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ZOZOT前澤社長、5年後に月へ 過去の民間宇宙旅行プロジェクトではトラブルも

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前澤友作(c)#dearMoonプロジェクト発表会@SpaceX

 ZOZOTOWNの運営で知られるスタートトゥデイの前澤友作社長が、月の周りを飛行する宇宙旅行の初めての個人客に名乗りをあげた。同事業を展開する宇宙開発ベンチャーのスペースXと契約を結んだもので、前澤氏は大型ロケットの開発資金も提供する。飛行は5年後の2023年を予定している。

 個人による民間宇宙旅行は、90年代から多くの業者が参入してきたが、資金面や技術面で頓挫を余儀なくされた。宇宙旅行といっても、宇宙空間への長期滞在や、宇宙遊泳を行うといったものではなく、宇宙の定義とされる地上100キロ(62マイル)以上に到達する行為を指すもので、現在は複数の業者が成功している。民間宇宙旅行といえば思い出される、あるプロジェクトがある。

 「ペプシが1998年に打ち出した『2001年宇宙への旅』ですね。抽選で選ばれた日本国内の5名が3年後に宇宙旅行に招待されるものです。当初予定されていた飛行は2000年12月でしたが、その後計画がずれこみ、宇宙船の開発メーカーの資金繰りが悪化したため、2003年に無期限延期が発表されています。お詫びとして候補者には1000万円の現金が支給されたといわれていますね」(芸能ライター)

 ペプシの宇宙旅行は全7日間のプログラムが組まれていた。講義や訓練を受け、実際に飛行するのは6日目である。全体の飛行時間は2時間半ほどなので、実際に宇宙空間の無重力状態を体験できるのは数十分といったところだろう。それならば1000万円をもらった方が良いと思えるかもしれない。それでもお金に代えられない価値があるのも確かだろう。当時に比べれば技術も格段に進歩しているだけに、前澤氏のプロジェクトが現実のものとなる可能性も高そうだ。

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