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狩野英孝、会見で騒動を謝罪 “無期限謹慎”も復帰には前向き

 17歳の女子高生との淫行疑惑を報じられたタレントの狩野英孝が21日、都内で会見を開き、騒動に対して改めて「ご迷惑をかけ、お騒がせをし、誠に申し訳ございません」と謝罪。深々と頭を下げた。

 1月20日に発売された写真週刊誌「フライデー」(講談社)でファンの女子高生と半同棲状態であったことをスクープされた狩野。所属事務所であるマセキ芸能社からは、昨年から世間を騒がせていた女性問題なども合わせて考慮した上で、この日改めて、無期限謹慎処分とすることが発表された。

 緊張した面持ちで現れた狩野は、「彼女とは記事にあった通りで、22歳と聞いて知り合いました。その後、友人関係に発展。大人としておつき合いさせていただきました」と切り出し、「記事にあった写真はわたしです。二人で会うこともありました。家に呼んだこともありました。しかし、彼女の口から十代と教えられ、友人関係となることにしました」と騒動について説明。男女の関係には至っていないことも強調した。

 「今回の報道を受けて彼女のお父様とも直接お会いし、謝罪させていただきました」と相手方の家族への謝罪を済ませたことも報告すると、「『今回娘から、年齢を偽って会って申し訳ない』と謝罪の言葉を頂きました。さらにお父様からは『何があってもうちの家族は狩野さんを応援します』とありがたい前向きな言葉を頂きました」と相手方の家族の反応も紹介。

 「恋愛感情はありました」と当初は女性に下心があったことも認めたが、「親や、友達に堂々と彼女だと宣言する前に十代だと知ったのでそこまで(恋愛関係)は至っていません」と交際や半同棲については否定。「しかし、今回の件を含め、今までの件も含め、しばらく謹慎いたします。皆様本当に申し訳ございません」と事務所から突きつけられた無期限の謹慎処分には素直に応じるようすだった。

 女性とは「好きだとか愛しているとかいう言葉はかわしたことはない」と狩野。出会って、何度か会う中で「何か嘘をついていることはないの?」と尋ねると、「実は十代です」とカミングアウトされたといい、「十代と聞いて今後どういうつき合い方がいいか分からなかったけど、友人関係でいましょうと。別れようとかそういう話はしていません」とコメント。「友人関係はこれからも続いていくと思います。今現在も続いています」と話した。

 「謹慎中、しっかりと自分を見つめ直して反省します。期間はわかりませんが、まだ応援してくれる皆様がいるならば、またみんなが笑ってくれるような環境を作っていきたい」と狩野。今後の芸能活動への復帰意欲についても「もちろんあります」と答えていた。

(取材・文:名鹿祥史)

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