search
とじる
トップ > 社会 > 「安倍さんに引導を渡す」小泉進次郎氏 総裁選出馬への“本気”

「安倍さんに引導を渡す」小泉進次郎氏 総裁選出馬への“本気”

pic pic

提供:週刊実話

 自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長が、今秋の総裁選出馬の覚悟を決めたともっぱらだ。最近の金正恩氏に相当刺激を受けているらしい。いよいよ安倍政権倒閣に動き始めた。
 「進次郎氏の動きは、せいぜい勉強会を開く程度までと思っていたが、どうやら違うらしい。本人も言っていたが米朝会談を見ていて、居ても立ってもいられなくなったというのが本音だろう」(自民党ベテラン議員)

 確かに進次郎氏は、すでに今年4月の時点で、経済団体主催の会合に出席した際、北朝鮮の金正恩委員長について「すごく注目している」「同年代の彼が今、世界の地図を動かしている。こういった動きを見ている中で、日本の遅さ、そういったことに危機感を覚える」とまで語っている。
 「さらにここへ来て、米朝首脳会談などでトランプ米大統領との駆け引きのテーブルにつく正恩氏の姿を見るにつけ、焦りを感じているようだ。以前は閣僚も党三役も未経験の中、まだ党内で雑巾がけをしてからと考えていた節があったが、今は違う」(進次郎氏周辺関係者)

 そうした中、進次郎氏の発言内容がますます過激になっている。加計学園の獣医学部新設を巡っては、6月10日、青森県三沢市で講演し、「一つのことに『おかしい』と言えなくなり、黙っていることに慣れてきたら終わりだ」と訴え、真相究明に取り組む姿勢を強調した。
 「加計学園については党内で幕引きを図ろうとしていただけに、かなりの批判が出ているが、一方で内心は疑問を抱いている人が多い。進次郎氏はそうした議員の背中を押す発言を繰り出す一方で、自分にとっての敵、味方を判断しているのではないか」(自民党若手議員)

 さらに反安倍の姿勢は、先頃の新潟県知事選にも表れた。それまで重要な選挙では必ずと言っていいほど“人寄せパンダ”として応援に駆けつけていた進次郎氏だったが、原発再稼働の行方を左右する同知事選で、新潟入りの党の要請に抵抗し続けたという話があるのだ。
 「自公推薦の花角英世氏が野党候補に競り勝ったことであまり目立ちはしなかったが、進次郎氏は結局、最後まで断り続けた。父の小泉純一郎元首相が野党側に立ったためとの話はあるものの、実際は安倍自民と距離を置き、総裁選出馬へ向け身動きを取りやすくすることが目的だったとも言われている」(同)

 進次郎氏の一挙手一投足には全国民が注目している。彼が“次の一手”をどう指すか、自民党執行部も気が気ではない。

社会→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

社会→

もっと見る→

注目タグ