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渋谷区、“ハロウィーンの飲酒禁止条例”を導入の方針 賛同意見が多い中、反対の声を上げる人も

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画像はイメージです

 13日、渋谷区がハロウィーンの10月31日前後に路上の飲酒を禁止する条例を導入する方針を固めたことが報じられた。ついに、「渋谷のハロウィーン」にメスが入ることになった。

 条例はハロウィーンの直前の金曜日から11月1日までの間になる模様で、路上での飲酒を一切禁止する。違反者に罰則を設けるかなどについては、今後詳細を検討していく予定だ。なお、条例は12月31日から1月1日までについても対象とする案があるという。

 ハロウィーン時の渋谷区は年々無法地帯化しており、酔っぱらいが暴徒と化し、暴行・喧嘩や痴漢が横行。2018年には、道を通りがかかった軽トラックを暴徒が取り囲み、異常な雰囲気の中、横倒しにする事件が発生。軽トラックを倒し喜ぶ人間たちに、怒りの声が殺到した。

 さらに、所構わず放尿・嘔吐する、ビール瓶を道路で割るなどする悪質な人間も存在していた。その原因の1つが「飲酒」であるとして、渋谷区は規制を検討。今回ついに「形」となった。

 渋谷区がハロウィーンの「飲酒禁止」を検討していることについて、ネットユーザーからは「遅いくらいだと思う」「当然の措置」など賛同の声が。また、「飲酒を禁止しただけでは有効策にならない」「罰則がなければ効き目はない」「渋谷に来るのは地方在住者なので、区外・都外に周知しなければいけない」「取り締まることができるとは思えない」という声もあった。

 一方で、「ストリートの概念がわかってない」「何でも規制すればいいなんてダメ議員ばかり」と反対論者も存在していた。

 反対の声もあるが、ハロウィーン時の渋谷は年々無法地帯化しており、地域住民を守るために規制を加えることは当然だ。そもそも、このようなルールができたのは、これまで再三自制を呼びかけられながら、無視をしたうえ周辺住民に迷惑をかけた参加者の無法行為によるものである。

 今後、飲酒規制条例が「より効果のあるもの」になるよう、検討を進めてもらいたい。

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