もない。さすがにおかしいと思って、彼の部屋に行った時に問い詰めたんですよね。そしたら余命1年というのは事実でなく、付き合いたかったから嘘をついてしまったと言うんです。診断書も、ネットにあるものを修正して印刷し、貯金もほとんどないと白状しました。

 そこまでして女と付き合いたいのかと絶句しましたね。なので、彼の部屋を出て行こうとしたら、腰にしがみついてきて「本当に好きなんだ! 別れたくない! 行かないで」って泣きつかれました。私は怖くなってしまい、必死で振りほどいて部屋を脱出。そこからは連絡もすべて無視して、お店も変えたので会ってないですね。

写真・Claudio

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