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女子高生アルバイトが死亡した大阪のガールズバー「SORA」元経営者を保護責任者遺棄致死の疑いで再逮捕

 さる2月12日、大阪市中央区東心斎橋のガールズバー「SORA」のアルバイト従業員の女子高生(18)が、接客中に酒を飲み死亡した問題で、大阪府警南署は3月7日、元経営者の阪田淳容疑者(27)を保護責任者遺棄致死の疑いで再逮捕した。

 同容疑者はこれまで、食品衛生法違反(無許可営業)で最初の逮捕。18歳未満の従業員を夜10時以降も働かせたとして、労働基準法違反(年少者の深夜業使用)容疑でも逮捕されており、これで3回目の逮捕となる。

 死亡した女子高生の死因は急性アルコール中毒と判明したが、同容疑者は「たくさん飲んでおらず、死ぬとは思わなかった」などと容疑を否認しているという。

 同署によると、同容疑者は2月12日早朝、この女子高生アルバイトが多量に飲酒し、倒れていることに気付いたのに、病院に搬送するなどせずに放置して死亡させた疑い。

 同店は客に酒をおごってもらえば、時給にプラス、1杯あたり200〜800円の歩合給が上乗せされるシステムになっていた。女子高生は死亡前夜の午後11時頃から勤務して、ウイスキーの水割りを5杯ほど飲み、12日未明、店内の床に寝たが、その後、急性アルコール中毒で昏睡状態に陥ったとみられるという。

 この事件以降も、ガールズバーの摘発が相次いでいる。2月24日には風俗店としての許可を受けずに、男性客の隣に女性従業員を座らせて接客させたとして、風営法違反(無許可営業)の疑いで、「PIPPI」の六本木店と新宿店を一斉摘発。両店の経営者らが逮捕された。同店は「AV女優やグラドルと飲める店」とうたって宣伝していた。

 2月29日には兵庫県神戸市中央区中山手通の「ナイトメモリー」が、「PIPPI」同様に女性従業員を男性客の隣に座らせて接客させるなど、風俗営業をしたとして、風営法違反(無許可営業)の疑いで摘発。経営者と店長が逮捕された。同店は「SORA」と同じように、18歳未満の少女に飲酒をさせて働かせていたという。

 ガールズバーはキャバクラへの規制が強化されたことで、発生した業態。風俗店ではないため、夜10時までなら18歳未満を雇うこともできる。しかし、それが少女の深夜労働や飲酒といった違法行為につながっており、問題の根は深い。今後も同様の事案が発生する可能性があり、早急に法改正を急ぐ必要性があるのではなかろうか。
(蔵元英二)

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