宮崎6人惨殺事件 神話の里で起きた憎悪の男と女犯行ミステリー

社会 週刊実話 2018年12月13日 22時03分

宮崎6人惨殺事件 神話の里で起きた憎悪の男と女犯行ミステリー提供:週刊実話

 神々が住む“神話の里”で起こった一家惨殺事件の謎が深まっている。

「県警は、惨劇の現場となった飯干保生さん(72)と実穂子さん(66)の自宅で同居していた次男の昌大(42)さんが、一家全員と知人男性を殺害し、自身も飛び降り自殺した可能性が高いとみて捜査を進めています」(地元記者)
 飯干家で亡くなっていたのは、昌大さんの両親と、妻の美紀子さん(41)、長男の拓海さん(21)と長女の唯ちゃん(7)。さらに、昌大さんの友人で隣町に住んでいた松岡史晃さん(44)の6人だった。

 最初に浮かぶ疑問は、成人男性3人を含む6人もの人間を、昌大さん1人で殺害できるのか、という点だ。
「遺体が残されていた場所が1カ所じゃないんです。保生さんと拓海さんは寝室、美紀子さんと唯ちゃんは浴室の脱衣所、松岡さんは仏間、実穂子さんは庭先で惨殺されていました」(同)

 事件発覚は11月26日の朝。宮崎県西臼杵郡高千穂町にある飯干家の「電話が通じない」という親族からの通報だった。
「当初は、事件発覚の前日に昌大さんと妻の美紀子さんが夫婦喧嘩になり、仲裁役として松岡さんが呼び出され、巻き込まれたとされていました。しかし、知人を仲裁に立てるほどの喧嘩の最中に、当事者である美紀子さんが唯ちゃんと浴室の脱衣所にいたのはおかしい。それに、皆が起きている時間帯に殺害が始まったのであれば、誰かは逃げ出せるはずです。県警は『第三者が関与した可能性は低い』としていますが、あまりに不可解なことが多すぎるのです」(事件を取材しているフリーライター)

 2つ目の謎は、殺害方法が異なっている点だ。捜査関係者が言う。
「母親の実穂子さんは体に多数の刺し傷があり、首が切断されていた。保生さんと拓海さん、松岡さんにも、頭と顔を中心に多数の刺し傷があり、保生さんと松岡さんの首には切断しようとした跡が残されていた。この3人が殺されていた寝室と仏間は、文字通り血の海だった。それに比べて、美紀子さんと唯ちゃんは外傷があまりなく、首を紐で絞められた窒息死。この殺し方を見ると、相手に対する憎悪の度合いによって、殺人の手段を選んでいるようにも感じる」

 夫婦喧嘩が発端であれば、美紀子さんの遺体が最もダメージが深くなっていてもおかしくない。県警の見立てのように、すべてが昌大さんの単独犯行だったとすれば、なぜ両親や友人の首を切断しようとしたのか、説明がつかない。

★夫婦が互いに浮気を疑った
 そして最大の謎は、夫婦喧嘩の仲裁に入ったという松岡さんまで、なぜ殺されてしまったのか、という点だろう。
「昌大さんが自暴自棄になった末の犯行だと仮定しても、わざわざ夫婦喧嘩の仲裁に来てくれた自分の友人まで殺すのか、という疑問が残る」(前出・フリーライター)

 地元では、昌大さんの女性関係を美紀子さんが問い詰めたのが喧嘩の発端ではないか、との情報も飛び交っている。
「昌大さん夫婦と親しい知人の間では、『自分の女性関係を疑われた昌大さんが、逆に松岡さんと美紀子さんの仲を疑い、松岡さんを呼び出して修羅場になったんじゃないか』と噂になっている。昌大さんの女性問題を相談しているうちに、松岡さんと美紀子さんが深い関係になっていたのではないか、というのです」(同)

 美紀子さんは目鼻立ちの整った美人で、社交性もあり、内向的な昌大さんとは対照的な人柄だったとされる。

 ここ数年は、市内でパンの移動販売のパートをしており、この職場の同僚に、「うちの旦那が前の(浮気)相手とまだ連絡を取っているみたい」と愚痴っていたという。

 ところが、昌大さんも知人に、「うちの嫁の動きが怪しい。SNSなんかやって、あれは絶対浮気している」と、美紀子さんを疑っていたというのだ。

 飯干家は、この地域で長年農業と林業を営んでいる、ごく普通の家庭。昌大さんは地元の県立高校を卒業後、運送会社やバス会社などを経て、現在は木材運搬会社で運転手をしていた。最初の結婚で拓海さんが生まれたが、離婚。美紀子さんと再婚し、唯ちゃんを授かっていた。

 一方の松岡さんは、熊本県内の林業と飼料販売の会社で運転手として働いていたが、今年に入って実家のトマト農家を継いだ。松岡さんもバツイチで、6月に再婚したばかりだった。

「昌大さんと松岡さんは、かつての運転手仲間で、昔は2人でよく遊んだそうです。美紀子さんと松岡さんも、仕事関係で昔から知り合いだったらしい。そんなところから、美紀子さんと松岡さんの噂が立っているんだろうけど、こうなってしまっては誰にも真相は分からないよ」(地元関係者)

 松岡さんは、25日の午後1時頃から地元消防団の忘年会に出席。そこに昌大さんから何度も電話があり、車で40分もかかる飯干家に出向いていた。
「それも、あらぬ噂に拍車をかける要因です。いくら仲のいい友達の頼みでも、わざわざ忘年会を中座してまで自分に無関係の夫婦喧嘩の仲裁に行くのか、というわけです。しかし、それは都会の人の考え方。田舎の濃密な人間関係なら、松岡さんの行動のほうが常識的なのかもしれません」(前出・フリーライター)

 神々が住むとされ、パワースポットとしても人気の高千穂峡で起こった凄惨な事件の真相は、まさに神のみぞ知るミステリーとなってしまうのか――。

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